ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

池のカイツブリの雛は2羽健在。

2024-07-28 18:33:56 | 散歩

毎日暑いのであまり公園に行ってなかったのですが、今日久しぶりに行ってきました。

カイツブリの親子は健在でした!

とはいえ、私が確認できたのは親一羽と雛一羽、そして少し離れたところにもう一羽・・

雛4羽のうち生き残っているのはこの2羽だけのようです。

バードウォッチャーさんの話では、やはり4羽だったのにいつのまにか2羽になっていた、とのこと。

野生の鳥たちが生き延びるのは、特に今年のような酷暑の夏は、大変だということがよくわかります。

それでも、彼らが生き延びている様子を見ると、私も頑張ろうという気になります。

私も頑張ってこの夏を乗り切るぞ、とね。

とはいえ、私はエアコンの効いた室内で読書などしていればいいので、彼らとは大違いですが。

生き物たちにとって、地球環境がますます厳しいものになりつつあるようで、その責任の一端は私自身の生活にもあると思うと、他人事ではありません。

それでも、エアコンのある生活は捨てられない。都会の集合住宅での暮らしも捨てられない。

せめて、エアコンの設定温度を少し高めにしたり、電気の無駄使いをしないよう気をつけることくらいしか、私にできることはないので心苦しいのですが、

カイツブリ親子には頑張ってほしい。

頑張って生き延びて、

来年もまたこの池に帰ってきてほしい、と思っています。

(人間て勝手だにゃー)

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「宇宙兄弟」44巻!

2024-07-24 16:01:35 | 宇宙

待ちに待った「宇宙兄弟」44巻が発売され、我家にも届きました。

前回(43巻)のクリフハンガーに引き続き、今回も全巻クリフハンガーで、引っ張るなあ・・という感じです。

「宇宙から見えるのは絶景か、絶望か。」

と帯にあるとおり、果たして、宇宙兄弟の運命や如何に?

おそらく、次号あたりでムッタとヒビトの兄弟が無事地球帰還・・

という終わり方なのではないか、と想像しましたが、

まだひと波乱あるのかしら。

いずれにせよ、次号発売まで、またしばらく(数か月)待たなくちゃいけないようです。

これ、アニメ化されるのがすっごく楽しみです。

ストーリーに音楽と動きが加わると臨場感が増すからね。

ぜひ、私が生きているうちにアニメ化してほしいものです。

いやあ、それにしても毎日暑いですね。

脳ミソが沸騰して溶け出しそうです。

宇宙は寒いんだろうなあと想像すると、少しは涼が取れるかも・・

宇宙を舞台にした映画やアニメ、酷暑の夏にお勧めです。

 

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池のカイツブリはついに一羽に・・

2024-07-20 20:37:49 | 散歩

先週からの猛暑と忙しかったのとでしばらく公園に足を運んでいなかったのですが、

今日、久しぶりに行ってみたら、カイツブリの雛で残っているのはたった一羽になっているではありませんか。

しかも、親も一羽のみで、かなり弱っているようでした。

親も子も水の上でじっとしたまま、ほとんど動かない。

たまに元気な鴨がやってきて水をかき回すので、水草のある方に移動していくくらいで、

本当に弱っているようで、かわいそうでなりません。

でも、どうすることもできないのがもどかしい。

もう一羽の親と他の雛たちはどうしたんだろうか・・

せっかくこの池を故郷の池と決めて戻ってきてくれたカイツブリなので、

来年も元気な姿を見せてほしいものですが、

今年の猛暑を乗り切ることができるかどうか・・

人間にも鳥たちにも厳しい夏がやってきているようです。

私自身もこの夏を何とか乗り切らねばと思っています。

皆さんもどうかご無事で!

 

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「猫の本棚」って知ってますか?

2024-07-15 09:52:43 | 

以前ここでも紹介した作家の更波月さんが、

神田神保町の書店街で小さなブックストアをオープンしました。

といっても、ちいさな棚一つなんですけどね。

神保町のシェア型書店『猫の本棚』WEBサイト

神保町のシェア型書店『猫の本棚』WEBサイト

本の街・神保町の、静かな隠れ家のような シェア型本屋『猫の本棚』のWEBサイトです

神保町のシェア型書店『猫の本棚』WEBサイト

 

ここに私の詩集「ないない島」も置いてもらうことになりました。

神保町を訪ねる際はぜひお立ち寄りくださいませ。

更波月さんの長編、

「明治巡査物語『山鳥は鳴く』」(2024年1月28日の記事参照)

とても面白いミステリーです。ぜひ「猫の本棚」で手に取ってみてください。


(よろしくにゃ)

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「大河への道」

2024-07-06 10:15:19 | 映画

天地明察」の安井算哲に続き、同じく江戸時代に天文学を修め、日本の地図を作った伊能忠敬、

その伊能忠敬にまつわる映画がこれです(「天地明察」については2023年12月26日の記事参照)。

「大河への道」(中西健二監督 2022年 松竹

伊能忠敬については日本地図を作った人、ということくらいしか知らなかったのですが、

この映画を観て、当時の測量のやり方や地図製作に関わった人たちのことなど詳しく知る事ができました。

「天地明察」同様、この時代の日本人て凄かったんだなあ、というのが率直な感想です。

当時は、カメラや印刷機はおろか、鉛筆や消しゴムさえない。すべてを正確に筆で書いて汚さぬように編纂しなくてはいけないのですから、細心の注意と技術が必要なわけです。この時代の人々(多くの名もない人々)の英知と技術はすごいと改めて思いました。

それはさておき、

映画はまず伊能忠敬が亡くなるシーンから始まります。

伊能忠敬の映画なのに。

そして突然場面は現代に変わり、

千葉県香取市の観光課の池本という人物が登場します。

彼は地元の有名人である「ちゅうけいさん」こと伊能忠敬をNHKの大河ドラマに起用してもらいたいと考えている。

え、大河への道って、NHKの大河ドラマへの道、だったのね、とここで気づくわけ。

大河ドラマを実現させようと奔走する池本を中心に、コミカルな笑いを誘いつつ映画は進行します。

ところが、

伊能忠敬は日本の地図を完成する前に亡くなっていた、という事実が判明し、伊能忠敬を大河ドラマにするのは無理だという話になっていきます。

場面は再び伊能忠敬の時代。

伊能の遺志を継いだ弟子たちは、伊能がまだ生きていると偽装工作をして幕府を手計り、伊能の偉業を達成すべく協力しあって、実際に伊能忠敬が思い描いていたとおりの地図を完成させる、というのが全体のストーリーです。

伊能忠敬の遺志を継ぐ人々の伊能忠敬への尊敬の念、そして地図にかける想いが痛切に伝わってきて、最後はもう感動の嵐という展開になります。

ここで伊能忠敬の生涯について少しだけ触れておきます。

伊能忠敬は1745年に生まれ、1818年に死去。

50歳の時に当時幕府の天文方であった高橋至時(よしとき)に師事し、天文学や暦学を学ぶ。

56歳から17年かけて全国を測量し、73歳の時に道半ばで死去。忠敬の遺志を継いだ弟子たちが彼の偉業を達成すべく、その後3年かけて未測量の地を測量して、1821年に「大日本沿海興地全図」を完成させた。

(実測図とほぼ変わらない伊能忠敬の日本地図。これが200年前に完成されていたという驚愕の事実)

50歳で31歳の高橋至時に師事し(!)天文学と暦学を修め(!)56歳から17年(!)もかけて日本全国を歩き回って測量したのですよ!!!

シニアの星☆☆☆と命名したい!! 一番星と!

一体、200年も前にどうやって日本地図を完成させたのか?

答えはシンプル。一歩一歩、歩いて測ったのです。

それがどれほどの偉業だったか、言葉ではとうてい表すことはできません。

そういう人物が日本にはかつて存在し、それが今の日本を支えていることだけは間違いのない事実です。

いやあ、これは鳥肌もので、日本人であることに誇りを感じますね。

伊能忠敬、もっと知られていい人物です。

興味ある方はぜひ映画をご覧になってください。Netflixで見られます。

 

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