今日は友人の誘いで、Sさん宅で行われたサロンに参加してきました。
これまでは、ピアノを中心とした音楽サロンだったのですが、
今日のはちょっと毛色の違うミニ講演会みたいなのでした。
東大工学部の先生をしていらっしゃる大内一之さんのお話で、
「海の恵みふたたび・・海の恵みを活かすために、ウィンドチャレンジャー計画と海のエクメーネ計画」
という長いタイトルですが、簡単に言うと、再生可能エネルギーの話です。
「ウィンドチャレンジャー計画」というのは、
船の推進力として新しい形の帆船を作る計画のこと。
(帆船というのは、帆に横から風が当たるときに推進力が増すということを知りました)
「海のエクメーネ計画」というのは、
海の深層水を活用して、海洋温度差発電をしたり(深海の温度は大体5度なので、海水面との温度差で発電ができる)
海水を淡水化して飲み水を作ったり、海水からリチウムを取り出したり、
深海のプランクトンを利用して漁場を作ったり・・
というふうに、電気の来ない孤島でも豊かに暮らせる画期的なアイデア満載のお話でした。
それどころか、
現在、沖縄の久米島で、実験的に深層水を利用した温度差発電の取り組みを始めていて、
いずれは、北海道の昆布を沖縄で取れるようにするのだとか。
そして、ゆくゆくは、太平洋の南の島々の人たちと一緒に、
南の島で豊かに暮らしていけるようにしたい、とも話しておられました。
日本の未来も捨てたもんじゃないかもしれないと思えてきました。
しかもしかも、大内さんはジャズピアノの演奏までされちゃって、
天は二物を与えず、というのは絶対嘘だよなあと、こういう方に出会うたびに思います。
終わってから、大内さんを交えて数人で喫茶店に寄ったのですが、
もっぱら高校時代の話で盛り上がりました。
(高校の同窓生ばかりだったので)
私たちが高校を卒業してから、早半世紀がたとうとしていますが、
集まると、いつのまにかあの頃に立ち返ってしまう、というのはつくづく不思議です。
私の祖母も100歳を超えてからは、孫の顔を忘れても、
女学校時代の友人の名前はしっかり覚えていました。
青春時代って大事だったんだなあと、年を重ねる毎に思います。
さて、次回はどんな天才たちに出会えるでしょうか・・・
楽しみ~
これまでは、ピアノを中心とした音楽サロンだったのですが、
今日のはちょっと毛色の違うミニ講演会みたいなのでした。
東大工学部の先生をしていらっしゃる大内一之さんのお話で、
「海の恵みふたたび・・海の恵みを活かすために、ウィンドチャレンジャー計画と海のエクメーネ計画」
という長いタイトルですが、簡単に言うと、再生可能エネルギーの話です。
「ウィンドチャレンジャー計画」というのは、
船の推進力として新しい形の帆船を作る計画のこと。
(帆船というのは、帆に横から風が当たるときに推進力が増すということを知りました)
「海のエクメーネ計画」というのは、
海の深層水を活用して、海洋温度差発電をしたり(深海の温度は大体5度なので、海水面との温度差で発電ができる)
海水を淡水化して飲み水を作ったり、海水からリチウムを取り出したり、
深海のプランクトンを利用して漁場を作ったり・・
というふうに、電気の来ない孤島でも豊かに暮らせる画期的なアイデア満載のお話でした。
それどころか、
現在、沖縄の久米島で、実験的に深層水を利用した温度差発電の取り組みを始めていて、
いずれは、北海道の昆布を沖縄で取れるようにするのだとか。
そして、ゆくゆくは、太平洋の南の島々の人たちと一緒に、
南の島で豊かに暮らしていけるようにしたい、とも話しておられました。
日本の未来も捨てたもんじゃないかもしれないと思えてきました。
しかもしかも、大内さんはジャズピアノの演奏までされちゃって、
天は二物を与えず、というのは絶対嘘だよなあと、こういう方に出会うたびに思います。
終わってから、大内さんを交えて数人で喫茶店に寄ったのですが、
もっぱら高校時代の話で盛り上がりました。
(高校の同窓生ばかりだったので)
私たちが高校を卒業してから、早半世紀がたとうとしていますが、
集まると、いつのまにかあの頃に立ち返ってしまう、というのはつくづく不思議です。
私の祖母も100歳を超えてからは、孫の顔を忘れても、
女学校時代の友人の名前はしっかり覚えていました。
青春時代って大事だったんだなあと、年を重ねる毎に思います。
さて、次回はどんな天才たちに出会えるでしょうか・・・
楽しみ~