ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

2020年を振り返る

2020-12-31 10:28:29 | 日記

波乱に満ちた2020年もついに終わりを迎えようとしています。

今年は歴史に残る年になりそうですが、私にとってもいろんなことが起き変化に富んだ年でした。

ちょっと振り返ってみたいと思います。

今年初めに思い立ってAmazonkindleで本を出版しました。(5月16日の記事参照)

以上6冊が「ゆうきえみコレクション」としてAmazonkindleで出版されています。中でもお勧めは詩集「ないない島」です。今なら99円で購入できるので、ぜひ。

これを出版するのけっこう大変でした。
何しろ右も左もわからない電子出版の世界、最初はパブフルに依頼したのですが、やがて自力で出版できるようになりました。Google先生やかさこ塾のかさこさんに助けられながら。

まあ、売れ行きはさっぱりですが。自費出版したい人にとってはkindleは選択肢の一つになるかと思います。

紙の本も(昔のものですが)まだAmazonで買えます。よかったら「ゆうきえみ」で検索してみてください。

春には新型コロナウイルスが猛威を振るい緊急事態宣言も発令されました。誰もが自宅で過ごすようになり、我家の近隣のタバコの煙害もますますひどくなりました。団地自治会や近所の人たちと何度も話し合いを重ねたのですが、この問題はいまだに解決していません。

私しゃただ汚染されていない空気を吸って平和に暮らしたいだけなのに、それがこうも難しいとは。
ああ、煙が目にしみる・・。

猛暑の夏には、ヨガにハマりました

成瀬雅春氏の本を読み、動画を見て、世の中には本当に空中浮揚できる人がいるんだと驚き、ヨガ関係の本を読んでいるうちに、ついに、パラマハンサ・ヨガナンダの「あるヨギの自叙伝」に出会います。

これはもう私の人生のなかで最大級の出会いといってもいいくらいの本です。

今も時折読み返しています。

そして、YouTubeでヨガシャラの動画を発見。ヨガの教えをわかりやすく面白く伝えてくれる細江たかゆき氏に巡り合います。今でも毎日彼の動画を見ています。

最近「幸せチャクラ習慣術」セミナーも受け始めました。

秋になって、なぜか突然お片付けにハマります。

こんまりメソッドは以前から知っていたのですが、Netflixのこんまりメソッドのドキュメンタリーを見て、よっしゃ、私も片付けるぞ、と思い立ったのでした。

YouTubeの動画「幸運すまいチャンネル」も発見。これも毎日見ています。居心地のいい家、幸福な家にする方法を一級建築士の八納啓創 氏が風水や家相術の観点から教えてくれます。

この他にもYouYubeからいろんなことを教わりました。自宅にいながら学べる便利で有益な方法です。

そして、不思議な縁でセラピールーム「菜の花」の永井さんと再会し、NLP講座を持っているときいてさっそく申し込み、5回のNLP講座を受講しました。

日本語教師の方も順調です。コロナ下でオンラインレッスンも始め、遠距離の人にも日本語を教えることができるようになりました。今後も日本語教師として楽しいレッスン、笑いに満ちたレッスンを心がけていきたいと思っています。

というわけで、次から次へと矢継ぎ早にいろんなことに興味を持ち挑戦してきた一年でしたが、全部私の中で実になっていると感じています。

71歳ですが、まだまだ進歩できる余地があると思っています。

日本語の生徒の一人、アメリカ人のMさんのお母さんはアメリカで医師をしています。毎日コロナ患者に接しているそうですが、私より年上の73歳です。

私もまだまだ頑張らなくちゃ、と思いました。

2020年はコロナ禍で大変な思いをされた方も多いかと思いますが、私にとってはむしろチャレンジングな一年、収穫の多い年だったように思います。

最後に今年一年で一番よかった映画&ドラマ。

何をおいても「クイーンズ・ギャンビット」(Netflix)これに尽きるかと思います。もう3回リピートしました。まだの人はぜひ。

「鬼滅の刃」も面白かった。現在娘から原作のマンガを借りて読んでいます。

驚いたことに、マンガよりアニメのほうが表現が豊かで面白い。あのマンガ(けっこう絵が雑)からこれだけのストーリーと表現力を引き出したアニメーターは凄いと思います。

日本のアニメーションて本当にすごいのね、と改めて思いました。

台湾映画の「KANO/海の向こうの甲子園」「セデック・バレ」、そしてインド映画の「バーフ・バリ」もすごく面白かったなあ。

というわけで、今年もいよいよ終わりですね。
来年が皆さんにとって、そして世界にとって安寧の年になりますように、お祈りしています。

それでは、よいお年をお迎えください。

(元気でにゃ!)

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こんまりメソッドでお片付け。(18)まとめ

2020-12-28 18:50:29 | 片付け

今年も残すところあとわずか。

今年じゅうに片づけを済ませるぞ、と思っていたのですが(大体は終わったけど)取り残しはかなり出そうです。

そこで、年末までの間にお片付けの総括、そして今年一年の総括をしたいと思います。

まずはお片付けから。

10月に急に思い立って始めた片付けですが、二か月が経過した今家の中はかなりすっきりしました。

なにしろ普段は何にも気づかない息子(髪型を変えようがカーテンを取り換えようが気づかない)が帰ってきて「なんか変わった?」と言ったので成功といってもいいでしょう。

こんまりメソッドはかなり有効なお片付けの手法です。これは間違いない。モノを選別するときに「ときめき」を大事にする、というのは本当に目からウロコの発想です。だからこそ世界じゅうで引っ張りだこになっているのでしょう。

ただし、私がやってみて気づいたことをいくつかあげたいと思います。

① 短期集中型(一気に短期に完璧に)なので、一定の空間と時間が必要です。

我家の場合、服は一か所に集めることができたけれど他は無理。特に本を一か所に集めるスペースがない。本を出したりしまったりする体力もない。

また、天袋にあるものは、脚立を使っても背の低い私には手が届かないので今回はあきらめました。

体力と身体能力の問題はけっこう大きいかな。手伝ってくれる人が必要。

そして、仕事を持っているとまとまった時間を取るのが難しいので、ついダラダラと長引き、最初の意欲が薄れてきます。

あくまでも短期集中型のメソッドなのですね。

「一気に片づけることで意識の変化を劇的に起こす」ってやっぱりそう簡単じゃない。誰もがこんまりさんのような脳みそを持っているわけじゃないので。

② 家族のモノをどうするか。

我家では、独立して家を出ていった子どもたちのモノがまだ大量に残っており、収納スペースを占領しています。

家族のモノをどうするかについて、こんまりさんは、家族について不平不満を言う前にまずは自分のモノを片付けよ、と言ってますが、我家のように狭い家で押し入れが子どもたちのモノで満杯。しかも学習机や本棚も残っている状態ではどうしようもない。いずれは引き取りにくるでしょうが今はまだ難しい。

普段はいない家族なので、家族が散らかしているわけではない。あくまでも、彼らが実家に残したモノが大量にある、というだけ。彼らのアパートもすごく狭いので。

こうした中でいかに居心地のいい家にするかが課題です。

でも、今回のお片付けで所有するモノの把握ができたことは大きな収穫です。

③ 洋服、本、書類、小物、思い出品・・の他に情報も整理しないといけない。

 すでに交流のなくなった友人知人のメルアド、PCに大量に残してある「お気に入り」等。たまに見ることもあるけど、ほとんど忘れているので削除。

④ 思い出品が一番難しい、とありますが、私の場合そもそも思い出品はそれほど多くないので比較的楽でした。家族写真も子どもたち以外のものはすでに廃棄していたし。昔のノートが出てきたときはざっと目を通しましたが、一冊を覗いて全部捨てました。

⑤ モノだけでなく、お金の収支にも気を配る必要があると感じました。つまり生活全般を見直す、ということ。

スマホの使用料、私の場合は3Gでも十分なので格安スマホの3Gに変更しました。他にも無駄な支出は極力減らそうと思っています。確定申告も近いことだしね。

結局のところ、こんまりメソッドは、ある程度の広さの住宅、ある程度時間に余裕のある人(あるいは協力者がいる人)のためのお片付けメソッドなのかな、と思いました。

意識の変革、というのはやはり脳みそが大きく関わっているので、こんまりメソッドでお片付けをしてもADHDの傾向のある人はやっぱりリバウンドするんじゃないかと思います。なので、NLPなどの手法を使って脳の変革から始める方が手っ取り早いかもしれない。

意識ってそう簡単に変わるものじゃないので。

⑥ どんなにすっきりと片付いた家の中でも、タバコの煙が充満していては心地よいとはいえない、という問題。

 春から引き続き近隣の煙害に悩まされています。ずいぶん話し合った結果、だいぶ減ってきたのですが、家の隅々にしみついたタバコの臭いはそう簡単に消えない。空気清浄機を2台フル稼働していますが、時々追い付かないほど副流煙が流れてきます。団地自治会や市の環境課などにも相談しましたが、個人が家の中でタバコを吸うことを禁止する法律はない、と却下されました。個人の基本的権利だからと。こっちの健康問題は個人の基本的権利じゃないのかい、と突っ込みたくもなるけど、埒のあかない議論です。

引っ越すしかない。

でも、引っ越せない。

(もしかして、すごく幸運なことが起きて引っ越すことになるかもしれないので、その日のためにも片づけはしておきたい)

これについてはまた日を改めて書きたいと思いますが、理想の暮らしの根本にあるのは清浄な空気。
「風の谷のナウシカ」を見て改めてそう思いました。

全集中の呼吸をしようにも途中で咳き込んでは無理だものね。

というわけですが、あとはいかに片づけた状態をキープするか。
以下のことを日々心掛けるようにしています。
(以前の私なら絶対にしなかったことです)

① 居間のテーブルの上を一日一度は空にする。

② シンクに皿や茶わんをためない。

③ トイレと玄関をまめに掃除する。

④ 家の中にパワースポットのような場所を作り、そこだけは常にクリーンに保つ。

⑤ 植物を置く。植物が空気をきれいにしてくれるかもしれない。でも、大きな鉢植えは高価なので小さいのから育てていこうと思っていますが、生きてるうちに大木になってくれるかしらん・・

まあ、こんなところですが、これでも、昔の私から見たら大躍進です。

片付けは「祭り」だとこんまりさんも言っているように、ダラダラと長引かせるものではありません。

一応、こんまりメソッドのお片付けは、少し中途半端ではありますが、年内に終わったものとみなし、来年からは新しいことに挑戦していこうと思っています。

(やり残した部分は引き続きやっていくつもりです。また、NLPについても書こうと思っています)

長い間「こんまりメソッドでお片付け。」にお付き合いいただきありがとうございました。

片づけのビフォーアフターの写真を、恥ずかしながら少しだけ載せます。大して違わないじゃないか、と思われるかもしれませんが、引き出しやシンク下、クローゼットなどを整理してかなり使い勝手がよくなりました。私的にはこれでも大躍進なんです。

(before)

(after)

(before)

(after)

(before)

(after)

 

(写真の載せ方が下手ですみません。クリックすると大きくなります)

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こんまりメソッドでお片付け。(17)LUCY/ルーシー

2020-12-25 11:03:31 | 映画

本棚の整理をして、不要な本を段ボール箱2つ分出した、と以前書きましたが、

その不要本を昨日市の福祉協会の人たちが引き取りにきてくれました。

今回はスタッフ一人と知的障害のある若い人が二人。

前回もそうだったのですが、この知的障害のある人たちがとてもユニークで面白い。

彼らはいつもわいわいがやがやにぎやかにやってきて、玄関先の段ボール箱をわいわい言いながら台車に積み込み、またわいわいがやがやと去っていきます。ただそれだけなのに、なぜかほんわかと楽しく幸せな気分になります。幸せを運んでくれる人たちです。

また不要な本を出して、この人たちに引き取りにきてもらおうと思っています。

さて、映画ですが、

「LUCY/ルーシー」(リュック・ベッソン監督 2014年 フランス)

主演はスカーレット・ヨハンソン(ルーシー役)です。

ルーシーは(ちょっとおバカな)大学生。ある日ボーイフレンドから、チャンさんという人にアタッシュケースを届けてほしいと頼まれます。断りますが、彼は強引に彼女の手をアタッシュケースに手錠で結びつけてしまいます。

このチャンさん、実はヤクザでかなりヤバい人。アタッシュケースの中身は麻薬でした。ルーシーは逃げるに逃げられず、ついにヤクザたちに囚われ、運び屋として腹部に麻薬の袋を二つも入れられてしまいます。

この麻薬の袋がヤクザの殴る蹴るの暴行により腹の中で破裂。ルーシーの全身を麻薬が駆け巡り、彼女は急激に覚醒し始めます。

人間の進化と脳の発達について大学で講義をするノーマン教授(モーガン・フリーマン)のシーンが交互に出てくるのですが、ノーマン教授によると、

「人間には1000億個のニューロンがあるが、活性化しているのは15%にすぎない。銀河の星の数より人体のニューロンの方が多い。我々の体には膨大な情報網があるが、アクセス方法はほぼ皆無だ・・」

ルーシーの脳はついに20%覚醒し、さらに進化していきます。

「今はすべてが違う。あらゆる音が音楽のように理解できる(見知らぬ外国語も理解できるようになる)。以前はいつも不安だった。自分は誰で何になりたいのか・・今、人間がどういうものか分かる。人間は原始的。不安は障壁・・」

彼女は自分だけでなく他人の肉体も制御可能になります。電磁波や電波も制御できる。TV、電話、ラジオを自由に操ることができるようになる。

ルーシーの脳はどんどん覚醒が進みますが、同時に自分の死を予兆し母親に電話をかけます。

「すべてを感じる。空間や大気、大地の震動、人々、重力も感じる。地球の回転さえも。体から出る熱、血管を流れる血、脳も感じる。記憶の最も奥深く・・熱が出たときママが顔に手を当ててくれたときの手の感覚、ママの母乳の味も覚えている・・ママとパパを心から愛している。本当にありがとう・・」

ここから先はもう超能力のオンパレード。

ルーシーの脳は更に30%、70%と飛躍的に覚醒していきますが、同時に人間らしさを失っていきます。

「痛みは感じない。恐怖も欲望も。人間的な感情が消えていく。それにつれて、ありとあらゆる知識が増える。量子物理学、応用数学、細胞核の無限の可能性・・」

そしてついにルーシーの脳は100%開花して・・

というお話です。

まあ、リュック・ベッソンなので派手なアクションシーンやカーチェイスも満載で楽しいエンターテイメントに仕上がっているのですが、

これ、けっこう面白い。

もちろんフィクションですが、人間の持つ能力は無限の可能性を秘めている、ということを示唆しているからです。

何しろ私たちの意識はサクランボ大だけど、無意識はゾウの大きさ。このゾウの部分にアクセスすることができれば可能性は無限大です。

ルーシーはついに地球のあらゆる場所、あらゆる時代に時間を飛び越えて移動することも可能になり、宇宙の果てまで見通すようになります。

これはもう、神の領域ですね。

そう、ルーシーは神になったのです。

つまり、私たち一人ひとりの中に「神」は眠っている、というわけ。私たち自身が神なのですね。脳内では。

というわけで、人間というのはとてつもない能力を秘めた存在である、ということをわかりやすく教えてくれます。

NLPの実習中にあったことですが、

実習が終わってから、床に置いたポストイットの色を聞かれます。

何気なく置いたポストイットなので、色のことは全く気にしていなかったのですが、それはまさに私自身の気分を反映した色だったので、非常に驚きました。

つまり、私の無意識はちゃんと私自身のことを知っていて、無意識のうちにその色を選んでいたのですね。

この無意識の領域にアクセスする方法はいろいろ開発されているようですが、NLPは中でも近道を教えてくれます。

人間はまだまだ進化の途上にあるようです。

 

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こんまりメソッドでお片付け(16)NLPとは(2)

2020-12-23 10:18:28 | NLP

それでは、前回に引き続き、NLPの具体的な手法を幾つか紹介していきたいと思います。

その前に一つ、
スピ系の人たちが言うには、

12月22日、木星と土星が重なり合うグレートコンジャンクションが起きて地の時代から風の時代に変わったそうですね。

ヨガの教えもそうです。

ヨガシャラの動画を見ていたら、風の時代に向けて何をすればいいか、ということの一つに、なんと、

断捨離

が挙げられていました。私の場合はこんまりメソッドですが。

これ、面白いのでぜひ観てみてください。

風の時代 たった2つの絶対にやっておくべきこと

#風の時代  🧘‍♀️RYT200 全米ヨガアライアンス認定 ヨガインストラクター養成講座 お申込み・お問い合わせはコチラ h...

youtube#video

 

モノの時代から精神の時代へ。モノに執着するのはやめて心を大事にする時代へ変換していく、ということらしい。

私自身は、風の時代がどうとかいうことは全く考えていなかったのですが、何となくお片付けを始めようという気持ちになったのは、もしかするとこの時代の空気を感じ取ったからかもしれない。

多くの人たちが無意識のうちに、この時代の空気を感じ取って断捨離やお片付けを始めているのかもしれない・・

そんなことを考えました。

さて、NLPに移ります。
(NLPの本はたくさん出ているし、YouTubeなどにも実践例があるので興味ある人は参考にしてみてください。ここで紹介するのはごく簡単な導入部のみです)

まずは、アンカーリング。

アンカーリングはNLPの重要な手法の一つです。

NLPはイメージを大事にします。なぜなら、私たちの意識(サクランボ大)はイメージを通して無意識(ゾウの大きさ)にアクセスできるからです。

アンカーというのは船の錨のこと。船は海底に固定されたアンカーに繋がれていて遠くにはいけません。

アンカーは広大な無意識の領域にあり、船は意識です。

このアンカーを移動することにより、意識を別の場所に移動させることができます。

錨を移動させて船を別の場所に移動させるように。

これ、簡単にいうと、条件反射の応用。

パブロフの犬の話は有名ですね。ベルを鳴らして餌を与えていると、犬はベルを聞いただけで、よだれを垂らすようになる。これを条件反射といいますが、私たちもイメージの力によって自分自身に条件反射を設定することができます。

しかもたった一回で。

方法は極めて簡単。

これまでに経験した幸せなシーンや美しい光景を思い浮かべながら、左手を握ったり開いたりする。

何度か繰り返して、左手を握ったり開いたりすると、その幸せな気分が蘇ってくるように条件付けをする。

左手を振って、条件付けした気分を払い落とす。

次にネガティブな場面を思い浮かべ、その時の気分を軽く感じる。

それから、左手を握ったり開いたりする。

すると、あら不思議。ネガティブな気分が薄らいでくる。

何度か繰り返していると、ネガティブな気分がポジティブな気分に置き換わっていくようになります。

これがアンカーリングです。

私は海外旅行に行くときの空港を思い浮かべました。これから飛行機に乗って飛び立つ、そのわくわく感。そしてまた、白い砂浜と青い海という天国のような光景。これらを思い浮かべるといつも幸せな気分になります。

こうした光景をまるで目の前に見ているかのようにリアルに思い浮かべ(ここ大事。リアルに思い浮かべること)、それから左手を握ったり開いたりして、条件付けをします。

左手を振って条件付けした気分をいったん払い落とします。

次にネガティブな光景を思い浮かべて、その気分を軽く感じます。

それから、先ほど条件付けをした左手を握ったり開いたりする動作をします。

すると、ネガティブな気分にワクワク感や幸福感が重なってきて、次第にネガティブな気分が薄らぎ、やがて消えていったではありませんか。

まるで黒板消しで黒板に書かれた嫌な文字を消し去ったかのように。

私たちの無意識領域に書き込まれたこの嫌な文字は、アンカーリングという黒板消しで消すことができるのですね。

これはやっぱり「魔法」といってもいいんじゃないかしら。

というわけで、

試しにやってみるのもいいかもしれません。
でも、実際のところ、トレーナーと一緒にやる方がはるかに効果は高いです。

NLPは体を動かす実践が大事です。トレーナーやその場の雰囲気なども大きく影響するようです。手法さえ学べばいい、というわけにはいかないのがNLPです。

参考までにセラピールーム「菜の花」のNLP講座のURLを貼っておきます。
他の団体に比べると非常に安価でなおかつベテランのトレーナーによる確かな講座です。興味ある方はぜひ訪ねてみてください。

菜の花のNLP講座。
https://nanohanaroom.jp/event/otsutae.html

アンカーリングに限らず、NLPは基本的にイメージの力を使います。イメージの力で広大な無意識にアクセスするわけです。

私たちの意識はサクランボ大だけど、無意識はゾウの大きさを持ちます

これ、とても重要。

なぜなら、無意識は実際のところ万能といってもいい力を持っているからです。

次回は、ちょっと寄り道して、

映画「ルーシー」(リュック・ベッソン監督、スカーレット・ヨハンソン主演 2014年フランス)

について書いてみたいと思います。

私たち人間は無限の力を秘めている、ということを示唆している映画です。

広大な秘められた領域である無意識にアクセスすることにより、私たちは世界を救うヒーローにだってなれる・・
かもしれませんよ。

 

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こんまりメソッドでお片付け(15)NLPとは(1)

2020-12-19 18:32:25 | NLP

前回お知らせしたとおり、今回から少しずつNLPについて書いていきたいと思います。

「お片付け」が思わぬ展開になってきて、これは本人も全く予想していなかったことですが、流れとしては悪くないと思っています。

セラピールーム「菜の花」の永井さんとひょんなことから再会し、NLP講座を受講することになったのも、そもそも片付けを始めたおかげです。

こんな風に、たかが片付け、とはいえない不思議な力が「片付け」には確かにあるようです。

NLP(神経言語プログラミング)というのは、1970年代にアメリカで発祥した心理療法の一つです。

開発したのは、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーという2人。バンドラーは心理学と数学、グリンダーは言語学の専門家です。

彼らは、心理療法に効果をあげている3人のセラピスト、
・ミルトン・エリクソン(催眠療法)
・フリッツ・パールズ(ゲシュタルト療法)
・バージニア・サティア(家族療法)
の手法を研究し、これらを統合して「人間のコミュニケーション学、自己啓発法、心理療法を中心とした体系」を作りあげました。

これがNLPです。

特に、ベトナム戦争帰還兵のトラウマ解消に非常に効果的だったことから有名になりました。

心理学やセラピーの勉強をしている人にはなじみのある人たちの名前ですね。
私もカウンセリングの勉強をしたので、この3人のセラピストやNLPについての概要は知っていて、いつか勉強したいと思ってもいました。

でも、NLPを日本で勉強しようとするとえらく高いのですよ。
講座によって違いますが30万円~70万円くらいかかる。なのですっかりあきらめていました。

こういう効果的な手法が金儲けの手段になるのは悲しいことです。
必要な人は大勢いるのに、お金がかかるから手が届かない。

ところが、菜の花のNLP講座は安価な上に親切丁寧。本当に必要な人に必要な情報を届けてくれます。しかもトレーナーは経験豊かなベテランの先生です。

NLPは脳と心を扱うので、信頼できるトレーナーが欠かせません。

興味ある人はぜひ「菜の花」のHPを訪ねてみてください。https://nanohanaroom.jp/index.html

前置きはこれくらいにして、

私が受講したのは、NLPの以下の手法です。

意識と無意識・知覚ポジション・4Te,4Ti・アンカーリング・卓越性サークル・表出体系・ラポール・カリブレーション・リフレーミング・諸前提・眼球動作パターン・サブモダリティ・姿勢編集・内なる医者・ビジュアルスカッシュ・ヒーローズジャーニー・トラウマケア・タイムライン・・

この他にもたくさんの(何十種類もの)手法があって、どれもユニークで面白そうです。

名前の羅列を見ても想像がつかないと思いますが、これらの手法を学ぶ際には必ず体を動かす実習が伴います。
(だから優秀なトレーナーが必要で、本を読んだだけでは無理です)

体を動かすことで私たちの中に眠っている無意識をゆさぶり起こすわけです。

この体を動かす、という点はこんまりメソッドにも共通する部分で、必ず体を動かして片付けをすること、とこんまりさんも言ってますね。

どうやら体を動かすことで、私たちは無意識の領域を覚醒させることができるようです。

私たちには意識と無意識の世界があります。よく言われるたとえが意識は氷山の一角、無意識は水面下に隠れている氷山。

でも、NLPによると、意識をサクランボ大とすると無意識はゾウの大きさだそうです。それくらい無意識の領域のほうが大きい。

この無意識こそが実は私たちを動かしている原動力なのですが、普段は全く気づくことはありません。

NLPはこの無意識の領域にアクセスし、無意識の持つ無限の可能性を引き出す手法なのです。非常にシンプルでかつ有効的で応用範囲が広く、誰にでも使える非常に便利な方法です。

次回から具体的な方法について書いていきたいと思います。
まずは、私が最初に習った「アンカーリング」の手法について。

これ、文章にしてしまうと何ともあっけなくて本当に効果的なのか、と疑問に思われるかもしれませんが、実際にやってみると、あら不思議、効果てきめんなのですよ。

やっぱり魔法なんじゃないかと思います。
「スターウォーズ」のフォースにも通じるところがある気がします。

それではまた。

(追記 タイトルを変更しました。)

(Meow the force be with you!)

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