ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

南大沢散歩

2022-04-17 10:47:36 | さんぽ日和

ソメイヨシノはすでに葉桜になりましたが、八重桜は今が見ごろ。

桜ばかりでなく、いろんな花が咲き競い、いよいよ春爛漫の季節になってきました。

先日、南大沢の八重桜スポットに行ってきました。

南大沢はなつかしい場所です。

フレスコ南大沢で10年以上にわたり、ゆうきの会という児童文学サークルに参加していました。

月に一度南大沢を訪ね、サークルの人たちに会うのが楽しみでした。

メンバーさんたちも高齢化し、いつのまにか散会となったのですが、

その南大沢に住む友人が、八重桜が見ごろなので見に来ませんかと誘ってくれました。

今回、初めて南大沢の団地群周辺を散策し、

南大沢って、緑豊かで実にいいところなのね、と改めて思いました。

葉桜になったソメイヨシノの緑道があり、渦巻き状の水路がある児童公園があり、

住宅地の中を通る道はどこも緑のトンネルで、

駅までの距離もこの道を歩くなら楽しいに違いないと思いました。

赤レンガの屋根や壁で彩られた団地はどこか南欧風で、

ここって日本だったっけ、と思わせてくれます。

都心からはちょっと距離があるけど、

ここなら都心に行かなくても十分豊かな生活ができるよね、と思いました。

南大沢の駅前には大きな商業施設も映画館もあり、

三井アウトレットパークや都立大学まであって、

まるで一つの小さな地方都市のようです。

昔、ゆうきの会のメンバーさんの一人と帰りに時々駅近くのサンマルクでお茶をして、

窓から見える異国情緒ある建物群を眺めながら、

また外国に行きたいなあ、今度はイタリアがいいかしら、

などと話したものです。

彼女は今どうしているのかしら。

いろんな想いが交錯します。

南大沢は、確かに私の人生の一コマを刻んでくれた街です。

また機会があれば訪れてみたいと思います。

 

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目黒川散歩

2022-03-30 11:55:58 | さんぽ日和

またまたご無沙汰でした。

季節は進み、いよいよ春到来ですね。

昨日、友人たちと一緒に目黒川の桜を鑑賞してきました。

花曇りの少し肌寒い日でしたが、おかげで混雑もなく、

目黒川沿いの道を数キロ歩いて満開の桜を堪能し、

雅叙園でランチ、

百段階段を昇り降り、階段横にある各部屋の名画を鑑賞、

カトリック目黒教会にも訪れ・・

という豪勢な一日でした。

桜というのはつくづく不思議な木です。

その下に立つと、なぜかシンと静かな気持ちになります。

満開の桜は雲に似ています。

一つひとつは小さな花なのに、あれだけ集合すると花のパワーに圧倒され無言になる。

君たちほんとに凄いね、とただただ圧倒され、静かな気持ちになるのだと思います。

開花というのは、地球上に生息する植物たちの生命の頂点で、

それが全開になる春というのは特別な季節なのでしょう。

一方、

雅叙園もすごかった。

あらゆるものが豪華絢爛、日本画、天井画、豪華な着物や粋を集めた建築・・

トイレまで豪華。

こちらは人間のパワーの象徴ですね。

一度は訪れてみるといいです。

(百段階段)

豪華絢爛でお腹いっぱいになって外に出ると、

桜はあいかわらず満開の枝を目黒川に差し伸べ、

シンと静かなたたずまいでおりました。

豪華絢爛も外の桜にはかなわない、と思ったことです。

(豪華絢爛は私には合わない、ということかも)

帰り道で立ち寄ったカトリック目黒教会もよかったなあ。

久しぶりに教会の椅子に座っていると、

(かつてはクリスチャンだった時代もあります)

これまたシンと静かな気持ちになり、歩き疲れた体も癒されていく気がしました。

教会にも(お寺や神社同様)パワーがあるなあと感じました。

世界でも私の周囲でも、混乱や対立が渦巻いている昨今ですが、

こういう日があると、一息つける気がします。

息抜きって大事よね。

皆さんもぜひお花見に行きましょう!

 

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東京8000歩さんぽ

2022-01-29 20:48:39 | さんぽ日和

アーティストデートについて書いたら、いろんな方からいろんなコメントをいただきました。

アーティストデートって素敵な名前、という方もいれば、

名前がイマイチだねっていう方もいて、

私自身も「アーティストデート」だと意味がうまく伝わらないかも、と思い始めました。

「誰とデートしたん?」って聞かれそうだしね。

(ちなみに、これは子ども時代を過ごした愛媛県の八幡浜近辺の愛媛弁です。時々関西弁が混じるのはそのせいか)

というわけで、個人的に(平凡だけど)、

「さんぽ日和」

と命名することにしました。

まあ、名前はともかく、こんな本を見つけたので紹介したいと思います。

「歩いて再発見! 東京8000歩さんぽ」(JTBパブリッシング)

これ、東京近辺の散歩コースの紹介本なのですが、

歩数別に紹介しているところがキモ。

そうか、歩数別のコースって良いではないか、と本屋で見つけて即購入。

先日の高幡不動尊詣では約9000歩。もうちょいで1万歩でした。

この本では、8000歩を中心に、5000歩、10000歩のコースも紹介されています。

シニアにはちょうどいい歩数です。

東京に住んで60年近くがたちますが、まだまだ知らない場所がたくさんある。

地元って案外詳しくないのよね。

日本語の生徒の方が詳しかったりします。

なので、日本語を教えるためにも東京を知っておかねば、と思ったわけ。

我家の近辺で、8000歩だと、

東小金井→野川公園→武蔵小金井駅

立川駅→昭和記念公園→立川駅

5000歩だと、

国分寺駅→武蔵国分寺公園→西国分寺駅

10000歩だと、

多磨駅→野川→深大寺→調布駅

といった具合で、身近な場所が紹介されています。

ここは行ったけどまた行ってみたい、とか、

ここは知らないなあ、とか、発見がたくさんあって、

眺めているだけでも楽しい本です。

日に日に日差しが明るくなってきて、春もすぐそこ、という今日この頃。

さんぽの予定をたてる、という楽しみができました。

皆さんも、さんぽ日和、試してみてはいかが?

さて、来月のさんぽ日和はどこに行こうかしら。

 

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今年最初のアーティストデート

2022-01-22 21:05:14 | さんぽ日和

今年最初のアーティストデート。

高幡不動尊に行ってきました。

アーティストデートというのは、去年の12月18日の記事、

「新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。(The Artist"s Way)」
 (ジュリア・キャメロン著 サンマーク出版)

という本で紹介された創造的な生き方をするためのアクションの一つ。

週に一度は自分のために時間を割いて、普段していないことをやってみよう、という挑戦です。

美術館や博物館に行く、映画を見に行く、知らない場所に行く、音楽を聴く・・

何でもいいけれど、必ず一人でやる、ということが大事。

今日は天気もよく風もなく穏やかで、アーティストデートには打ってつけの日でした。

私は中央線沿線に住んでいるので、立川からモノレールで行くことにしました。

モノレールに乗るの、何年ぶりだろう。

晴れていたので窓のむこうに富士山の雄姿がくっきり。

おお、美しいぞ、富士山。

高幡不動も久しぶり。

桜の季節に友人と来ましたが、あれから何年たつだろう。

気がつくと数年いや十数年単位で時間が過ぎていく。恐ろしや。

人生の残り時間も少なくなってきたので、

財布の中のコイン数えて、残りのお金で何買おう・・

てな心境です。

そこで、定期的にアーティストデートをしようと思い立ったわけ。

この本によると週一、とあるけど、週一で出かけるのはいろいろきついので、

二週間に一度くらいにしようかと思ってます。

で、今回は、高幡不動尊

寺の概要などはネットで調べればわかるので、省くことにして、

今日はまだ新年の賑わいが少し残っていて、人出も多くもなく少なくもなく、境内の屋台も多くもなく少なくもなく、すべてが程よい感じで、とてもよかった。

やっぱり日本のお寺はいいなあ。

若い頃はとにかく海外に行きたくて、海外で暮らしたくて、

海外で暮らした人を羨んだものですが、今はやっぱり日本がいいよね、

と思う。

特に神社やお寺に行くとそう思う。

高幡不動尊の境内にはたくさんのお堂があり、各々賽銭箱が置かれていて、

全部にお賽銭あげてたら、けっこうな額になりそうなので、

適当にコインを入れてお参りだけはしっかりしてきました。

お寺なので二拝二拍手一拝の作法はいりません。

でも、若いカップルがこれやってたなあ。

大小のだるまを売ってる店、とうがらし屋、焼きそばに甘酒など、

屋台もいろいろあって楽しい。

縁日の楽しさってまた格別よね。

でも、最近はコロナ禍で縁日もなくなりつつあるようで、寂しい限りです。

またすぐに復活するでしょうけどね。

帰りに立川に寄って、高島屋のキノシネマで

「ドライブ・マイ・カー」

を見ようと思ったら、30分前に行ったのにすでに満席。

残念。

近いうちまた行こうと思ってます。

そこで、喫茶店でケン・リュウの『もののあわれ』を一時間くらい読んでから帰りました。

ケン・リュウは中国のSF作家です。

『紙の動物園』がすごくよかったので、これも読み始めたところ。

日本的な「もののあわれ」感のあるSFです。

さて、2月はどこに行こうかな。

考えるだけでもワクワクしてきます。

今年はじゃんじゃん外に出よう。

そして、新しい自分を見つけよう、と思った矢先、

今日、東京ではオミクロン患者が1万人を超えたのだとか。

いつになったらコロナは終わるんだろうと、

ちょっと寂しい年の初めです。

(おみくじは「大吉」にゃん)

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