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水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

ハイビスカス

2015年08月26日 14時44分05秒 | 

  ハイビスカス(仏桑花ぶっそうげ) 24cm×27cm 

ハワイの州花として知られる芙蓉の仲間。日本へは中国を経て渡来し、観賞用として栽培されるようになった。寒さに強い品種は、沖縄などで庭木に植えられる。夏の間、真紅のラッパ形の花を濃い緑の葉先につけるが、しべの長いのが特徴といえる。他にも黄・白色が見られる。 合本 現代日本歳時記 角川春樹編 1998年 より

 屋根ごとに魔除け獅子置き仏桑花   轡田 進

 仏桑花島に四つの真水井戸       斎藤美規

 恍惚と旅の寝不足仏桑花         渡辺千枝子

 

 

 

 

 

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パンジー

2014年10月01日 06時44分13秒 | 

                  パンジー 2F  水彩

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君子蘭

2014年03月24日 12時12分38秒 | 

                                          咲き誇る君子蘭 6F

君子蘭の花は、正月ころに米粒くらいの花芽が分厚い葉の底に見られ、次第に花茎が伸びて2月の初めころにつぼみが開き始める。明るい橙色の花は4月まで咲きつづける。雄しべは花が落ち始めるころに伸びきるが、自然の摂理だろうか。学名はClivia nobilis クリビア ノビリス。 Cliviaは19世紀英国の伯爵夫人を讃えて付けられたそうです。nobilisは「高貴な」という意味があることから日本では「君子」という言葉を当て、葉が蘭に似ていることから「君子蘭」と名付けられた。花言葉は「高貴な」「情け深い」「誠実」など。

  端然 と襟を正して 君子蘭   富安風生

  君子蘭 蟻頭をふりて 頂に   加藤楸邨

  溺愛や 咲いてしまひし 君子蘭  島津 城子

  君子欄 聖火の如く 咲き誇る  惟之

  君子蘭 雄しべ伸ばして 花落ちる 

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シクラメン

2014年01月10日 14時46分15秒 | 

                         シクラメン 6F 

シクラメンはサクラソウ科の球根多年草。花期は秋から春。冬の花として家庭で楽しまれているが、俳句の季語は春。花の形から「篝火草かかりびそう)」の名がある。布施明の「シクラメンのかほり」1975年が歌われたレコード大賞から、40年近くになる。

  シクラメン花のうれひを葉にわかち   久保田万太郎

  恋文は短かきがよしシクラメン      成瀬櫻桃子

  

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くりんそう

2013年07月24日 04時00分19秒 | 

                             九輪草スケッチ 1F

   暑中お見舞い申し上げます。連日、蒸し暑い日が続きますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。こちらは明日からの水彩画展の作品に筆をいれたり、出展の準備をしています。古希入りしてから新しいことが起こりはじめました。4月から50年ぶりにダンス教室に通いはじめ、今月はルンバで汗。 また、自治会の役員が10年ぶりに回って来たり、3人の孫が8月までに生まれる予定などです。さらに、音羽川の上流で九輪草の群生を見て、自然の美しさに感動しました。そして、長年、気がかりだった外装ができ、おんぼろの自宅が甦りました。いよいよ本格的な暑い日が続きます。くれぐれも熱中症や夏風邪などに注意され、ご自愛ください。            2013年 盛夏

  妻に背を押されルンバの汗ぬぐう      惟之

  深山のひと未だ知らぬ花野かな

  外装の屋根は節電ふか緑

  

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菖蒲

2010年05月15日 08時05分45秒 | 
                     菖蒲 2F

 向いの空き地に菖蒲が咲いた。日が暮れてから
5、6本いただいて鉢に活けた。1本の蕾は翌朝
には他の紫に紛れて見事に咲いてしまった。
 菖蒲は花菖蒲や杜若のように優雅で可憐ではないが、
何となく逞しく凛々しい。

菖蒲剪って盗みめくなり夕陽射 石田波卿
業平の男ぶりなり菖蒲かな   赤松柳史
暮れてより白き菖蒲の盛りかな 草間時彦
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冬薔薇

2009年12月29日 18時24分32秒 | 
                         薔薇(造花)

冬薔薇はじめの一ひらほぐれ難し 中嶋秀子
冬ばらの影まで剪りしとは知らず 長谷川秋子
思わずもヒヨコ生まれぬ冬薔薇 河東碧梧桐
いづくより落つる光や冬薔薇 神保作
三角四角幾重にも咲く冬薔薇 中嶋秀子
  
  
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花扶養

2009年10月04日 19時11分38秒 | 
                      花扶養 F4号

 扶養は庭園や花壇によく植えられるアオイ科の落葉低木。主に淡紅色の美しい五弁の花を開くが一日で凋んでしまう。白い花や八重の花もある、朝は白く午後になると淡紅色に、夜は紅色に変わり翌朝になっても凋まない元気な酔扶養という種もある。楚々とした気品と艶やかさを感じさせる。(合本 現代歳時記一部参照)


 松が根になまめきたてる扶養かな  正岡子規
 物陰に扶養は花をしまいたる     高浜虚子
 通学路みんな頬笑む花扶養      惟之    
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向日葵

2009年08月31日 13時08分42秒 | 
                     向日葵 8F

   向日葵に光集まる十三時  足立心太

   向日葵や政権交代確とみる   惟之        
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ポインセチア

2009年01月24日 08時05分48秒 | 
                         ポインセチア 8F 水彩
年末にポインセチア(クリスマスフラワー)をいただき、記念に描いてみた。苞葉の緋紅色がなかなか上手くでていないが、なんとなく妖しいポインセチアのもつ雰囲気は表現できたかな。湖水会の交流会では、葉の光と影を、さらに背景色に工夫をとの注文がつく。

ポインセチア緋色の奥の闇深き 惟之

待ち合わせの刻過ぎておりポインセチア 大森照子
並びいるポインセチアとぶるどっく 田中和子
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