どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ひと区切り

2009年09月05日 07時03分41秒 | 旅への想い
 チロルからシャモニまで、その途中にドロミテとスイスをまわった旅を終えたのが7週間も前の7月中旬。それからメモ書きから日程・行動を思い出し整理した。この記録起こしも尻切れトンボになってしまったが一応終わる。

 計画段階から先日まで4ヶ月間も楽しめた。帰ってからも虚脱感どころか旅先でのことを思い出して心ウキウキ状態だった。炎天下をバイクで走るときでも頭の中では熱風よりも山の冷たい風を感じていた。良い旅だった。
あの旅でのイチバンの収穫はドロミテに接したことである。そこをレンタカーで回ったのも良い経験になった。歩き方のバリエーションが増えた、これまで鉄道移動を主に考えていたけど車のほうが小回り大回り臨機応変に対応できるのに気づいた。これは大きかった。

写真はエギュー・ド・ミディのブロッケンです。
次の計画はブこのロッケンのように現れるか、時とともに消えてしまうのか。

 さてもう9月になった、本来ならホンライなら明日から中国は西安での語学研修に名を借りた旅に出発だったのに。それが新型インフルエンザの影響で中止になってしまった。中国政府の過剰反応だと思うも此方からは如何ともし難く、ただただ嘆くのみ。

 さて、ここでただ手をこまねいているだけなのか。スイスへ行く前に中止が決まったのだが、その頃はまずスイスのことが頭にあるので”しょうがないか”程度で済ませていた。予定されていた出発日が近づくにつれて、世が世なら、ホンライなら、明日出発だったのにという想いが募ってくる。死んだ子の年を数えるという言葉があるけど、今将にその状態だ。

 語学へ4週間程度の授業ではほんのチョットしか伸びないことは充分承知している、しかしもう一つの目的、中国を楽しむことは大いにできる。それが水の泡になるとは・・
しかしここで踏ん張るのがワタシです。語学研修がダメなら実地研修という手もあるとボヤ~ッと考えるようになった。「梅里雪山」雪に覆われた山の姿がちらついてきた。実現するかどうかは横に置いといて調べ始めよう。

 これまでなら行こうと思ったら大概行けた。しかしこのところ97歳になるオフクロの調子がおかしい、スイスに行った時は独りで留守番してもらったけど、今の様子では無理だろう。
でも計画を練るだけでも楽しい時が過ごせるので、机上の空論で終わるにしても立ててみようか。

ひと区切り、ということで完結させようと書き始めたけどエンドレスになってしまった。