水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

美しい絵画作品集(第2集)

2023年10月18日 13時59分01秒 | その他

         湖面に写る海津大崎の桜(2020.4)

 三浦武弘さんの「私の絵画作品集」の第2集です。作品は2021年の増刷版ですが、いずれも光に満ちた三浦さん独自の筆遣いで、秀作ばかり。あとがきに寄れば「雪の金閣寺」「宝泉寺」の二作は、作者の苦楽の想いに筆を止められ、描き上げられたおりには、「有難く、感謝、感謝の人生で有りました。今後は命ある限り、私の大好きな絵画に挑戦し、続けたい。」と述べられています。ここにその作品集を掲示します。  

 夢に見た青いバラ (2019.8) 

  自宅に咲いたカンナ(2019.11)

 文化会館のしだれ桜 葉 (2020.4)

  文化会館のしだれ桜 (2020.4)

 芽吹きを待つメタセコイア並木 (2019.9)

 晩秋の尾瀬が原と至仏山(2020.4)

 西の湖のヨシ焼 (2020.4)     入選作品

 びわ湖のヨシ焼 (2020.5)

 私だけの滝の白糸  (2020.5)

 満月の夜桜  (2020.8)

   森のひざし (2020.10)   入選作品

  すやすやお休みなさい 2020.2

   いつか見た夕焼と菜の花

  竹林と紅葉の宝泉院 大津市美術展覧会 入選  (2020.4)

 満月に輝く雪の金閣寺 (2020.10)

 びわ湖にうろこ雲  (2021.7)

   怒り(薬師寺の仁王像) 草津美術展 入選(2021.9)

 湖北の夕焼け (2021,10)

  小川村の秋景はメルヘンチック 滋賀県美術展覧会 出展 (2021.11)

  迸る湖辺の桜よわが心   惟之  

  夢に見た青きバラとはピカソかな 

        カンナ炎ゆ熱き絵ごころ赤黄桃

  糸桜静かに揺れて子らの声

  芽吹き待つメタセコイアや比良比叡

  晩秋の尾瀬ヶ原なり至仏山

  蒲生野の野焼なりけり比良比叡

  白糸の滝のしぶきや曽我兄弟

  白樺と菜の花よぎり蓼科へ

  満開の桜月夜となりにけり

  緑なす森の日差しや夢うつつ

  夢うつつ愛猫眠る春の昼

  夕焼の空へ映りし大菜畑

  大原や紅葉麗し宝泉院

  満月に耀ふ雪の金閣寺

  うろこ雲広ごる湖や比良比叡

  炎暑かな阿形の口の大きかり

  夕焼に染まりし湖や竹生島

  小川村のメルヘンチック秋の景  

                           以上

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

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美しい絵画作品集(第1集)

2023年10月18日 13時57分24秒 | その他

            雨晴海岸に春が来た  (2019.5)

 友人の三浦武弘さんが絵画作品集を発行された。 ご本人の了解を得て、ここに紹介します。 「私の絵画作品集」として令和元年に第1集を創刊。 最初の16ページには絵の勉強にと色鉛筆から始められた2011年からの作品100点ばかりを紹介。 次いで2016年からの水彩画で展覧会に応募されるまでの作品46点。 この中に湖水会展に出展された懐かしい作品もあります。 「色の出し方が個性的で特徴があるといわれますが、私にはわかりません」とコメントされています。 2017年からのページは水墨画もあり、一段と個性的な素晴らしい作品32点。 そして、2019年からの展示会応募作品11点が紹介されています。 ここでは作品集の一部を掲載します。

「私に絵画の楽しみを与え、教えてくれた方々と、私をささえ、はげまし、多くの楽しい時間をくださった友人、家族、社員の皆さんに感謝をこめて・・・」序文より 

 靹の裏 (2015.7)

  小岩井農場の一本桜(2015.6)

  菜の花の咲く法隆寺 (2016.7)

  春の桃畑 (2015.6)

  春の大山 作風を変える (2015.8)

  自宅のカサブランカ (2015.9)

 冬の伊吹山(2015.12)

 雪の白川郷  (2015.12)

   春の磐梯山 (2016.1)

  愛犬豆助(2016.2)

 二匹の子猫(2016.2)

 荒れる東尋坊 (2018.3)

  眠る柴犬豆助(2016.3)

  上高地の絶景(2016.5)

  雄大な千枚田 (2016.4)

 流れ橋(2016.9)

 明神池への山道 (2018.3)

 幼き頃見た風景  (2018.5)

   叉平桜のしだれ桜  (2017.4)

  駒ヶ岳の雪景と桜 (2017.4)

  4色のボケの生け花(2018.12)

 絶景の百合園(2017.9)

 沖縄のハイビスカス(2017.6)

  白髭神社の日の出(2017.10)

 富士山(2017.10)

  堤防に立つ若者(2017.10)

 残雪の白馬連山(2017.11)

 アスパラとバラと赤い実 (2018.4)

  秋の乗鞍高原 まいめ池 (2018.5)

思い出 (2018.7月号)

     日の出の橋杭岩 (2018.9)

  立夏の白馬連山  (2019.4)

  びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル) (2019.5)

   色と光と音のSymphony (2019.5)

    初夏の針江、えり湖岸  (2019.5)

  平成最後の成人の日の風景 (2019.1)

  大津市松ヶ丘公園の菖蒲池  (2019.10)

  田上のたんぼ  (2020.5)

 小岩井の一本桜すがすがし     惟之

 菜の花や鐘鳴り渡る法隆寺

 幾重にも青い山あり桃畑

 父祖の地の伯耆大山さくら咲く

 氷柱垂る雪の白川郷寒し

 豆助も子猫もゐたり秋うらら

 槍ヶ岳登り懐かし上高地

 叉平のしだるる桜瀧ざくら

 秋彼岸湖の鳥居に日が昇る

 黄金満つ富士の麓や鶴わたる

 秋浅き橋杭岩の日の出かな

 蒼天や白馬連山夏に入る    

 田上の空ひろびろと植田かな

                            以上

 

   

        

 

  

                  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

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謹賀新年2020(令和初日の出)

2019年12月31日 19時52分01秒 | その他

         湖南アルプスの令和初日の出(2020.1.1 AM 7:26 )

    新年あけましておめだとうございます。

 災害のない安らかでよい年になりますよう祈ります。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    黄金差す令和の初日祈りけり   惟之

    裏山に母子も登り初日の出

    山仲間初日出れば第九かな

    寒風に言葉交わして顔合わす     

 日の出20分前の大戸川と湖南アルプス

 瀬田丘陵からの比叡山。右の中央は琵琶湖。左の中央は瀬田川

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もりやま芦刈園のあじさい

2019年06月21日 20時27分32秒 | その他

                              もりやま芦刈園(守山市杉江町)

紫陽花が満開に咲き誇ったもりやま芦刈園に行ってきました。園内の紫陽花は西洋あじさいが50種、5000本、日本あじさいが50種、5000本が植栽されているといわれています。初めての芦刈園でしたが、また、訪れてみたい。

  梅雨晴間メロン街道ひたすらに   惟之

  あじさいのその名も踊るダンスパーティー

  花火なる紫陽花きらりきらりかな

  甘酒も売られてゐたり芦刈園

  葭切のさざなみ街道比叡のぞむ

  二輪漕ぐさざなみ街道行々子

  賑やかに湖辺の街道行々子

  

 公益法人守山市シルバー人材センターもりやま芦刈園入口   

        

  

 花火といわれる品種 花柄が長く、花火を打ち上げてよう

 城ケ崎 静岡県東伊豆城ケ埼付近で発見

 

 

 純白大輪

  ダンスパーティー  花弁が細く、花が躍るように咲く

 なんとまあこんな紫陽花名を知らず

  

 アメリカで発見された拍葉八重

  比叡山をのぞむ

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源内峠製鉄遺跡

2019年01月23日 15時59分29秒 | その他

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          源内峠製鉄遺跡の復元の4号炉と1号炉(大津市瀬田南大菅町)

 大津市瀬田丘陵の中央付近にある源内峠製鉄遺跡に行ってきました。身近な瀬田丘陵にこのような大津宮からの国家的な製鉄遺跡があったことに驚きました。40年ほどまえ地元の小学生が見つけた鉄滓石が遺跡の発見につながったようです。

源内峠製鉄遺跡は出土土器の年代から大津宮の造営や続く藤原京、平城京の造営と密接な関係があるといわれています。瀬田丘陵の近くには鉄鉱石の鉱床があり、製鉄に不可欠な燃料となる森林資源も豊富。また、瀬田川を使った水運により、たやすく製品を運ぶことができました。製鉄炉の周辺で5tを超える鉄滓が確認され、この地域で国家的な規模の鉄生産が行われていました。

   石居橋ー芝原町ー波穂神社ー源内峠ー製鉄遺跡ー源内峠ー波穂神社ー石居橋

  春浅き製鉄遺跡の鉄滓

 

石居橋から大戸川の上流と湖南アルプスを望む

竹林を芝原町へ

 上田上芝原町の家並み

波穂神社まえ

神社近くに駐輪

 

 獣道をゆく

 

 

 源内道案内 瀬田丘陵の中では残された数少ない歴史的遺産の一つで、源内峠は信楽と大津、京都を結ぶ唯一の重要な道路でした。飛鳥、平安初期まで、この源内峠付近で製鉄遺跡があり、平成17年に国の史跡指定となりました。

1号製鉄炉の復元炉

 燃え上がる炉内と流出滓(手前)

 鉱山房小屋

 小屋に展示された製鉄炉の復元作業の写真

  復元写真2

 波穂神社拝殿

 大戸川と湖南アルプス

 

 

 

 

 

 

 

 

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謹賀新年2019

2019年01月02日 11時58分15秒 | その他

 

                         伏見稲荷大社(2018.12.27)

      新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 ブログ「水彩画と俳句の世界」は65歳からはじめて10年間つづけることができました。思いがけなくも長くつづいていますが、多くの皆様の励ましがあって、続けられてきました。80歳のブロガーを目指して挑戦を続けます。応援をよろしくお願いいたします。

  そそり立つ賀正の幟はためきぬ  惟之

  赤々と千本鳥居の淑気かな

  継続は力なりけり餅を焼く   

 

 

 

    

  

 

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梅宮大社の紫陽花

2017年07月18日 09時53分00秒 | その他

 

       梅宮大社の庭園(京都市右京区梅津)2017.7.1

紫陽花を期待して梅宮大社にいってきました。酒の神、安産の神として、そして近世では産土神と信仰を集める。本殿には嵯峨天皇、仁明天皇、壇林皇后など4座が祀らています。炎天下の回遊式庭園は錦鯉が群れていましたが、紫陽花は花時を終えていました。満開を思い浮かべながら、パチリパチリ。帰りは祇園囃子の賑やかな寺町通りのギャラリーに寄ってきました。

 額の花病に隠るることなかれ  石田波郷

 人生に前篇後編額の花     和田吾朗

 額の花下山の靴の紐締むる   金田野歩女

 あぢさゐや愛していると立ちし人  惟之 

 

桂川のほとり。右は愛宕山、左は嵐山、真ん中は小倉山。梅宮大社へはJR嵯峨嵐山駅より1時間かかって歩きました。

コンコンチキチンコンチキチン祇園囃子がはじまった寺町通りの商店街

 

 

 

 

 

 

   

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脳梗塞顛末記

2017年03月13日 06時08分04秒 | その他

 梅満開の北野天満宮(2017年3月12日)       

 1月20日(金)の大寒の日。不覚にも脳梗塞に襲われました。唐橋ちかくの瀬田川沿いを自転車で湖水会水彩画展へ行く途中でした。ハンドルを握る右手首に力が入らない。しかし、そのまま会場へーー。会場に着いて、自転車の鍵がうまくかからず、サインが書けない。体調の不調を仲間に告げて自転車で帰宅。S医大に着いたのは午後1時。救急で診察をうけたが、自覚症状は右手の指先の痺れのみで麻痺は治まっていました。そして、心電図、CTにも異常が見られませんでした。救急医から「今度、同じような症状が出たら119番ですよ。」と何度も云われ帰宅。その日はその後、指先の痺れも治まっていました。翌21日(土)は水彩展の最終日でSさんと当番にあたっていました。やがて9時前にSさんも来場して、当番をしながら昨日のことを会話(Sさんは心筋梗塞既往者)。しかし、しばらくして、指先が痺れ、眼前がもやもやとなり、呂律がおかしくなりはじめました。仲間は大変心配してくれたが、119番することなく、自転車で帰宅。夕食後、右指先痺れ。

 1月23日(月)S医大の神経内科に受診。症状の経過を説明。1月20日朝、左目の左目尻1/3に緑色の視野欠如。30分程で消え。10時ごろ自宅をでてから今日までの顛末を報告。

 診察と検査の内容は、直線歩行、手足屈伸、指の屈伸、前腕の内転・外転、握力検査、目を閉じての腕伸ばし(左右)、血液検査、心電図、MRI検査など。心電図、血液検査も異常なし。MRI検査で脳中央部に小さな白い斑点がみられ、梗塞跡らしい。「小さな梗塞であったのは、幸運でしたね。」とのコメントでした。投薬は朝食後のバイアスピリン一日一錠。その後の診察は週一回から今は月1回に受診。

 2月21日(火)俳句の句会の最中に突然に強い動悸と眩暈かおこり、救急車で山科のO病院に運ばれました。脳梗塞の再発かと覚悟しました。句会は中断され、皆さん大変ご迷惑をおかけしました。

  大寒に忽と垂れけり右手首   惟之

  右の手の痺れは癒えてしずり雪

  右の手の握力もどり春立てり

  冴え返る句会の最中119 

  

 

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2017年謹賀新年

2017年01月01日 09時41分26秒 | その他

         タグボート(部分) 大津港にて  水彩 50号
 
 昨年は多くの方々にご訪問いただきありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
 
   タブボート四隅繋がれ年明ける   惟之
 
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第33回公募京都水彩展ご案内

2016年02月27日 19時23分21秒 | その他

   

 第33回公募京都水彩展が下記のとおり開催されますのでご高覧いただきたくご案内いたします。

  日時:2016年3月8日(火)~3月13日(日)

      午前9:00~午後5:00 最終日は午後4:00まで

  場所:京都市美術館 201号室~206号室

 

  

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