ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

外反母趾の手術8

2022-09-27 16:48:34 | 日記

今朝、右足の人差し指に入っていたピンが抜けました。

先週の抜糸同様、朝、突然先生が現れて「これからピンを抜きます!」と言って、あっという間にピンを抜いていきました。

スポンッという感じで抜けて、最後に太い注射針を抜くみたいに痛みが走ったけど、一瞬の事でした。

「もう直接シャワー浴びていいですよ」と言われ(20日の抜糸の時はまだピンが入ってたので看護師さんに直接シャワーは禁止された。私の聞き違いだったみたい)

来週には退院できますよと告げられ、

午後のリハビリでは、ついに歩行器から解放され、独り立ちして歩けるようになった!

いよいよ娑婆に戻る日が近づいてきた。

でも、まだ親指の感覚が戻らなくて、神経が繋がるのに遅い人だと、2年もかかるのだとか。徐々に戻りますよ、とは言われたものの、親指の感覚が戻らないと、しっかり歩いてるという感じがしなくてね。

何しろ右足の指の骨を3本も切ってボルトやピンを入れたのだから大手術です。

それから、午後には栄養指導もあって、

何と入院時よりコレステロールも中性脂肪も体重も減ってる。カロリー制限と薄味のおかげです。

それから、レントゲン撮影もありと、今日も忙しい一日でした。

一ヶ月、けっこうアッという間に過ぎた気がします。

でも、入院生活は一ヶ月が限度かなぁという気もする。

これ以上いると、娑婆に戻れなくなりそう。

幸い、友人がシャワーのごとく差し入れをしてくれるので、私のベッド脇には文庫本が山積みに。時々回収にも来てくれます。本当にありがたい!

また、メールもたくさんもらいました。

痛みがなくなると、家にいるより楽ちんなのて、果たしてちゃんと娑婆にもどれるのか? 

心配です。

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「今ふたたびの海」ロバート・ゴダード著

2022-09-25 09:04:25 | 

友人が差し入れてくれた本、

「今ふたたびの海」ロバート・ゴダード著

が面白かった!

もう読み始めたらやめられなくてね。

まさにページターナー。

18世紀のイギリスとオランダを舞台とした壮大な歴史ロマンかつミステリーです。

実在の人物と架空の人物が混在して展開する物語。

グリーンブックと呼ばれる帳簿を巡って、イギリス政府王室を巻き込む一大スキャンダル。

運悪くそれを運ぶ羽目になった一介の地図制作者の若者と美人だけど抜け目のない女性を軸として、陰謀あり裏切りあり、あわやというところで助かったり危うく命を落としかけたり、本当に最後までハラハラドキドキの連続でした。

しかも、18世紀のイギリスといえば、ダイアナガバルトンの「アウトランダー」とほぼ同時代。クレアがタイムスリップしてジェイミーと出会い、最後にカロデンの戦いで別れるのですが、この本の最終章でカロデンの戦いに触れています。ジャコバイトも登場する。

というわけで、面白さも百倍。

入院生活も楽しみを見つけると、これはこれで貴重な休暇なのだなあと思います。

同室の人たちとのおしゃべりにもそろそろ飽きてきて、一人の時間が欲しいと思い始めました。

あと1週間、頑張ろう!

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外反母趾の手術7

2022-09-22 14:09:42 | 日記

昨日はなかなか忙しい一日でした。

午前中にシャワーとリハビリが入り、同室の一人が退院していき、午後またリハビリがあり、また別のひとが入院してくる等、慌ただしい日でした。

同室の人たちとは時々おしゃべりする仲になり、身の上話等も聞いたりしました。皆それぞれ苦労してきたんだなあと思います。

シニア世代が多かったせいもある。そして昨日新たに同室になったのは20代の若い人。

退院していったKさんは文庫本と歯磨き粉とウエットティッシュを置いていってくれました。

先日チョコレートをお裾分けしたお礼とのこと。

ひとかけのチョコやペットボトルのお水やお茶がここでは物物交換に役立ち、

なんか「ショーシャンクの空に」みたいだなあと思う。

究極の貨幣は、やっぱりモノなのね。

もちろん私たちは、お近づきの印に、あるいはちょっとしたお礼に、こうした小さなモノを交換するのだけどね。

閉鎖空間に閉じ込められ、病院内の別の階にある自動販売機にすら行けない状況では、これらのちょっとしたプレゼントは本当にありがたい。

もちろん、看護師さんに頼んで買って来てもらうこともできるのだけど、看護師さんたちの忙しい様子を見ていると、とても「お茶のペットボトルを買ってきて」とは言えなくてね。

今回の三連休もまたまた雨のようですね。旅行など計画されてた方はお気の毒にねえ〜

きっと、

私が退院したら天気は良くなると思うので、もうしばらくの辛抱よ。

 

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外反母趾の手術6

2022-09-20 13:17:46 | 日記

今日また隣のベッドの人が退院していき、新しい人が入ってきました。同室のもう一人も明日退院です。

ひと月の間に何人の人たちと出会い別れていくんだろう。

束の間の仲間たち、まるで旅行者のよう。そう、病院というのも一種の旅行先。非日常への旅行。

これが日常になると、介護施設入居ってなる訳で、その予行演習ね。

台風14号もいつのまにか通過していったようです。

あちこちで台風被害が出たり、地震があったりしても、ここは安全地帯で何の影響もなく守られています。

頑丈な建物に守られ、先生や看護師さんたちにお世話されてるうちに、なんだか娑婆へ戻るのが億劫になってきた。

帰ったら何もかも全部自分でやらなくちゃいけない。三食昼寝付きという訳にはいかない。

シナモンロールは食べられるけど、食べ終えたら、あっという間に変わり映えのしない日常。

それじゃあイカン、何かが変わらなくては、と思うようになりつつあります。

今日は抜糸をしました。これで、ビニール袋とテープで足を保護しなくてもシャワーを浴びていいと許可がでた。内側にめり込んできたように見えるピンも問題なし、と先生はおっしゃる。順調です、と。

あと2週間が長いのか短いのか。

昨日、また友人が本を4冊も差し入れてくれました。ついでに

禁制品のチョコレートも!

これは嬉しかった。同室の人たちにも内緒でお裾分け。

まるで、密造酒の売買みたいにスリリングです、というのはちとオーバーだけど。

ともかく、あと半分の入院生活を堪能しようと思っています。

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外反母趾の手術5

2022-09-19 10:06:50 | 日記

入院して2週間が過ぎました。

2.3日前からまた少し痛みがぶり返してきて、なかなかすんなりとは回復してくれないようです。

先生は順調ですよ、と言うのだけどね。親指に刺したピン(甲の中心くらいまで入ってる)がだんだん親指の中に入りこんできたのも気になります。

とはいえ、今週は抜糸もあり、来週にはそのピンも抜けるので、それまでの我慢。

必ず良くなる、というのが外科手術ならではの希望です。

これで長靴が履けるようになる!

さて、病院生活も慣れてくると退屈との闘いになります。

友人が差し入れてくれた本も読み飽きて、オーディブルも音楽も聞き飽きて、TVはつまらないし、、、

やることがない。しかも薬のせいで一日中うつらうつらしてるので、これはもう、認知症へまっしぐらという感じ。

プレバトの夏井いつきに影響受けて俳句でも、と思ったけど、

 秋が来て三日坊主の俳句かな

です。

最近一番嬉しかったのは、病室の細長い窓の向こうを飛行機が飛んでいるのを見つけた時。

夕方になると、羽田空港に向かって何処からか飛んでくるみたい。

JALなんてけっこう低空で飛んでたので、尾翼のマークまで見えました。

ああ、みんな何処から帰ってきたんだろう、何処の国から日本に飛んで来たんだろう、と空想が膨らみます。

早く飛行機に乗って、海外に行きたいなあ…

フィンランドに行って、シナモンロールが食べたい!

ま、とりあえず東京のカフェでもいいけどね。

シナモンロール、シナモンロール、とうわごとみたいに唱えてます。

 

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