7月8日(木)
8:00朝食9:00発ーリエンツLienz(買物)11:00ー11:35イタリア国境
ドロミテ入口のサン・カンディットSan Candido 11:45ーパッソ・アントニー12:30
ミズリーナ湖13:30-オーロンソ小屋14:00-ロカッテリー小屋16:30(走行距離155Km)
ハイリゲンブルートのホテルの部屋からグロスグロックナーが見える。真っ青な空に白い雪山が突き出しているのが夜空になってもくっきりと浮かび上がっていた。傍らの金星も我らを祝福いているようだ。
朝早起きして教会と山を撮ろうと思ったのにホテル玄関のドアが開かない。開いたのは従業員が働き始めた6時半になってから、リゾートの朝は遅いのかな。食事を済ませ出発する、今日はロカッテリー小屋までの予定。グロスグロッグナーの写真もたっぷり撮ったし満足してお別れできる。
リエンツで買い物をする。途中美しい景色に出会ったら車窓観光だけでなく写真撮影下車をする。昨年取り損ねた山を撮ることができた。これぞドロミテだという姿の山も出てきて気持が高ぶる。ビールも買ったし軽食も準備した、あとは進むだけ。
今年はドライチンネンのある山群をドビアンコの手前サン・カンディッドから入る。前方にも横にも突き立った岩山の山群が出てきた。たぶんトレチメはあの辺りだろう、と予想するのも楽しい。
コルチナ・ダンベッツオを通らずミズリーナ湖へ向かう、正面に大きな岩山が見える、きっとあれがトレチメだ。いよいよオーロンソ小屋への登りが始まる。昨年ギヤチェンジで苦労したところだ、エンストも何回かした。ローギヤ―だけで上った記憶がある。
今年は不思議なことにセカンドギヤ―も使ったし、ほんの少々だがサードにも入れた。車が違うからなのか、腕前が上がったのか。
オーロンソ小屋でロカッテリ小屋の予約を頼んだが電話がつながらない。予約なしで行くかどうか暫し考えた。満室ならラバレド小屋まで引き返す、そこもダメならオーロンソ小屋まで戻ることにする。その場合オーロンソ小屋は今現在は空き部屋があるが満室にならないという保証はない。考えた結果ロカッテリー小屋に泊まれるだろうと何の保証もないのに出発した。この時間なら往復4時間として最悪の場合でも対処できるだろうと。車もあるので麓へ下りれば宿は見つかるだろう。
今回の旅で歩くのは初めてだが快調に進む。ラヴァレド尾根まで50分、今年は雪が残っている。ロカッテリー小屋が見えそこに至るルートがトラバース気味にあることに気付いた。ノーマルルートより上り下りが少ないので楽だろうとそのルートで行く。結果的に時間の節約にならず疲れる道であった。初めて歩くルートなのと高いところに取りけられているルートなので眺めが良いのが取り得か。
ロカッテリ小屋に着くと相部屋なら空いているというので安心する。二段ベッドで12人の屋根裏部屋だ。リュックを置いてトレチメが暮れていく様を堪能した。
夕食の部屋を間違え、席を間違え三回目に所定の席に着く。メニューの話をしているが全く意味が分からない。困っているとニッポン人従業員に代わった。感じのよい若い女性である、「どうしてここに居るのですか?」と問うと”それに答えるにはキリンの一番搾りか越の寒梅が必要だ”とのことであった。
ロカッテリー小屋で泊まる予定の方はどちらかを持参してお土産にすると喜ばれることでしょう。ただし忙しく働いているのでゆっくり言葉を交わす時間は無いでしょう。(笑)
食事は三種類の中から選ぶのでスープは彼女のお勧めのキノコスープにし、メインはサンにんバラバラに頼み味比べをした。こと食事に関しては昨年泊まったオーロンソ小屋とは比較にならないほど良い。予約すれば良い部屋が確保できるだろうから、眺める景色に食事、それにトレチメ一周するなら二日間に分けて歩くことになるので健脚でなくても楽に一周できる。良いこと尽くめの小屋です。
ただし本格的な山小屋なので有料シャワーも無いことは覚悟してください。
昨日から天気に恵まれて雲ひとつないドロミテの山々は良かった。
写真はハイリゲンブルートから見えるグロスグロックナー山です。
8:00朝食9:00発ーリエンツLienz(買物)11:00ー11:35イタリア国境
ドロミテ入口のサン・カンディットSan Candido 11:45ーパッソ・アントニー12:30
ミズリーナ湖13:30-オーロンソ小屋14:00-ロカッテリー小屋16:30(走行距離155Km)
ハイリゲンブルートのホテルの部屋からグロスグロックナーが見える。真っ青な空に白い雪山が突き出しているのが夜空になってもくっきりと浮かび上がっていた。傍らの金星も我らを祝福いているようだ。
朝早起きして教会と山を撮ろうと思ったのにホテル玄関のドアが開かない。開いたのは従業員が働き始めた6時半になってから、リゾートの朝は遅いのかな。食事を済ませ出発する、今日はロカッテリー小屋までの予定。グロスグロッグナーの写真もたっぷり撮ったし満足してお別れできる。
リエンツで買い物をする。途中美しい景色に出会ったら車窓観光だけでなく写真撮影下車をする。昨年取り損ねた山を撮ることができた。これぞドロミテだという姿の山も出てきて気持が高ぶる。ビールも買ったし軽食も準備した、あとは進むだけ。
今年はドライチンネンのある山群をドビアンコの手前サン・カンディッドから入る。前方にも横にも突き立った岩山の山群が出てきた。たぶんトレチメはあの辺りだろう、と予想するのも楽しい。
コルチナ・ダンベッツオを通らずミズリーナ湖へ向かう、正面に大きな岩山が見える、きっとあれがトレチメだ。いよいよオーロンソ小屋への登りが始まる。昨年ギヤチェンジで苦労したところだ、エンストも何回かした。ローギヤ―だけで上った記憶がある。
今年は不思議なことにセカンドギヤ―も使ったし、ほんの少々だがサードにも入れた。車が違うからなのか、腕前が上がったのか。
オーロンソ小屋でロカッテリ小屋の予約を頼んだが電話がつながらない。予約なしで行くかどうか暫し考えた。満室ならラバレド小屋まで引き返す、そこもダメならオーロンソ小屋まで戻ることにする。その場合オーロンソ小屋は今現在は空き部屋があるが満室にならないという保証はない。考えた結果ロカッテリー小屋に泊まれるだろうと何の保証もないのに出発した。この時間なら往復4時間として最悪の場合でも対処できるだろうと。車もあるので麓へ下りれば宿は見つかるだろう。
今回の旅で歩くのは初めてだが快調に進む。ラヴァレド尾根まで50分、今年は雪が残っている。ロカッテリー小屋が見えそこに至るルートがトラバース気味にあることに気付いた。ノーマルルートより上り下りが少ないので楽だろうとそのルートで行く。結果的に時間の節約にならず疲れる道であった。初めて歩くルートなのと高いところに取りけられているルートなので眺めが良いのが取り得か。
ロカッテリ小屋に着くと相部屋なら空いているというので安心する。二段ベッドで12人の屋根裏部屋だ。リュックを置いてトレチメが暮れていく様を堪能した。
夕食の部屋を間違え、席を間違え三回目に所定の席に着く。メニューの話をしているが全く意味が分からない。困っているとニッポン人従業員に代わった。感じのよい若い女性である、「どうしてここに居るのですか?」と問うと”それに答えるにはキリンの一番搾りか越の寒梅が必要だ”とのことであった。
ロカッテリー小屋で泊まる予定の方はどちらかを持参してお土産にすると喜ばれることでしょう。ただし忙しく働いているのでゆっくり言葉を交わす時間は無いでしょう。(笑)
食事は三種類の中から選ぶのでスープは彼女のお勧めのキノコスープにし、メインはサンにんバラバラに頼み味比べをした。こと食事に関しては昨年泊まったオーロンソ小屋とは比較にならないほど良い。予約すれば良い部屋が確保できるだろうから、眺める景色に食事、それにトレチメ一周するなら二日間に分けて歩くことになるので健脚でなくても楽に一周できる。良いこと尽くめの小屋です。
ただし本格的な山小屋なので有料シャワーも無いことは覚悟してください。
昨日から天気に恵まれて雲ひとつないドロミテの山々は良かった。
写真はハイリゲンブルートから見えるグロスグロックナー山です。