音羽山山頂(593m)から大津市街比良山系琵琶湖を望む
ひさしぶりに音羽山に登りました。音羽山は三度目ですが、逢坂山関跡から長くつづく階段をのぼり詰めて山頂をめざすコースは初めて。階段の数は数えなかったですが、途中のベンチ休憩を挟み60分は登りました。山頂の雄大な眺めで昼食をとり、逢坂山分岐にもどる。予定の膳所駅への下りのコースは、先年の台風の影響で下山不可のため、IR大津駅への手さぐりの新コースに変更。反省会は予定とおり膳所駅の王将で盛りあがる。
JR大津駅(9:00)ー長安寺ー逢坂山関跡ー音羽山(12:00)ー逢坂山分岐ーJR大津駅(15:00)ー王将(15:30)
銭湯の名前は小町秋うらら 惟之
運動会の合図の上りし小野小町
秋の朝百体地蔵に日の差して
高枝に木通三つ四つ陽の射して
団栗をポケットに入れ児の土産
天く階段つづく音羽山
落栗はもう殻ばかり獣道
何処までも落葉やさしき山路往く
朴落葉落ちて見上げる五葉の空
蜂の巣に蜂の居らざる日和かな 正岡子規
京津線の上栄町駅近くの小町湯と名のある銭湯。この右の路地をゆく。
長安寺西国三十三所。この階段をのぼり登山口へ。
長安寺の牛塔。重要文化財に指定されている。白洲正子の「近江山河抄」にも登上します。
牛塔の案内版。鎌倉時代初期に造られた日本を代表する石造宝塔と記載されています。
長安寺本堂横の百体地蔵。昭和35年(1960年)に比叡山の麓から集められた地蔵。元亀三年(1572年)比叡山の焼打ちで埋められていた。
蝉丸神社との分岐案内。
東海自然歩道の案内。音羽山まで3.3Km(9:55)
逢坂山関跡看板
逢坂山関跡および逢坂常夜灯跡
一号線出会い。音羽山へは左へ。道路右は逢坂山関跡
いよいよ厳しい音羽山への階段をのぼる(10:30)
階段途中の休憩ベンチ(10:53)
厳しい階段も終わり近い(11:20)
音羽山の山頂(12:08)。山科盆地を手前に東山、京都市街、遠くに愛宕、西山を望む。
朴落葉の道を下山(13:44)
10数メートルの朴の木を見上げ、五葉にひろがる葉っぱを撮る。
冬青(そよぎ)の赤い実が照り映えてきれい。
こんな枯木の根株に出会う。竜の頭を偲ぶような形相。
一号線の歩道の垣根に見た雀蜂の巣。直径は10センチ強。いまは蜂は見なかった。