暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

ガーフィールド Garfield

2011年04月18日 22時21分21秒 | 洋画>消化試合>SNL
2004年/米/ピーター・ヒューイット監督/ビル・マーレイ(声) ブレッキン・メイヤー ジェニファー・ラヴ・ヒューイット スティーヴン・トボロウスキー
2011年4月11日 日テレ映画天国

【あらすじ】
ガーフィールド(ビルちん)は、ジョン(ブレッキン)に飼われている…というか、一緒に住んで好き放題やってる目付きの悪いデブの赤サバ猫である。頭のいいイタズラっ子のため、ご近所の犬猫を手玉にとっておちょくる毎日。ガキ大将なのだ。
ところがある日、ジョンが犬猫病院のリズ(ジェニラヴ)から小型犬のオーディを預かってきた。犬が大嫌いな上、独占欲の強いガーフィー。オーディがドッグショーでスターになる一方で、運気が急転直下。気晴らしにオーディを締め出したら、なんとオーディは行方不明になってしまった!
さてオーディは迷子の末に、ドッグショーで彼に目を付けていた落ち目のテレビタレント(トボロウスキー)にさらわれていた。テレビでオーディを発見したガーフィーは、単身救出に乗り出した。ネズミに襲われ、通気ダクトを通り、動物保護局にとっ捕まり…大脱走! 果たしてガーフィーは、オーディがニューヨークに連れて行かれてしまうのを、無事に阻止することができるのか…!?


ガーフィールドを実写って…。あ、「スクービー・ドゥー」システムか。
ありがちな絆芽生えストーリーに、デジタル技術競争と犬猫タレントの起用。「ガーフィールド」という人気漫画キャラを実在させようというドリーム企画で、5年前の私だったら「キャラと動物に頼りやがって!」と憤慨していたところだろうが…。
ガーフィーの声がビルちんな上に、飼い主がブレッキン・メイヤーというナイスなキャスティングに大喜びしてしまったのだった。犬猫の声をアラン・カミングだとかニック・キャノンだとかに任せているのも好印象だし、ジェニラヴの役も可愛くて株価アップ。こんな映画で、ユルユルに和みっぱなしなのだった。でへ、でへ。
漫画の猫を漫画のまんま三次元化することに対する猫への冒涜は、ビルちんの声でチャラ。ズルいぞっ。
ガーフィー以外の猫たちは本物を使っているものの、口が発音に合わせてもぐもぐ動くのが気に入らない。人語をしゃべっているわけではないのだから、「にゃー!」に吹き替えをかぶせればよいではないか。でも可愛いから許す。猫をたくさん登場させてくれてありがとう。
オーディは、なんか変な犬種だけど好きな顔。人懐こいキャラ設定もよくて、超可愛いぞっ!しゃべらないところがよい。踊らなければもっと良かった。
あとは悪役だが…。私のイメージでは、ウィル・フェレルが理想だ。濃すぎか?
それにしても、ジョンって何を生業にしてるんだろう(←漫画家なんだそうです)。猫と二人暮らしって、凄く羨ましい!
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