水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

夏に入る

2009年05月31日 18時54分25秒 | 夏の俳句
                   瀬田洗い堰の放水

湖の見ゆ石楠花の道暮なずむ   惟之
咲き初めて未だ紅淡き睡蓮花
薫風や川面を滑る舵手の声
洗い堰全開放の夏に入る
潮満ちて白波走る夏みなと
夏めくや水上派出所屋根光る
次々と堰飛び跳ねる子鮎かな
逆光の乳房の揺れて聖五月
夏めきて赤きドックの古タイヤ

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第61回響高槻句会

2009年05月27日 13時58分01秒 | 句会・吟行
家島・宮港にて

今月の句会は新型インフルエンザのために心太さんの肝いりで初の「通信句会」となりました。今回から裕毅さんが新しく入会され新風を吹き込んでいただきました。特選2名をいきなり獲得され、ほのぼのと心曳かれる素晴らしい句を披露いただきました。以下、2点句以上を掲載します。

13点 言葉にも鮮度ありけり初鰹 よう子
 8点 山百合や心豊かに人ぞ住む 裕毅
 8点 嫁入りの狐の列や桐の花  久子
 5点 若葉風十指もて梳く白き地毛 よう子 
 5点 若鮎の実にがむしゃらに遡る 心太
 5点 馬の仔の足まだ弱く揺れてをり 敬子
 4点 葉桜に空散り散りに紛れけり 心太
 4点 咲初めて未だ紅淡き睡蓮花 惟之
 3点 短夜や新田次郎と山語る  惟之
 2点 陽炎に電車揺れ行く嵯峨野かな 心太
 2点 ポイントに小鮎釣師の竿二十 捨弘
 2点 列島をマスクが被う春の風邪 照子
 お気に入り ほろ苦き思い出もあり子鮎煮る よう子
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赤いドック(家島)

2009年05月23日 09時25分39秒 | 風景
              赤いドック F8(家島真浦港にて)

 家島へは姫路港から高速フェリーで25分。到着した真浦港には漁船がところせましと見られ、採石運搬船が何隻も停泊。ドックも何ヶ所かあった。浮ドックからはクレーンが沢山立ち上り、忙しく上下して活気あふれる港であった。
 「IESHIMADOOK」と描かれた赤いドックが目に入り、描き始めた。手前にあった白い舟はいつの間にか居なくなり、クレーンは上下左右に動いて難しい風景ではあったが、おもしろいポイント。
 突然、岸壁が騒がしくなり、白波が押寄せて来て驚いた。どうやら満潮で入り江の水位が高くなったようだ。
 夜の宴は美味しいお酒と新鮮な魚料理に盛り上がる。
コメント (2)
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竹林

2009年05月17日 11時38分52秒 | 風景
              竹林(びわこ文化公園にて F6)

 竹落葉がふわふわと敷き詰められ、茶色の竹の皮が根本を撒いていたり竹林のスケッチはおもしろい。丁度、描きおえた頃、西日が差し込み影が斜めに入ってきた。歳時記の一句はまさにこの光景でした。

 過ぎてゆく刻の斜めに竹落葉  牧石剛明
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蝮草

2009年05月13日 16時25分18秒 | 夏の俳句
                  蝮ぐさ(比良・大山口にて)
 
  名称のとおり毒があり、食用には不可。大山口から青ガレにはいたるところに
 みられた。

  蝮ぐさ首もたげても若葉かな  惟之
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いわかがみ

2009年05月13日 16時09分30秒 | 夏の俳句
                   可憐な岩鏡(比良・大山口にて)

  初夏の陽や葉を照り返すいわかがみ  惟之
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石楠花の咲く堂満岳

2009年05月13日 15時23分21秒 | 夏の俳句
              金糞峠の石楠花

 5月10日初夏の日差しの中、比良の堂満岳にのぼり石楠花を見てきました。
少しピークを過ぎていましたが、金糞峠から堂満岳には薄桃色の石楠花が見事に咲き誇っていました。山頂は団体であふれていたのには戸惑いました。

コース イン谷口(8;30)→大山口(9;05)→青ガレ(10:15)
→金糞峠(11:00)→堂満岳→ノタノホリ→イン谷口

  湖の見ゆ石楠花の道くれなずむ  惟之
  桂の木ハートの葉色初夏の色
  蝮草首もたげても若葉かな
  
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ワイキキビーチの夕陽

2009年05月12日 15時50分37秒 | 風景
           ワイキキビーチの夕陽 (ハワイ 2008.1)
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牡丹

2009年05月04日 18時53分28秒 | 夏の俳句
                 すないの里の牡丹園にて(大津市大石)

  
 牡丹散ってうちかさなりぬ二三片  蕪村
 白牡丹といふといえども紅ほのか  虚子

 大牡丹一夜の雨に沈みをり     惟之             
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仰木の棚田

2009年05月02日 15時40分54秒 | 風景
                仰木の棚田 F8
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