水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

日吉大社紅葉晴れの吟行

2013年11月22日 05時07分25秒 | 句会・吟行

                            大宮川の紅葉  

  紅葉が美しく映える日吉大社へ吟行してきました。石積み、合掌鳥居、楼門、神輿庫、日吉三橋など見どころはたくさんあって、さすが紅葉の名所といわれる日吉大社でありました。拾穂庵での蜆の釜飯をいただいての句会は9年ぶり。吟行ならではの句が沢山、披講されました。

  比叡山坂本駅10:00→坂本観光会館→御田神社→石積の参道→合掌鳥居11:00→

  大宮橋→西本橋→東本宮→猿岩→二宮橋→大宮川散策→大宮橋→拾穂庵(昼食・句会)→

  京阪坂本駅→比叡山坂本駅17:00         

          境内の木々燃えあがり神の留守  てる子

          水清き日吉三橋照紅葉

          猿石の額に赤き木の葉かな  よう子

          銀秋や石橋に聴く水の音

          神さるのお守り買ひぬ秋の暮  けい子

          橋の下紅葉一枚流れゆく

                  大鳥居潜れば古社の紅葉かな  すてひろ

          花嫁は紅葉の下に来たりけり

          梛(なぎ)の木の苗木並びて冬陽差す  のぶゆき

          逆光のせせらぎを行く落葉

        一の鳥居近くの御田神社の無患子(ムクロジ)

  朝日差す無患子の実は黒かりき   惟之

  参道で声をかけられお土産にさっそく柚子2個買ってしまう

   参道に柚子売る声や日の溜まり   惟之

        石積みの参道。せせらぎが心地いい

 石積へ確と登りし蔦紅葉   惟之

             合掌鳥居(山王鳥居とも)

合掌の鳥居をくぐり照紅葉   てる子

 

            猿回しの声甲高き柿たわわ    惟之

           西本宮の楼門。四隅に木彫の神猿がーー

   楼門の四隅の神猿小守柿   惟之    

           

                        西本宮の神木は桂

              桂の樹 捩れ落葉の積もれけり    惟之 

  桃山時代から江戸時代にかけて行われた七基の神輿が展示。4月に「山王祭」という祭がおこなわれる。

     冬日差しざわめき聞こゆ神輿庫   惟之              

                

                  大宮川と大宮橋

       石橋に歴史の重さ想う秋    よう子

       照り紅葉走り井橋の松のそり    惟之

                    二宮橋と紅葉晴れ  

      そり橋の石の擬宝珠や冬の苔    惟之       

                      猿岩の前で一句

     うずくまる猿岩少し寒げなり    てる子

   

         紅葉の樹の下で記念写真  

     東西の本宮訪ふや小春の日    すてひろ 

     照紅葉鳥居も赤く写真とる     てる子 

 

     

 

 

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第8回青いアトリエ展終える

2013年11月17日 21時40分53秒 | 展覧会

             のどかな刻 6F  中村忠治

 第8回青いアトリエ展はお陰様で無事終えることができました。期間中はあまり天候には恵まれませんでしたが、多くの方々のご高覧を賜り、ありがとうございました。皆様から頂きました貴重な意見、助言を糧に新たな創作活動に励みたいとおもっています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

      グミ  6F  大蔵美耶子

         レトロな駅舎(新八日市駅) F8 長井房枝

            ブライダルメイツ(ハワイ) 8F

 

 

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京都の醤油屋さん

2013年11月17日 20時46分39秒 | 展覧会

                京都の醤油屋さん  6F 大蔵美耶子

 京都千本通りにある醤油屋の老舗松野屋。店先の大きな樽が面白く、格子戸や長い瓦屋根が緻密である。屋号の木公は言われてみて気がついたが、松を縦にしたものと思える。ニュートラルチントとペインズグレーの紫系の配色は作者の独自のもので出品の7作品にみんな見られる落ち着いた雰囲気がある。

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石積み(坂本)

2013年11月16日 19時09分15秒 | 展覧会

                石積み(坂本) 6号 中村忠治

 大津市坂本の日吉大社への参道に見られる石積みの塀をよじ登る蔦紅葉を描かれた意欲的な作品。作者の研ぎ澄まされた美意識が感じられる作品でもある。殆んどの方が静かに魅入っておられた。

 

 

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黄色いバラ

2013年11月14日 20時42分28秒 | 写生会・展覧会

                   黄色バラ  30F  長井房枝

  アトリエ展で一番に目立った作品。大津館のイングリッシュガーデンのバラ。背景の赤白のバラは主役のバラを引き立て、水遣りのホースも絵に動きがうまれているとNKさんからのコメントをいただきました。

 

 

 

 

 

                

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牧場の絆

2013年11月08日 14時10分59秒 | 風景

                    牧場の絆(岐阜県中津川)  6F 

 今回の第8回青いアトリエ水彩画展に出展する25作品の一つ。 恵那山麓のふれあい牧場でのスナップ写真を切り取り作品とした。この黒い毛のかなり大きな仔馬は、いつも赤い毛の母馬のそばを離れず草を食べている。足元には白い花が咲き、遠くには赤い馬舎が見える。梅雨入り前の初夏の雨上がり。背景の恵那山は殆んどガスで靄っている。

    木曽駒の牧場の絆 母子草    惟之

       恵那山の緑雨にけぶる牧場かな

    

    

    

 

 

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