暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

鉄コン筋クリート

2009年02月14日 23時41分09秒 | 邦画>★★
2006年/邦アニメ/マイケル・アリアス監督/松本大洋原作/(声)二宮和也 蒼井優
2009年2月13日 フジミッドナイト・アート・シアター

【あらすじ】
舞台は、下町風情の濃い<宝町>。純粋無垢なシロ(蒼井)と、シロを護ることをアイデンティティーとしているクロ(二宮)。二人は小学校にも通えない孤児ながら、宝町を縦横無尽に飛び回り、<ネコ>と呼ばれ一目置かれる存在であった。
ある日町に、<ネズミ>と呼ばれるヤクザがやってきた。ヤクで町を汚染させようとする彼らを、シロとクロは腕力で阻止。ヤクザより強いチビッコ…。
そんな宝町に、子供をターゲットとしたレジャーランド開発が迫る。<蛇>と呼ばれる怪しげな開発屋に、国籍不明の3人の暗殺者。暗殺者たちは、開発の邪魔になるシロとクロを排除すべく、執拗に追い詰める。どうするどうなる!?シロとクロの運命や如何に!


映像は面白いが、内容がアレだ。コドモがファンタジックに絡んだところで、所詮ヤクザの抗争だしな。
松本大洋と言えば、私は「花男」くらいしか読んでいない。面白かったので、機会があればもっと読んでみたいと思っていたが、今作は読む気がしないな。
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銀色のシーズン

2009年02月14日 23時07分34秒 | 邦画>★
2007年/邦/羽住英一郎監督/瑛太 田中麗奈
2009年2月14日 フジ土曜プレミアムステージ

【あらすじ】
白馬のウィンターリゾートでその日暮らしを送る、道楽野郎3人組。リーダー格の城山銀(瑛太)は、かつてオリンピック代表候補でありながら滑走中の転倒で故障に泣き、腐った心を陽気でくるんでバカをやる日々。
ちょっと寂れたそんな街に、町が主催する雪の教会で結婚式を挙げようという花嫁七海(田中)がやってきた。スキーでライスシャワーロードを滑走するという段取りなのに、天才的に滑れない七海。銀は七海を、良心的とは言い難い料金でコーチすることになった。
ところがそんな中、バカトリオのバカ騒ぎで雪の教会が崩壊してしまった。慌てて親族に連絡を取った町役場だが、信じられないことを知らされることに。
一方城山は、次第に七海に惚れてゆくのだった。シナリオは、七海が遭難したりそれを城山が助けたり等お決まりのコースを辿る。そして城山は、突如競技大会に出場する。
東京に帰ろうと汽車を待っている七海を、大会会場に連れ戻そうとするバカ。七海は城山の出番に間に合うのか。そして城山の競技結果は…!?


今時これかい。「俺の名前は、城山銀。白銀の銀だ」だってどーよ、これ。80年代のセンスだぞ。痒い!温泉掘り当てたら水道管でしたって、どんだけ古いんだ!古過ぎて逆に新しいのか。見てるこっちが恥ずかしいわい。
そしてこんな映画に「感動した」「センスがいい」とか言ってる奴もいるところに、新しい感性を見た。そうだよね、これが青春だ。
しかし、雪の教会だって役場の人が自力で建てた訳じゃなかろう。カップルだって、1組しかないというのはあまりに効率が悪すぎる。
ゴメンナサイで済む話ではないと思うのだが…ひょっとして、スキー好きの夢見る中学生がシナリオ書いたとか?
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