水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

冬薔薇

2009年12月29日 18時24分32秒 | 
                         薔薇(造花)

冬薔薇はじめの一ひらほぐれ難し 中嶋秀子
冬ばらの影まで剪りしとは知らず 長谷川秋子
思わずもヒヨコ生まれぬ冬薔薇 河東碧梧桐
いづくより落つる光や冬薔薇 神保作
三角四角幾重にも咲く冬薔薇 中嶋秀子
  
  
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第68回響高槻句会

2009年12月19日 15時56分33秒 | 句会・吟行
              冬の湖家路を急ぐ家鴨かな(大津港にて) 

日時:平成21年12月17日(木) 13:30-17:30
場所:高槻市立総合交流会館 遊の工房

 師走の午後、ことし最後の句会がいつものように楽しく、にぎやかに開催されました。今月の巻頭句は好調の捨弘さんでした。「星留る」とはすばらしい発見。まるで一枚の切絵のような名句でした。「枯野の臍」も心太さんの充実ぶりを示された一句でした。そして、心太さんは響関門句会の西村さん浦さんと共に今月、響同人に推薦されました。誠におめでとうございます。「出航やデッキに群れる百合鴎」は同人門出の祝いの句とか。句会あと「源八」で忘年会が行われ、盛り上がりのなか、年間の最高得点賞(135点)と最多選賞(77%)の発表があり、抜群の成績のよう子さんが選ばれました。来年もよき年であることを祈り散会しました。
 
 10点句 星留る欅の枝の寒夜かな 捨弘
  8点句 いちめんの枯野の臍となる仏 心太
  6点句 師走くる老いの仕草のゆるゆると ひろよし
      極月や火焔の中に不動尊 惟之
  5点句 見はるかす枯野の果ての伊吹山 照子
  4点句 極月や風に揺らぎしカレンダー 洋子
      吹く風に東奔西走落葉かな ひろよし
      丁稚羊羹蒸して近江の冬ぬくし よう子
  3点句 出航やデッキに群れる百合鴎 惟之
  2点句 蓬莱を探し求めて大枯野 裕毅
      石段の数数えれて七五三 心太
      レジ前の列長くなる師走かな 敬子        
      しぐれ虹四季の橋に人溜り 心太
  1点句 枯野ゆく訓練犬の足疾し 心太
      寄り合いへ足早に行く師走かな 捨弘
      冬ざれや千手観音湖へ向き 惟之 
      白鳥の湖に遊ぶや富士を背に ひろよし
      山裾の枯野広がる富士の山 敬子
      母の忌や姉妹六人冬座敷 久子
      葉の落ちて足元装う銀杏かな 洋子
      色おとし眠る山にも夢ありて 照子
      枯尾花逆光のなか銀となる 敬子
      かいつぶりひょいと首出すえりの前 惟之
      世は移り電飾の街師走かな 久子
      性格は亡母似て思う凍豆腐 よう子
      
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人参の若菜

2009年12月09日 14時39分06秒 | 静物
                    人参の若菜

  水をすこし入れた皿に人参の蔕を上にして置いて日数が経過すると、こんなに

若葉がのびてきました。ちょとしたインテリア? 大根も居るよ。

  冬日あび人参の葉の背い競べ   惟之
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子持ち蟹

2009年12月07日 17時42分05秒 | 静物
                     子持ち蟹 4F


子持がに冬の海をば連れて来ぬ   惟之   


 
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よし笛ロード水郷めぐり

2009年12月05日 14時48分49秒 | 冬の俳句
                  近江八幡よし笛ロード(円山)

 近江八幡駅から長命寺、長命寺港、よし笛ロード水郷めぐり、そして八幡掘へウォークを楽しんできました。
 当初の予定は長命寺、津田山、国民休暇村へのコースを計画していた。しかし、近江八幡駅の観光案内で長命寺港からの沖島ゆきの船が11:25に出港する情報得て、メンバー3人のだれも経験のない沖島へのコースに変更。沖島へゆけるーー。
 808段の石段をのぼり、紅葉の長命寺で2時間調整。これまでここではゆっくりしたことが無く、鐘を撞いたり、湖をみたり、境内の紅葉を楽しんだ。10月末に61年ぶりのご開帳は丁度終えたばかりでご本尊(千手・十一面観音)には面会できず残念であった。山を下り、長命寺港で早めの昼食を摂って、船を待ったが一向にそれらしい船は来ず。どうやら天候の不良か、船頭の気まぐれかついに沖島へはゆけず。観光案内の説明は「うそ」であった。案内書にも明記されているがーー。
 悔やまれたが仕方が無く、円山から八幡掘りのコースに変更して、長命寺川を下った。今朝の新聞に長命寺山を背景にしたこの川の朝の風景写真が掲載されていた。歩いているときは風景にみとれて写真は撮らず。今度はこの絵を描きたい。長命寺山麓の紅葉は見ごたえがあった。八幡山の頂上を右に見て、やがて蘆原の続く円山近くにーーー。ここは、重要文化的景観選定第1号「近江町幡の水郷」で一番人気のあるところ。観光バスが2台停車。枯蘆の穂先が揺れて俳句に詠める風景でもある。水郷めぐりの船場は何箇所かあるが、ここが雰囲気がある。船頭ばかり多くて客のほとんどいない船場もあった。絵の仲間のいるヴォーリス記念病院をすぎてやがて八幡掘りに着く。ここは絵のポイントでも有名である。近江米のポン菓子をひと袋お土産にかって近江八幡駅に向う。駅のベンチで測った万歩計はなんと12345歩であった。思わず記録の写真をとった。こんな偶然はホールインワンみたいなものかもしれない。

八百八段のぼりて望む冬の湖  惟之
冬ざれや千手観音湖へ向き
鐘撞きて置き忘れらる冬の杖
湖荒れて待船は来ず冬の港
無造作に浜で切らるる寒の鮒
枯葦の穂先は揺れて櫓音かな



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奇跡の歩数12345

2009年12月05日 14時48分20秒 | 冬の俳句
           7.9Km12345歩の万歩計(JR近江八幡駅にて)

  枯野ゆく漫歩の歩数12345    惟之
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まるやま水郷めぐり場

2009年12月05日 14時47分31秒 | 風景
                  まるやま水郷めぐり
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ぬいぐるみ

2009年12月01日 15時20分29秒 | 静物
                    ぬいぐるみ F8

 脱デフレ遠くになりて冬篭り  惟之
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