暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

亡国のイージス Aegis

2009年06月14日 22時54分21秒 | 邦画>★
2005年/邦/阪本順治監督/勝地涼 真田広之 寺尾聰 中井貴一 原田芳雄 佐藤浩市
2009年6月14日 テレ朝日曜洋画劇場

【あらすじ】
海上自衛隊護衛艦<いそかぜ>を、副艦長宮津(寺尾)率いる組織がジャックした。背後にはホ・ヨンファ(中井)なる北のテロリストの影。彼らの行動は、とある防衛大生の亡国を憂う論文に後押しされていた。彼らは強力な生物兵器<GUSOH>を奪取し、東京都民を人質に日本政府に<難しい要求>を突きつけた。しかーし!テロリストの中には、アンチテロのために潜入したお国のスパイが居たのだ!それが、如月一等海士(勝地)。先任伍長仙石(真田さん)の部下であーる!
如月とテロリストの駆け引きと戦いの中、そんな事件からは蚊帳の外の仙石が、部下可愛さの為だけに戦場と化した艦に乗り込んだ。
総理大臣梶本(芳雄さん)は<GUSOH>を葬る為、米軍の特殊焼夷弾を三沢基地から召喚。
一方仙石は、周りが思想を掲げて命を賭す中、実践と血飛沫と血や火薬の匂いに大興奮!<GUSOH>という勝利の旗を目掛け、アドレナリンを過剰分泌させていた。
<GUSOH>は、<いそかぜ>は、焼夷弾はどうなるのか。ゴジラの如く東京湾を北上し、何にも知らない市民で賑わう東京は目前だ!


原作未読だが、モーニングに掲載されていたコミック版は読んだ。嫌いだったんだよ、あの連載。
面白くもない中で、(多分)主人公の如月クンが美形に描かれていることが救いだったのだが…何ですか、あの勝地という小童は。しかも、漫画ではギリギリまで敵と思わせていた演出を、アッサリ善玉と暴露してしまう親切ぶり。
しかしそれでも一応あらすじはなぞってあるはずなのに、この映画に登場する皆々様、ワケあり風情の登場人物の<裏に潜んだ背景>が全く見出せない。原作を読んだらきっと、その辺りが明らかになるのだろうなあ。読まないけど。そういえば、漫画のキャラクターは如月クンしか思い出せないや。仙石すら記憶にないわ。あはは。
それにしても、総理大臣が芳雄さんだったら日本国民として嬉しいなあ~。見た目小渕恵三風だったけど。
ところで、実際の自衛隊って、ひょっとしたらもっと和やかなんじゃなかろうか。男子校みたいなところを想像してしまった。…それもこれも、話が詰まらんくて集中できないのが原因なのでした。あー疲れた。
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