立秋の名古屋城とホシハジロ

2016-08-16 | ◆名城フォトスケッチ




猛暑続きで、名城散歩も休止中でしたが、
久しぶりに出かけてきました。

久々の名古屋城は、お盆休み中という事もあり、
暑い盛りにもかかわらず、
結構、観光客で賑わっていました。
日差しはキツかったですが、
それでも暦の上では立秋という事で、
日影での風は、幾分心地よく感じられました。
少しずつではあるけど、
小さな秋も姿を見せはじめています。



それで、今回の一番気になっていた事は、
以前にも書きましたが、あの北に帰りそびれた
ホシハジロなんですが…

城内からお堀を見下ろした時は
見つかりませんでしたが、
お城を出て、お堀沿いを歩いていると
すぐに見つかりました。



一瞬、マガモかカルガモかと思いましたが、
一羽だけだし、茶色い頭と白っぽい羽根で
すぐにボッチのホシハジロと分かりました。

何だか凄いね!ホシハジロ!!
結局、この名古屋の猛暑を
たった一羽で乗り切りそうです。
もう少し頑張れば、また去年の仲間に会えるでしょう。
来年は、仲間と一緒に帰るのか、
それとも、もう、このお堀の主に仲間入りして、
お気に入りの名古屋城に
永住するんでしょうか…(笑)



この日のお堀は、年中いるカルガモも
避暑に出かけているのか、
見かけた鳥は、常連のコブハクチョウ・
アオサギ・カワウ・ガチョウだけでした。





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“庵野” シン・ゴジラ

2016-08-06 | ◆空と映画とスタジアムと…


シン・ゴジラを公開初日に観てきたんですけど、
なんか頭の中が整理できなくて、今日になってしまいました。

総監督が庵野秀明さんということで、
エヴァっぽさがあちこちに見られて、
賛否両論、色々と物議を醸しているようです。

個人的には、以前ハリウッド版GODZILLAの感想でも書きましたが、
それぞれの世代(ファン)によって観てきた作品も違うだろうし、
関わり方もあるので、第一作に必要以上に拘ることもないし、
時代に合ったテーマを持ったゴジラなら、
それで良いんじゃないかと思っています。
※以下、少しだけネタバレ ヒントもありです…

“庵野”シン・ゴジラのテーマは、
2011年 東日本大震災を経て創造された新ゴジラで、
ゴジラが上陸する場面では、3.11を思い起こさせるシーンや、
有事に対応する政府への皮肉もありで、
大首都東京の大災害に対する不安を描いた作品(警鐘)とも言えます。
そういう意味では、“庵野”シン・ゴジラは、
破壊神ゴジラの面目躍如たるゴジラ映画ですね。



それで思うのは、ゴジラの破壊は部分的で済みますが、
本当の大震災が東京で起きたら、
ゴジラ程度の被害では済まないと思うけど…
(ただ映画の中では、最悪の事態も想定されましたが)
現実にされている震災対策は細かな事ばかりで、
根本的な対策としての首都機能分散化とか、
真剣に考えなくて良いのかな〜? 国は…

確か20年位前には、
名古屋&岐阜方面に首都機能の部分移転話が
しきりにされていたけどね〜
その後、どうなっちゃたのかな???

映像はさすがに力が入っていて、特撮(VFX)は海外に出しても
恥ずかしくないと思いましたが…
お話は、大人の事情や色々と皮肉を込めた展開で、
更に登場人物の多さと早口で、子供が観たら
ポカ〜ンとしちゃいそうな進行が、何だかとても残念でした。
政府&人物に関する部分は、もっとシンプルにした方が
良かったんじゃないかな〜?

細かいことを言い出すとキリがありませんが、
最初にシン・ゴジラが姿を現した時は、
思わず吹き出しそうになりました…(笑)
僕だけじゃないと思いますけどね?!
まっ、こういうのもアリ??

それにしても、音響&音楽がイマイチ
盛り上がらなかったのは、何だったんだろう?




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