お堀の生き物たち

2015-03-29 | ◆名城フォトスケッチ


蕾だった桜が、ここ数日で一気に花を付けだしました。

昨日も快晴の名城公園をカメラ片手に、
春の風景を楽しみながらブラブラと散歩してきました。

名城公園の桜は種類にもよりますが
全体的には3~5分咲きといったところでしたでしょうか。
もう満開もすぐでしょう。







お堀の中の冬ガモはキンクロハジロとホシハジロの
群れが少し残っているくらいで、
一部の冬ガモをのぞいて多くは北へ帰ったようです。

そんなお堀ですが、甲羅干しをする沢山のカメや
餌探しに夢中なサギに混じって、
餌捕り?(魚?)に真剣な野良猫もいました。

名城公園は結構多くの野良猫がいますが、
餌をやりに来る人も多くて、
野良の割には丸々と太った野良が多いです。

もしこの野良が本当に餌捕りをしていたなら
少しは頼もしい野良だと思います…
というのは、ここの生き物全体が(特にお堀の)
普段から餌をもらい慣れていて、
人がお堀に寄ってくるだけで鯉やオナガガモなどは
群れをなして寄ってきます。
寄ってこないまでも、ほとんど人に警戒心を持たない
野生もどうかと、いらぬ心配をしてしまいました。







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花粉と今朝の月

2015-03-10 | ◆月・MOON・LUNA


目が痒いのとくしゃみで
今朝は早く目が覚めてしまった。

昨年の花粉は軽い目の痒さ程度の症状で済み、
わりと平穏な春の生活が過ごせました。

今年は、昨年飛んだ量の倍まではいかない様だけど、
さて、どのくらい影響が出るのか不安です。
くしゃみが出始めたのはちょっと危険な徴候…?

というわけで痒い目をこすりながら西の空を見上げたら、
駅ビルの方へ沈みゆく綺麗な月が見えたので、
久しぶりに夜明けの月写真をどうぞ…









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仏自動車メーカー[PANHARD/パナール]

2015-03-08 | ◆気になるコト・モノ・ヒト


先月、今年初のアウト ガレリア“ルーチェ”からの
案内DMが来たんですけど、恥ずかしながら
初めて聞く自動車メーカーの企画展でした。

自動車メーカーの名は[PANHARD/パナール]といって、
1890年にフランスで初めてのガソリン自動車を製造した、
世界最古の自動車メーカーだそうです。
ちなみにフロントエンジン/リアドライブや丸ハンドル等
現代の自動車にも通じる多くの基本技術を
考えだしたのはバナールです。



それで、なぜこれが初耳のカーメーカーだったかは、
パナールは戦後の経営不振から
1965年にシトロエンに吸収されてしまい、
僕が車に興味を持ちだした頃にはすでに
パナールの車は売られてなかったからでした。
ちょっと勉強不足ですね…^_^;

それでいろいろ検索して調べてみると、
パナールが無くなった後にもその繋がりはあちこちにあって、
その繋がりの元になった車たちを今回は見ることが出来ました。


[忘れられたフランスの叡智、パナール]


● BANHARD DYNA X(1951年)
水平対向2気筒610ccエンジン。
シトロエン2CVと共に、
昔のトヨタ初代パブリカのお手本になった車だそうです。

個人的には小学校の頃、パブリカに乗ってくる先生がいて、
いまだに、あの空冷水平対向エンジンのパタパタパタという
エンジン音が頭から離れません…(笑)
トヨタ最初で最後の水平対向2気筒エンジンでした。


● BANHARD JUNIOR(1953年)
BANHARD DYNA Xのシャーシを使ったスポーツカータイプ。
DYNA Xがパブリカならこちらはヨタハチの先生かな~?


● BANHARD PL17(1960年)
ボディサイズはかなり大きくなっていますが排気量は848cc。
その代わり車重は875kgで、
6人乗って130km/h巡航出来たそうです。

シャーシ&ボディさらにモールまでオールアルミ合金で、
その先進性がやがて自らの首を絞める(コスト高)事に…


● BANHARD 24BT(1967年)
PL17の後継車でシトロエンの血が混じり始めた車種。
後に発売されたシトロエンGSの先駆けになった車とか…
ライトまわりの雰囲気は確かにシトロエン。
これがパナールブランド最後の自動車。

何だかこの時代の欧州車臭がプンプンします。
この時代のデザイン好きです。


● DB BANHARD(1954年)
1954年のル・マンで優勝したフェラーリV12・5000ccに対して
水平対向2気筒848ccで10位になった車。
現代のル・マンカーを先取りしたような空力デザインじゃないですか?(笑)
この車を作ったカーデザイナーはその後のF-1や耐久レースで
マトラ・ポルシェ・アルファロメオ・ローラと活躍しました。

※ちなみに軍用車両部門は[PANHARD]ブランドとして
 フランスに現存していて、
 現在も装甲車等は製造販売されているそうです。


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新しい散歩コース

2015-03-01 | ◆名城フォトスケッチ




すっかり足が遠のいていた自転車散歩コースの
矢田川河川敷でしたが、新たに純粋(歩くのみ)散歩コースとして
名古屋城&名城公園を個人認定しました(笑)。

というか、さすがに自然の成り行きですね…
河川敷は10年も通っていると、もう新しい発見も少なくなって、
カメラを持って出かけても数カットしか撮らずに
帰ることも多くなっていましたし、
それ以前に行く頻度がすっかり減少していましたので…


▲ シジュウカラ

昨年から仕事の関係で名古屋城に出入りするようになって
気がついたんですが、こんな街の中なのに自然が本当に豊かで、
小鳥や水鳥の種類がかなり多く見られます。
人に聞いた情報である程度は知ってはいましたが、
自分で体験して歩いてみると楽しくて、
最近はひまな時などお城の周りをカメラを持って
ブラブラすることが多くなりました。


▲ 左上:メジロ 左下:ムクドリ 右:アオサギ


▲ 左:コブハクチョウ 右上:ホシハジロ 右下:ヨシガモ

ということで、河川敷はもう行かないというわけではないですが、
散歩コースは名古屋城&名城公園に移転変更します。
よって新カテゴリに[◆ 名城フォトスケッチ]を追加します。

さっそく昨日、名古屋城お堀周りと名城公園をカメラを持って
一周してきましたので、そのフォトスケッチをアップしておきます。

2月最終日の名城公園には、もう春があちこちに姿を見せ始めていました。







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