ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

しばらくお休みします

2016-05-11 20:22:45 | 日記
ここんところ忙しい毎日が続いておりまして、ブログを更新する暇がありませんでした。
でも、考えてみたら、毎日10人来訪者があればいい方なんですね。
(たぶん全員私の知り合い)
読者数も全然増えていないし。
これ以上時間を割いてもなあ・・
ということで、ちょっとお休みしたいと思います。

楽しみにしていてくださった皆さん(がもしいればの話ですが)
大変申し訳ありません。
もう少しバージョンアップして再開するつもりなので、
楽しみにお待ちくださいませ。

次回お目にかかるときは
写真も大きなのを載せることにしますね。
なので、待っててね~

もしも、万が一、私のリア友でない方がいらしたら、
コメント残しておいてくださると大変うれしいのですが、
でも、何も残ってないとがっかりするだろうなとも思うし、
ああ、どっちがいいのか、自分でもわかりません。
なので、どっちでもいいです。

それじゃみなさん、
どうか、お元気で。
またね。
(すぐに戻ってきたりして・・)

クリ
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年だからとあきらめるのはやめよう

2016-05-06 18:59:00 | 日記
今月、私はまた一つ年を取ります。
こんな年まで生きるとは。我ながら信じらんないです。
20歳の頃、30代の人ですら年寄りに見えました。
60歳なんて、もう生きてる必要ないじゃん、とも思っていました。
でも、まだ生きてるんだよね。
そして、中身はほとんど20歳の頃と変わらない!
見た目はかなり劣化してるけど、感性は同じなのですね。
ただ、人生を歩んできた分、少し利口になり、少し知恵もつき、少し世間もわかってきました。

でもね、くどいようだけど、中身は一緒なのです。
人間は年を取らない。
それが私の実感です。
そう、年なんて取らないのです。

ロバート・マキャモンの「少年時代」にたしかこんな言葉がありました(うろ覚えですが)

「誰も大人にならない・・」

12歳の多感な少年が遭遇した殺人事件やファンタジックな物語。
魔女なんかも出てきたりして、ノスタルジーに満ちていて、すごく面白かった。
スティーブン・キング好きの私としても、再読したい小説の一つです。

それはさておき、
誰も大人にならない・・
というのは、ある意味そうだと思います。
三つ子の魂百まで・・と日本の諺ではいいますが(ちょっと違うか)。

外国人に日本語を教えていていいなと思うのは、
英語には年齢差別がほとんどない、ということ。
6歳の少女も、私のことをファーストネームで呼び、YOUで話しかけてきます。
25歳の青年とも対等に話ができます。
年上だからといって、敬遠されたりすることもありません。
意見を言うときは平等です。
それって、すっごく精神的に楽。
そして、たとえ70歳だろうが80歳だろうが、遠慮する必要は全くない。
若い人たちと対等に話ができる。
こんなに素敵なことはありません!
日本じゃちょっと考えられない。

もちろん年上を敬うことの良さもあります。
でも、敬われているうちに、なんだかひどく年取ったような、敬遠されているような、仲間はずれにされているような、妙な気分に陥ることがありますが、
英語だと、そんなことを気にする必要なく、話の中身に集中できるのです。

私の英語はまだまだですが、
それでも、
英語ができるといろんな国の人たちと話ができて
それは楽しく面白いです。
コミュニケーションの手段として、英語は世界じゅうで通用する言語になりつつあります。
なので、私はもっと英語をブラッシュアップせねば。

年取ってる暇なんてないのです。
年がいもなく、若い人たちと一緒に騒いだりしてます。
ひょっとすると、年寄りのくせにと思われてるかもしれません。
でも、それでもいいじゃん。
引っ込み思案になる必要なんてないのです。
私自身が楽しければ。

最近、同世代の友人たちが口をそろえて、
「もう年だし・・」「年だからムリよ・・」「もう婆さんなんだから」
というのを聞いて、
自分から年寄りだと言うのはやめよう!
年齢を言い訳にするのはやめよう!
といいたくて書きました。

私たちには、
まだやることがたくさんあるのです。
年のせいであきらめるのはやめよう。
最後までしぶとく生き続けよう!
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レヴェナント 蘇えりし者

2016-05-04 16:11:13 | 映画
「レヴェナント 蘇えりし者」
久しぶりに映画館で見てきました。
この映画はとにかく劇場で見てほしい作品です。
映画の醍醐味をとことん味わわせてくれます。
映画を見たというより体験したという感じ。ほとんどアトラクションに近いかもしれない。

何しろ、自然が美しい、そしてすさまじい。
ただ一面の雪の原、凍り付いた大地、川、雪崩。
その中で繰り広げられる人間たちの死闘。

話はシンプルです。
息子を殺された父親の復讐劇。それに尽きます。
父親(グラス)を演じるのは、今回初めてアカデミー賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ。
そして仇討ちの相手フィッツジェラルドを演じるのがトム・ハーディ。
映画自体もアカデミー賞を受賞したので、
ストーリーその他はいろんなサイトで紹介されていますね。

何よりすごいのは、これが実話に基づく映画だということ。
19世紀初頭のアメリカの西部開拓時代。
バッファローの毛皮を商売にする白人たちとインディアンたちの話。
主人公のグラス(ディカプリオ)は白人ですが、インディアンの妻と息子と一緒にインディアン居留地で暮らしていました。
ところが、白人に襲撃され、妻を殺害され、息子と二人で逃げのびます。
そして、毛皮商人の一行の道案内に雇われるのですが、その中の一人フィッツジェラルドに息子を殺されてしまうのです。

しかも、彼は野生のグリズリーとの格闘で瀕死の怪我を負い、ほとんど死にかけています。
けれども息子の殺害を目の当たりにして、グラスは瀕死の状態から自力で蘇えり、フィッツジェラルドを追うわけです。
過酷な自然が彼に追い打ちをかけます。
散々な目にあいながらも、彼は決してあきらめず、どこまでも仇を追い続けます。
120キロもの道のりを、たった一人で。

この物語は、聖書のヨブ記を思い起こさせます。
過酷な自然は、厳しい神を連想させます。
何という試練を神は人間に与えるのだろうか。

寒さ、熊との死闘、いつ襲い掛かってくるかわからないインディアン、白人だって味方とは限らない。
とにかく全編息つく間もなく、手に汗握り、画面に見入り、すっかり肩が凝りました。

こんな人たちと戦争なんかして勝てるわけがないよなあ、
と、またもや思ったことです。
でも、この執念深さ、どこまでも相手を追い詰める執念、そしてタフさ。
人間の力、生命力というのは、果てしないのだなあとも思いました。

いろんな意味で興味深く、ただ興味深いばかりでなく、考えさせられる骨太の映画です。
興味ある方はぜひ劇場で御覧になることをお勧めします。
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