暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

アルティメット・フォース ULTIMATE FORCE

2011年04月05日 22時36分48秒 | 洋画>★
2005年/クロアチア・米/マーク・バーソン監督/ミルコ・クロコップ ルーザ・マダレヴィッチ イゴール・ガロ
2011年4月5日 テレ東午後のロードショー〔現役格闘家特集〕

【あらすじ】
最強暗殺者<スフィンクス(クロコップ)>は、任務の際に目撃者の一人を見逃した。それは惚れた女に瓜二つだったからなのさ。しかし組織はそれを良しとはしなかった。スフィンクスに再教育プログラムを施し、過去の記憶を消し無情無慈悲の殺人マシーンに仕立て上げることになった。
一対一のバトルを何戦かくぐり抜け、カリキュラムは終了…と思いきや、なんとスフィンクスは組織に囚われていた女(マダレヴィッチ)を助け出した。
再会に愛を確認し合う二人だったが、実はこれも司令官(ガロ)による計略のうちだった。果たしてスフィンクスが巻き込まれた、真の謀略とは。スフィンクスを待ち受ける運命とは…!?


格闘技好きではなくても、名前だけは知ってるミルコ・クロコップ。こんな顔なんだなあ。「強ければ、それでいいんだ~」の格闘家故か、プロレスラーの皆さんと違って地味な男だった。いや、地味なプロレスラーもいるけどね。違う違う、渕正信とか言ってねーよ。←古い
劇中で<30歳>と紹介されるが信じられず、経歴を確認したら確かにそのくらいでビックリした。俺より年下かよ~!く、苦労されたんですね。そんな老け顔になっちゃって。実は(この作品の時点で)40はとうに過ぎてるだろうと思ってました。
クロアチアの英雄ということなので、まあ映画主演くらいは英雄特権でやっても歓迎されるだろうけど。自分で製作総指揮、つまり「俺が金を出すから、俺が主役でルーザちゃんとラブシーンがあるカッコいいスパイ映画作ってくんね?」ってことだよね。だ、ダサい。折角だからポリスアクションにしとけよ。
格闘シーンは、実は凄いことをやってるのかもしれないけれど伝わらず。ど素人の俳優が、ドニー・イェンの演出と編集マジックで映像化されたアクションの方が、よっぽど強そうだもんなー。<見せ場>だからじっくりやりたいというのも分かるけど、「マッハ!!!」の一撃インパクトくらい見習ってくれたっていいじゃないか。ミルコも監督も、勉強不足だぞ。CGがこれまた糞ダサい!

因みに、今回〔現役格闘家特集〕として集められたその他の作品は、「ランダウン/ロッキング・ザ・アマゾン」「ネバー・サレンダー/肉弾凶器」でした。肉・肉・弾・弾、肉、弾!弾!マクマホン社長~!
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