夕空百景/三丁目の夕日

2005-11-15 | ◆空と映画とスタジアムと…

“ALWAYS 三丁目の夕日”を観てきました。
絵でもオブジェでも工芸品でも、本当にきっちり作ってあるものは、
見ていてとても気持ちの良いものです。
そんな作り手の情熱が感じられる映画でした…

町内のセットは見えないところまで見事に作られていました。
CGの合成もほとんど違和感なく見られました。
(SFのCGと違い凄く親しみが感じられて良いですね!こういう使い方)
演技はちょっと過剰気味ですが、
元はマンガですからこのくらいの方が良いでしょうね。

笑いと人情話しが適度に混じったストーリーですが、
これも気持ち良く笑って、ほろっとさせてくれます。
世代的には団塊の世代ターゲットですが、
いろんな世代の人が、いろんな見方、感じ方で観られると思います。

こんな今の世の中(毎日信じられないニュ-スが聞こえてくる)だから、
作品も懐古趣味や郷愁のみに片寄リがちになりそうですが、
当時でもやっぱり辛いことや理不尽なことはあって、
そんな事もちゃんと描いています。

単純にどちらの時代が良いかなど、比べることはできませんが、
大切なものは何か改めて考えさせてくれます。
だけど、こんな物欲生活やスピード情報化時代にどっぷりとつかっていると、
もう戻るのは無理かと思ったり、取り戻せないかなと思ったりしますね?!。
ある意味、うっとーしいと思って捨ててきた部分もありますし…

あと時間経過が季節の移り変わりと、東京タワーが完成していく様とを
リンクさせてあって、最後のシーン・台詞はジーンときます!


“ALWAYS 三丁目の夕日”HPへ…

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ゲージュツの秋

2005-11-13 | ◆Photo Diary
昨日は実家周辺での展覧会めぐりを友人としてきました。
芸術の秋の一日を気分良く過ごそうと楽しみにしていましたが、
物の見事に裏切られました。絶句でした。呆れました。

それは、特選に限りなんと100万円という、
地方にしては桁違いの賞金が出る、新人・中堅画家を育てる公募展のことでした。

友人の話では、特選になった作品は審査委員長のお弟子さんの作品で、
応募資格の年齢制限65才(どういう基準か分かったような、分からないような、
笑えます)が最後のチャンス(今年が)ということで、委員長の権限で
強引に与えられた特選だったようです。

作品を実際に見てみると、確かにひどい作品で、少しでも絵をかじったことの
ある人だったら、いかに基礎ができていないか一目瞭然の作品でした。
たとえ噂が無くても、これは無いだろうと思わせるに十分な作品でした。

世の中少なからず、こんなことは覚悟してはいますが、
いくら何でも限度というモノがありまして、思わず「バカじゃ無いの?!」と
つぶやいていました。

読む人にも気分の悪い話ですが、書かずにいられませんでした。すみません!

※写真と話の内容とは一切関係ありません。
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月のことわざ/月を指せば指を認む

2005-11-12 | ◆月・MOON・LUNA
“月を指し示しても、肝心の月を見ないで指先を見ている。
物の道理を説いても、その本旨は理解しないで、
言葉の端々ばかり気にすることのたとえ。”


なんだかあり過ぎて辛いですね~
土台や柱の話をしているのに、壁紙や襖の事が気になってしょうがない人…
あーっ、いかんいかん!!愚痴こぼしになりそうだ…やめときます。
今日はこれだけ!
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51歳のお色直し“名古屋テレビ塔”

2005-11-11 | ◆イロハにナゴヤ
そう言えば昨年50周年何とかってやっていたから、今年は51歳です。
名古屋の中心、栄の久屋公園内に建つ“名古屋テレビ塔”。
前にも書きましたが札幌・東京タワーの兄弟で長男にあたります。
日本で最初の集約電波塔でしたが、テレビのデジタル化に伴い
新しいデジタルタワーも建てられ、その役目を終えようとしています。

実用的な役目は終えてもまだまだ名古屋の中心を示す、
ランドマークタワーですから、年末に向けて、只今お色直し(衣替え)中です。
もう上の方は再塗装されてピカピカになっていました。
下の方はまだ工事用の幕が張られているのですが、
なんだか袴を穿いているようで、ちょっと滑稽な姿でした。

名古屋テレビ塔HPへ…

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日本古来の山

2005-11-10 | ◆山・ドライブ・散歩


御嶽山から高山へ行った帰りに、せせらぎ街道という
高山から郡上八幡へ抜ける道を通りました。

ここも紅葉の名所ですが、戦後の植林があまりされておらず、
昔からの山の姿を留めていて、様々な落葉樹を見る事ができ、
紅葉が本当にきれいな中を走る街道です。

僕の育った地域は、戦後の政策で杉の植林があちこちにされていて、
秋になってもあまり山全体の色が変わらず、ちょっと寂しかったです。
植林政策は全国的に行われたと思いますので、
できれば本来の広葉樹の山に戻していけると、花粉症・山の保水・
山の景観等多くの問題が解決できていいんですがね…




せせらぎ街道PHOTOへ…

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月のことわざ/月満つれば則(すなわ)ちかく

2005-11-09 | ◆月・MOON・LUNA

“満月になった月は、次はだんだん欠けてゆくように、
物事も盛りに達すれば、やがて衰えが来ること(栄枯盛衰)のたとえ”


写真は名古屋駅前に新しく建設中のトヨタビル(正式名称は?)に
沈みつつある月齢6.1の月です。今はトヨタ自動車のように満月に向かって、
ちゃくちゃくと灯を増している最中です。

トヨタ自動車は、来年にはゼネラルモータースを抜いて、
世界一の販売台数を上げるのではと言われています。
恐ろしいくらいの勢いで成長を続けるトヨタに、
枯れる日は来るのでしょうか…って1位になっちゃったら、
ずーっと頑張って守り抜くか、後は落ちるしかないですよね~。
それとも、ダントツ1位を目指して、まだまだ売上をのばしてゆくのでしょうか…



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秋の乗鞍岳三景

2005-11-08 | ◆山・ドライブ・散歩
空気の澄んだ秋晴れだったせいもあり、
開田高原から高山市へ移動する途中に、乗鞍岳も綺麗に見ることができました。
一応乗鞍岳を中心に、東南西の三方位からの写真が撮れましたので見て下さい。

最後の西方からの乗鞍岳は、美女街道という新しい道(久々野・高山市街間を行き来する道路)
ができて、その途中からの眺めで、僕も初めて見る風景でした。


▲倉越パノラマラインから撮影。南方からの乗鞍岳。


▲地蔵峠から撮影。カラマツの山越しに望遠レンズで撮影、東方からの乗鞍岳。


▲木曽街道朝日ダム付近にて撮影。


▲美女街道、久々野から撮影。西方からの乗鞍岳。左端に見えるのは焼岳ですね。


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05御嶽山周辺の紅葉

2005-11-07 | ◆山・ドライブ・散歩
今年は(も?)全体的に紅葉の発色が濁り気味のように感じました。
モミジ等は綺麗な赤色を出している木が少なかったです。
もう、ちょっと遅めだったのでしょうか…?
カラマツもいまいちツヤが感じられませんでした。


▲木曽温泉の下を流れる西野川で撮影。この日一番のモミジ。


▲木曽福島の町の中を流れる川沿の紅葉。


▲木曽街道R361の朝日ダム下で撮影。


▲倉越パノラマラインのカラマツ。葉はかなり落ちている所もありました。

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05御嶽山と紅葉

2005-11-06 | ◆山・ドライブ・散歩
毎年恒例の御岳紅葉ドライブに行ってきました。
相変わらず御岳に関しては、晴れ男で、その確率は多分9割近いと思います。
天気の良さそうな日を選んで行っているので、当たり前と言えば当たり前ですが、
それでも、こんな確率は珍しいんじゃないでしょうか?!


▲開田高原“木曽馬の里”から撮影。まん中の赤い木は、ブルーベリーの紅葉です。
 山頂付近はうっすらと雪化粧。


▲地蔵峠での撮影。カラマツの紅葉。


▲倉越パノラマラインからの撮影。御岳の周りはどこへ行ってもカラマツが多いです。


▲地蔵峠からのアップ撮影。頂上小屋、八・九合目小屋も確認できます。


御嶽山周辺のドライブコース

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Vue 5 練習帳S03

2005-11-05 | ◆Illustration


すっかりハマっています。止められません! 
文字を打っている時間があったら絵を作っていたい…

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