ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

レイキヒーラーへの道 1

2016-06-29 13:05:43 | 日記
レイキを知っていますか?
漢字では「霊気」と書きますが、一般的には「レイキ」で通っています。
臼井甕男という人が、20世紀初めに開発したヒーリング法(民間療法)なのですが、今では日本よりも世界で有名になっています。

英語で"REIKI"と書き、医療行為の一つとして認められている国が多数あります。
イギリス、カナダでは医療保険が適用されているそうです。
日本で誕生したのに、日本ではあまり知られていないという不思議なヒーリング法です。

最初にレイキを耳にしたのは、
【1日1分!イギリス英語留学で習う英会話】
という英語のメルマガでした。
イギリス在住の日本人、大江妙子さんが書いていました。

非常に面白く楽しいメルマガで、毎日楽しみにしていたのですが、
残念ながら、大江さんは数年前に亡くなられてしまいました。

大江さんはよく、近所のレイキヒーラーのところに行ったという記事を書いていました。そこで、レイキって何だろう、と思ったのが最初でした。

レイキを学ぼうと思い立ったのが今年の五月初め。
お試しセミナーに参加し、これは面白そう! と申し込んだのですが、
忙しくてなかなか時間がとれず、ようやく6月も末になって、レイキセミナーのファーストディグリー(第一段階)を受けることができました。

以前、気功を勉強したり、野口整体に通ったりしていたので、気の世界は初めてではありません。
手を当てて癒すので、野口整体とよく似ていますが、
違うのは、野口整体では、気を当てている人は集中しないといけません。
一方、レイキは、宇宙エネルギーを自分の体を通して相手に伝えるだけなので、自分はいわば通り道。
TVを見ながらでも音楽を聴きながらでも、空想しながらでもできるのです。

宇宙エネルギーなどというと、なんだかいかがわしいと思う人もいるかもしれませんが、私たちは見えないものに囲まれて生きているのだと思えば、別に不思議でも何でもありません。

「いちばんたいせつなものは、目にみえない」
と星の王子さまも言ってますしね。

しかも、人を癒すだけでなく、自分も守ることができるのです。
満員電車の中で、周囲から発せられる嫌な気、そうした悪い気から自分を守る方法も教えてくれます。

ファーストディグリーでは、宇宙のエネルギーの通り道を作るため、アチューンメントを受けます。
といっても、私は目を閉じて座っているだけだったので、一体何が行われているのか全く分かりませんでしたが。

アチューンメントを四回施され、私の手はヒーラーの手になったようです。
ま、実感はないのですが。
気の世界はとても不思議です。

というわけで、
レイキヒーラーになるべく、次回はセカンドディグリーを受けようと思っています。

何よりも、自分の病気を癒したくて。
リウマチが少しでもよくなるといいなと思って。
ヒーラーになるのは、それからですね。
でも、いつかきっとレイキヒーラーになるぞと思っています。
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バロック音楽のコンサートで、「アウトランダー」を思い出す

2016-06-26 14:55:52 | 日記
淀橋教会の小原記念チャペルで行われたバロック音楽のコンサートに行ってきました。
音楽がこんなにも心と体に染みこむものかとしみじみ思いました。

リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバ、バロックギターの三重奏というシンプルな演奏で、曲目は、オトテール、ラモー、オットマンといった17世紀から18世紀にかけての作曲家たちの曲。どの方も私は全く知らなかったのですが、いかにもバッハの時代らしい音楽でした。

そういえば「アウトランダー」のシーズン2にこんな場面があります。
 (「アウトランダー」については6月19日に書いています)
クレアとジェイミーは何としてもスコットランドとイングランドの戦争を食い止めようと必死に動きまわるのですが、ある日、暗号で書かれた手紙を入手します。
手紙には楽譜が書かれていました。
そこで、修道院に持ち込み、音楽に詳しい修道女にチェンバロで演奏してもらい、おかしなところがないか見てもらうことにしました。

修道女が、
「ドイツの古い友人バッハがこれに似た曲を作っていた」と言います。
「時折、曲を送ってくるの。彼いわく『発明品(インベンション)』よ。独創的な曲ばかりだけど後世には残らないでしょうね」
そして、クレアがもってきた楽譜を見て、
「これの劣化版(クラムジーバージョン)ね」といって、
「ゴールドベルク変奏曲」を弾き始めるのです!
クレアは、驚きを隠せない表情をしながらも、もちろん黙っています。

まさにバッハの時代なのですね。
それもあって、リコーダー曲もしみじみと心に染みました。
ああ、これはジェイミーとクレアの時代の音楽なのだなあと。

そういえば、イギリスがついにEUから離脱ということになりましたね。
もしかするとEU分裂の危機かとも言われているようです。
様々な要因はあるようですが、
結局のところ、歴史は繰り返し、人々は歴史から学ばない、
というのは、洋の東西を問わず変わらない真実なのではないかと思います。
「アウトランダー」を見ているとそう思います。

コンサートに話を戻すと、
ヴィオラ・ダ・ガンバもバロックギターも素敵でしたが、
何より驚いたのは、
リコーダーが響き渡ると、たちまち部屋の空気がやわらぐことです。
まるで、空気のなかにビロードを混ぜ込んだかのように、やさしくやわらかくなっていくのです。

楽器によってこんなにも性質の違いがあるとは。
楽器を演奏する方たちには当たり前のことなのでしょうけれど、
日ごろ、生演奏を聞き慣れていない私のような素人には、実に驚きに満ちた瞬間でした。

そういうわけですっかりリコーダーに魅了され、
また演奏会があったら絶対行こうと思っています。
教会で演奏会というのも素敵だしね。
ちなみに、リコーダー奏者は、英会話カフェで知り合った、ちょっとだけ知り合いの方です。嬉しいご縁です。
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華やかかりし頃・・(続き)

2016-06-22 21:06:48 | 日本語
先日、テレビのナレーターだかレポーターだかが
「華やかかりし頃・・」と言っているのを見て、「ん?」と思ったという記事を書きましたが、その続き。

今日は、外国人に日本語を教える際の文法から考えてみようと思います。

外国人に日本語を教えるとき、私たちが中学高校で習った文法とは全く違う文法を使います。これが、実にシンプルで合理的にできているんです。

形容詞は二つあります。

イ形容詞・・語尾がイで終わる形容詞。寒い、暑い、遠い、近い、美しい・・等
ナ形容詞・・漢語や外来語にナをつけて形容詞化したもの。元気な、平和な、綺麗な、
      ゴージャスな、ユニークな、マイルドな・・等

イ形容詞の否定形は・・寒くない、暑くない、遠くない、近くない、美しくない・・
ナ形容詞の否定形は・・元気じゃない、平和じゃない、ゴージャスじゃない・・

「美しい」は語尾がイなのでイ形容詞ですが、「綺麗」は語尾がイですが、実はナ形容詞なのですね。
 したがって「綺麗」の否定形は「きれいじゃない」です。
 ところが、最近、
「きれいくない」という使われ方を目にするようになりました。

これは、「綺麗」をイ形容詞化して、「・・じゃない」ではなく、「・・くない」と活用させた結果ですね。

これを「華やか」と「若い」に当てはめてみると、

「若い」はイ形容詞なので、否定形は「若くない」そして、過去形は「若かった」になりますが、
「華やか」はナ形容詞なので、「華やかじゃない」「華やかだった」になります。

ところが、
「華やか」をナ形容詞ではなく、イ形容詞として活用させるとこうなります。

「華やかだった」→×「華やかかった」(古い言い方だと「華やかかりし」)

「きれいくない」も「華やかかりし」も、イ形容詞とナ形容詞の混同から来ている間違いだったのですね。

外国人に教える文法のほうがわかりやすいですね。

というわけで、形容詞のお話でした。



話題はコロッと変わりますが、
アントン・イェルチンが亡くなったそうです。
まだ若かったのに。
「オッド・トーマス」面白かったのに。続編楽しみにしてたのに。
残念です。
映画の話はまた次回ね・・
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アウトランダー

2016-06-19 16:26:49 | 映画
去年、huluに入会しました。
huluというのは動画配信サイトで、月1000円程度の会費で映画やドラマが見放題という嬉しいサイトです。

何より「シャーロック」が見たくて入りました。
「シャーロック」には、以来大変お世話になりました。
ベネディクト・カンバーバッチの早口のブリティッシュ・イングリッシュは理解するのが難しく、10秒巻き戻し機能をフル活用してます。
最初に日本語字幕で見て、10秒巻き戻して英語字幕で見て、また10秒巻き戻して字幕オフにして見るのです。
これ、すごく便利。英語の勉強にはもってこいです。

今年の冬には「ブレイキング・バッド」にハマりました。
これもずいぶんお世話になりました。
ウォルターとジェシーのサバイバル劇にハラハラドキドキしました。
でも、早々と配信が終わってしまい、残念です。

その後、なかなか面白いのがないなあと思っていたら、ありました!

「アウトランダー」

まだシーズン1の途中ですが、これはけっこうハマりそう。
ストーリーはこんな感じ。

時は1945年、戦争が終わって半年ほどたった頃のイギリス。
フランクとクレアは戦争で奪われた時間を取り戻すため、二度目の新婚旅行にスコットランドに出かけていきます。
ところが、旅行先で、ストーンサークルで行われた不思議な儀式を見てしまいます。
翌日、クレアが再びストーンサークルに足を運ぶと、何かに呼ばれたように石に引き寄せられ、手をついた瞬間タイムスリップしてしまうのです。

タイムスリップした先は200年前の18世紀半ば。
スコットランドとイングランドが対立関係にあり、スコットランドの独立を目指す反乱軍があちこちで反旗を翻していた時代です。

ここで、クレアはスコットランドの一族に命を助けられ、保護されるのですが、
同時にイングランド軍の横暴さと暴力的なやり方を目の当たりにするのでした。

そして、クレアを保護してくれた一族の中のジェイミーという若者と、
避けられない理由から結婚をします。
クレアは20世紀の夫に心を残しながらも、次第にジェイミーに惹かれていきます。

この辺りから、ああ、これはラブロマンスなのだと思い当たるのです。
しかも、とても上質なラブロマンスです。

でも、ラブロマンスだけじゃありません。
当時のスコットランド人たちの生活がよくわかり、イングランド軍との対立、駆け引き、裏切り、そしてやがてはスコットランドの反乱、そして敗北に至る経過が語られるようです。
その激動の時代の中で、クレアはどう生き延び、はたして20世紀に戻ることができるのか・・
いろんな要素がぎゅっと詰まっていて、毎回息つく間もない展開で、しかもスコットランドの風景が美しい。

2014年にスコットランドが独立するかどうかで国民投票が行われましたね。僅差で独立派は敗れましたが、ごく最近のことです。
なぜスコットランドが今も独立したいと思っているのか、このドラマを見るとよくわかります。

あとは見てのお楽しみ・・
このハマり具合は
「トワイライト」以来だなあと思っています。

「トワイライト」懐かしい!

というわけで、久々にハマるドラマを見つけて、ワクワクの毎日です。
一気に見てしまうのはもったいないので、毎日一話だけ見ています。

最近、映画よりドラマのほうが見応えあるなあと思い始めました。
また見つけたらお報せしますね。
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渇水の夏・・

2016-06-17 16:54:38 | 日記
空梅雨だそうです。
雨がけっこう降ってるようですが、水源地(利根川水系)ではほとんど降らず、現在の貯水率は30%台にまで落ちこんでいるとか。
取水制限も始まりましたね。
このまま雨が降らなけば、遠からず給水制限となるでしょう。

はるか昔、もう30年も前のことですが、
やはり渇水の夏がありました。
保育園のビニールプールやシャワーでさえ使えない状態が続きました。

そんな折、我が家の息子が夜中に熱性けいれんを起こし救急車で病院に運ばれるという事態が発生。

水もろくに使えない炎天下で遊んでいたので、今でいう熱中症になったようです。
そこで、せめて子どもたちにシャワーくらいは使わせてもらえないだろうかと、
保育園に申し入れをしました。

ところが、
私の申し入れに敏感に反応したのは、保育園側ではなく、お母さんたちでした。
お母さんたちは言いました。

子どもが熱を出したのは親の責任であり、自分の責任を棚にあげて、保育園に水を使わせろというのは間違っている。
節水は、子どもたちに「我慢」を教えるいい機会だ。せっかく「我慢」を教えているのに水を使ってもいいとなったら、子どもたちはどう思うだろうか・・

企業では水をいっぱい使っているではないか。子どもたちのために少しくらい使わせてもらうのがいけないのか、と私が問いかけると、

企業が水を使うのは当然。私たちは企業に勤めて生活をしているのだから。企業と保育園は一緒じゃない。どちらが優先されるかといえば、企業のほうに決まっている。

こうした反論が次から次へと出て、私が保育園に行っても誰も挨拶してくれなくなりました。

結局、保育園側が配慮してくれて、シャワーが使えるようになったのでしたが。

あの時、私は心底不思議でした。
一体何が起きているのだろう・・
子どもの命より企業のほうが大事とは・・
お母さんたちの発言に唖然とすると同時に、なぜなのだろうという気持ちで一杯でした。
ところが、
原発事故が起き、福島の人たちが逃げるに逃げられないという話をきいたとき、
ああ、あの時と同じだ・・
と思ったのでした。

幸い、我が息子は数日後には退院し、救急車に乗った武勇伝を友達に話したりして、
実にあっけらかんとしたものでしたが。
私は今も、あれが日本人の体質なのではないかと思っています。

それが、結局は自分たち自身の首を絞めることになる。
確実にそうなりつつあると、最近のいろんな動向を見るにつけ、思います。

一人ひとりが自分の立ち位置を見つめ、自分の頭で考えて行動しないと、
この先、日本は(たとえ大地震が起きなくても)沈没していくに違いないと、
大きな危惧を抱いています。



【日本人の体質について、追加説明です。後日書き加えました】
 自己責任論や企業優先の考え方は、それほど珍しくはありません。今でも横行していますから。
 ただ、あのとき、他のお母さんたちすべてが私に反対だったわけではなかったようです。
 誰かが大声で発言し、それに逆らえない空気があった気がするのです。
 力のある者に逆らえない、意見を自由に言えない空気。その空気にあえて逆らい発言する勇気がない。なぜなら、それはやがて自分にも向かうだろうから。子どものいじめと似ています。それが日本人の体質なのではないかと私は思うのです。
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