ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

「明治巡査物語『山鳥は鳴く』」更波月著

2024-01-28 15:11:58 | 

新刊のお知らせです。

「明治巡査物語『山鳥は鳴く』」更波月著 (オンデマンド・ペーパーバック)https://www.amazon.co.jp/%E6%98%8E%E6%B2%BB%E5%B7%A1%E6%9F%BB%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%8C%E5%B1%B1%E9%B3%A5%E3%81%AF%E9%B3%B4%E3%81%8F%E3%80%8D-%E6%9B%B4-%E6%B3%A2%E6%9C%88/dp/B0CSN1PBN4/ref%3Dsr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=3DWHWWBL19NKQ&keywords=%E5%B1%B1%E9%B3%A5%E3%81%AF%E9%B3%B4%E3%81%8F&qid=1706419820&s=books&sprefix=%E5%B1%B1%E9%B3%A5%E3%81%AF%E9%B3%B4%E3%81%8F%2Cstripbooks%2C156&sr=1-1

前にもここに書いたのですが、著者は私の友人で、以前「ゆうきの会」という児童文学サークルで一緒に活動していた仲間の一人です。

「ゆうきの会」は残念ながら今は活動停止していますが、仲間の中から、こんな素晴らしい作家が誕生したのは本当に嬉しいことです。

2年ほど前に初稿を送ってもらい、校正など手伝ったのですが、その後、大手の出版社に持ち込み、電子書籍として出版し、同時にペーパーバック本も出版しました。

更波月(さらはつき)さんから本が送られてきたとき、その分厚さにびっくりしたものです。

これは、明治初期のまだ警察制度ができたばかりの頃の警察小説(ミステリー)です。

薩摩から東京に出てきた赤瀬川蒼馬という若い巡査が、東京で出くわす事件の数々を解決に導きます。

それだけではなく、江戸から明治へ世の中が大きく変動していく時代の世相の描写も詳しく、人物造形も見事で、読み応えのあるエンターテイメント作品に仕上がっています。

豊かな物語の才能をお持ちの方です。

また、彼女は別のペンネームで別の本も出版しています。

『見上げれば空はブルー』EIKO著 オンデマンド(ペーパーバック)https://www.amazon.co.jp/%E8%A6%8B%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%82%8C%E3%81%B0%E7%A9%BA%E3%81%AF%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC-EIKO/dp/4344944364

今後が楽しみです。

しかも、私と同世代!

70代半ばです!

今時の70代はなかなか凄いのですよ。

シニアの皆さんも、更波月さんを見習って、新しいことに挑戦してみてはいかがでしょうか?

二冊ともAmazonで購入できます。

 

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ウルフムーンとSLIM

2024-01-27 10:40:17 | 宇宙

(あれ、ライトが増えた? と思ったらウルフムーン!)

昨日の満月は見事でした。

1月の満月は、アメリカの農事暦で「ウルフムーン」と呼ばれるそうです。

で、このウルフムーンの上に、現在、日本の月探査機SLIMがいるのですね!

ああ、あそこにSLIMがいるのか、と思うと月が違って見えてきます。

「宇宙兄弟」でムッタが月を見上げて、あそこにヒビトがいるんだ、と思ったのと同じですね。

「星の王子さま」にもこうあります。

「砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだよ」

月が美しいのは、あそこにSLIMがいるからだよ・・

今度から月を見上げるときは、SLIMを見ているんだと想像しましょう。

そして、SLIMも地球を見ているんだと。

 

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「宇宙兄弟#0」&H2Aロケット打ち上げ成功

2024-01-19 11:00:24 | 宇宙

前から見たかった「宇宙兄弟#0」が配信されたので、さっそく見てみました。

アニメ版「宇宙兄弟」の前日譚です。

ヒビトがNASAでブライアン・ジェイのバックアップクルーに抜擢され、ブライアンは月に行きますが、

帰還の時にパラシュートが開かず落下して亡くなってしまいます。

その頃のストーリーを、ムッタとヒビト兄弟の子ども時代のエピソードを交えつつ、

ムッタの勤務先での左遷と、左遷先での活躍なども含めて語っています。

もうね、見事な伏線回収で、最後は涙でぐちょぐちょでした。

あのブライアン人形のこと、ムッタとヒビト兄弟の勇気のポーズのこと(笑える)

そして、ヒビトが飼っている犬アポの名前の由来まで、きっちり説明されていて、

「宇宙兄弟」ファンにはたまらない映画になっています。

また最初から「宇宙兄弟」見たくなりました。

そして、

JAXAのH2Aのロケット打ち上げ成功!

年の初めからめでたい。

今年はいい年になりそうです!

 

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「文章添削士」って知ってますか?

2024-01-15 13:44:13 | 文章添削士

このところ、ちょっとバタバタしてました。

実を言うと、今年中くらいに引っ越そうかと思い始めてまして。

というのも、やはり隣家からの受動喫煙がなかなか酷くなってきて、解決の目途が立たないので、

これはもう引っ越すしかないか、と思うに至ったわけです。

でも、家賃の高いところには住めない。でも、狭いところにも住みたくない。

ならば、稼ぐしかない!

というわけで、

去年、ネットで見つけた「文章添削士」という仕事はどうかと思って調べてみました。

文章添削、というのは主に大学入試や入社試験の小論文の添削をする仕事です。

文章添削士協会というところで、資格取得のための講座が開設されています。

昔、河合塾で小論文の添削のアルバイトをしていた経験があるので、これならイケるんじゃないかと思ってね。

説明会(zoomで)に参加してみたら、面白そうだったので受講料を払い込みました。

これです↓

一般社団法人文章添削士協会

一般社団法人文章添削士協会

言葉が豊かに響き合う社会をつくる。私たち、一般社団法人 文章添削士協会は、文章添削士の養成・認定機関であり、文章添削士の社会的地位向上と技能向上を目的とした人的ネ...

一般社団法人文章添削士協会

 

すでに第一回目の講義の内容が送られてきました。

小論文を一つ提出する。そして、3時間のワークショップ(講義)に参加する。

小論文を書くのも添削するのも何とかなるとは思うのですが、

問題はPC!

協会から送られてくるWordのフォーマットに従って、記入して送るのですが、

フォーマットをどうすればいいのか、自分のWordにどうやって移すのか、操作確認の資料が送られてくるのですが、その操作のこととか、スキャナーが要るみたいだけど、何に使うのかとか・・

もう、わからないことだらけでね。

つくづく新しい世代に遅れをとっていると痛感しています。

昔は紙に書いた生徒の小論文に赤を入れて返送するだけの仕事だったので、楽だったのですが、

今はPCで何もかもできてしまう便利な世の中だけど、PC音痴には何がなにやら・・という世界。

でも締め切りが19日なので、何とかそれまでに間に合わせないと。

というわけでバタバタしてます。

しばらくはブログの更新も遅れるかもしれません。

講座自体は大体4か月くらいで終了で、その後試験を受けて合格すれば、正式に文章添削士として仕事ができるようになります。

現在、120名ほどの添削士が登録されているそうです。

その一人になれるかどうか・・

この歳(74歳ですねん)でまた新しいことにチャレンジって、大丈夫かいなと少々不安ではありますが、

そんなこと言ってらんない事情もあるので、

これはもう頑張るしかない!

日本語教師と文章添削士でたんまり稼いで新居に引っ越すぞ!

というのが今年の目標です。

ああ、夏があんまり暑くないといいなあ・・

 

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「虹の翼」吉村昭著&ニッポンの世界一周

2024-01-08 09:09:18 | 飛行機

去年、二宮忠八について書いて以来飛行機の歴史に興味が湧き、いろいろ調べてみたのですが、二宮忠八の伝記については、

「虹の翼」吉村昭著(文春文庫)

に詳しく書かれていますので、興味ある方はぜひ読んでみてください。

力作です! 

吉村昭はすごい作家だと思いました。

500ページ以上ある長編ですが、冒頭から引き込まれて最後まで一気読み必至です。すごく面白い!

一方、アメリア・イヤハートをモデルにしたという小説、

「翼をください」原田マハ著

も読んでみましたが、駄作です。時間の無駄。読むんじゃなかった。

ただし、この本で太平洋戦争勃発前夜に日本が国産の飛行機で世界一周を果たしていたという事実を知りました。

「ニッポン」という名の飛行機で。

「翼をください」は、太平洋上で行方不明になったアメリア・イヤハート(エイミー・イーグルウィングという名前で登場)が実は生きていて「ニッポン」に同乗し「ニッポン」の世界一周を助けた、

という設定のフィクションです。

日本人のカメラマンも登場し、アメリアとの恋愛沙汰にもっていこうとする小説で実に下らない。

こんな三流小説を書く暇があるなら、歴史的事実を掘り下げてなぜノンフィクションとして書かない? 

事実は小説より奇なり。

ヘタな三流小説より事実のほうが圧倒的に面白いのに。

ただ、「ニッポン」が太平洋戦争前夜に世界一周をしたという事実は、歴史の闇に埋もれているので、ぜひ誰か発掘して(ノンフィクションとして)書いてほしいと思います。

一方、吉村昭の「虹の翼」は歴史的事実を詳細に調べあげた上で執筆されたもので、原田マハの小説とは比べ物にならない重みと厚みと面白さがあります。

当時の日本の政情や世界の様子などについても詳細に描かれているので、二宮忠八および飛行機の歴史を知りたかったら必須の本です。

原田マハの小説は二度と読まない。一冊読めば他の小説は推して知るべしなので。

飛行機関連では、他にも面白そうな本がいっぱいあるので順次読んでいきたいと思っています。

 

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