“山崎” ゴ ジ ラ − 1.0

2023-11-06 | ◆空と映画とスタジアムと…


ネット上では“山崎”ゴジラ−1.0が
大絶賛状態になっていたので、
早速観てきました。
感想は、ネット上の高評価が
大納得の素晴らしい出来でした。

初代ゴジラへのオマージュ・
受け継がれたメッセージ性、
恐怖と苦悩と葛藤、涙、涙、涙…
そして特撮(VFX)も
ホント素晴らしかったです!



VFXを多用していても
知らないSFの世界じゃないから、
時代・状況の大きな違いこそあれ、
日本の風景、生活感がよりゴジラの
恐怖・リアルティを感じさせます。

クライマックスに向かうシーンでは
何だかハリウッドっぽいノリで、
これは、ひょっとして米国及び
世界でも受け入れられるじゃ
ないかというストーリー(脚本)というか、
世界を狙っているのかな…(笑)

いや、(笑)は失礼!
結構本気で世界を狙えるかも…

これはある意味、山崎貴監督の
現在までのノウハウを全て詰め込んだ
集大成の作品じゃないでしょうか…

生きて、抗え。


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“庵野” シン・ゴジラ

2016-08-06 | ◆空と映画とスタジアムと…


シン・ゴジラを公開初日に観てきたんですけど、
なんか頭の中が整理できなくて、今日になってしまいました。

総監督が庵野秀明さんということで、
エヴァっぽさがあちこちに見られて、
賛否両論、色々と物議を醸しているようです。

個人的には、以前ハリウッド版GODZILLAの感想でも書きましたが、
それぞれの世代(ファン)によって観てきた作品も違うだろうし、
関わり方もあるので、第一作に必要以上に拘ることもないし、
時代に合ったテーマを持ったゴジラなら、
それで良いんじゃないかと思っています。
※以下、少しだけネタバレ ヒントもありです…

“庵野”シン・ゴジラのテーマは、
2011年 東日本大震災を経て創造された新ゴジラで、
ゴジラが上陸する場面では、3.11を思い起こさせるシーンや、
有事に対応する政府への皮肉もありで、
大首都東京の大災害に対する不安を描いた作品(警鐘)とも言えます。
そういう意味では、“庵野”シン・ゴジラは、
破壊神ゴジラの面目躍如たるゴジラ映画ですね。



それで思うのは、ゴジラの破壊は部分的で済みますが、
本当の大震災が東京で起きたら、
ゴジラ程度の被害では済まないと思うけど…
(ただ映画の中では、最悪の事態も想定されましたが)
現実にされている震災対策は細かな事ばかりで、
根本的な対策としての首都機能分散化とか、
真剣に考えなくて良いのかな〜? 国は…

確か20年位前には、
名古屋&岐阜方面に首都機能の部分移転話が
しきりにされていたけどね〜
その後、どうなっちゃたのかな???

映像はさすがに力が入っていて、特撮(VFX)は海外に出しても
恥ずかしくないと思いましたが…
お話は、大人の事情や色々と皮肉を込めた展開で、
更に登場人物の多さと早口で、子供が観たら
ポカ〜ンとしちゃいそうな進行が、何だかとても残念でした。
政府&人物に関する部分は、もっとシンプルにした方が
良かったんじゃないかな〜?

細かいことを言い出すとキリがありませんが、
最初にシン・ゴジラが姿を現した時は、
思わず吹き出しそうになりました…(笑)
僕だけじゃないと思いますけどね?!
まっ、こういうのもアリ??

それにしても、音響&音楽がイマイチ
盛り上がらなかったのは、何だったんだろう?




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どうしたんだ?!サッカー日本代表欧州組…

2014-09-25 | ◆空と映画とスタジアムと…


やっとブラジル遠征合宿(練習?!)の成果が出始めたんでしょうか?(苦笑)
この活躍・成果をぜひW杯で観たかったのに…
ちょっと遅くなりましたが、
ここに来てサッカー日本代表欧州組の皆さんがヨーロッパで覚醒・大活躍中です!!
※もう皆さんご存知のニュースばかりですが、
 嬉しくて、ちょっと書き記しておきたかったので…

ドルトムント香川真司くんは、
チーム復帰戦でいきなりゴール&得点に絡むパスでの活躍。
復帰即得点も凄かったですが、8万人の大観衆と
そこでの愛され具合に改めてビックリでした。
ACミラン本田さんは早くも3得点と、
イタリアでのメディア評価も前シーズン終盤とは手のひら返し状態になってます。
調子落としたらまた手のひら返し…?!
そして前シーズンに引き続き絶好調のもう一人のシンジくん、
岡崎さんが、あのW杯を制した国のブンデスリーグで
ただいま5得点の得点王!!
労を惜しまず走り回る岡崎さんカッコイイです!
なんだか最近は、ガムシャラだけじゃなくて
ウルトラテクニシャンの一面も魅せて更に覚醒中!?


▲ネットから拝借しましたが、嬉しい写真です

一人ひとり挙げたらキリがない程、欧州で活躍する選手が増えてきて、
結果も出してくれているのが嬉しいというか、
Jリーグが開幕した頃はもちろん、まだプロが出来る以前には、
こんな夢の様な状況は想像すら出来ませんでしたから…
もちろん奥寺康彦さんのような超例外的な(欧州でプレーする)
サッカー選手は居ましたが、その活躍のニュース情報量は、
昔のサッカー人気に比例するほどの少なさでした。

欧州の各国リーグもまだ始まったばかりで、
長いシーズンでは、まだまだ選手それぞれに好不調はあると思いますが、
できるだけ欧州から沢山の嬉しいニュースが聞こえてくるのが、
今シーズンの楽しみです!


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GODZILLAを観終わった後に残ったモヤモヤ

2014-08-06 | ◆空と映画とスタジアムと…


先日書いたように、映像的には文句をつけられない程の仕上がりでしたが、
反面、内容には個人的にいくつかモヤモヤが残っちゃいましたので、
一応、自身の覚書的程度に書出しておきます。


1. 破壊神と救世主

日本版ゴジラは、本来、自然災害のような強烈な破壊神の化身としての姿と、
今回のハリウッド版のように、人類の救世主となる姿との
二つの相反するキャラの持ち主でしたが、
出来ればハリウッド版も最初は、アメリカの都市を派手に壊しまくり
大自然(災害)に対する畏怖を表現する、
破壊神であって欲しかった気もしましたけど…
どうなんでしょう?


2. 核とGODZILLA(ゴジラ)

日本版初代ゴジラが評価されたのは、
単なるに怪獣映画だけじゃなくて、核実験や過度な先進科学に対する
警鐘・メッセージが込められていたからでした。
その回答の一つがフクシマだったとも考えられます…


今回ハリウッド版は日本版初代ゴジラを意識した…と噂になっていましたが、
実際は、日本版ゴジラ覚醒のきっかけとなったビキニ環礁の核実験が、今回は新解釈で、
ゴジラ退治のための正義の兵器という解釈になっていました。



そして、芹沢博士の反対を無視し、サンフランシスコでの両怪獣退治対策として、
米軍がより強力な核兵器を使おうとしたことが、
再び核の誤ちを犯してしまうという(ヒロシマの再現)、
米国の自戒の念を込めた、ちょっと微妙な核メッセージだったんでしょうね?
何だか分からなくはないけど、メッセージとしては
イマイチ貧弱な感じでした。
※追加文:と思ったら、サンフランシスコというのが結構重要ポイントでした!

更に原子力発電所や放射性廃棄物処分場は、MUTOの餌場という設定で、
核(原発)との繋がりを描いていましたが、意味合いは、ただそれだけでした。
日本人には原発崩壊のシーンは、ちょっとショッキングだと思いますが、
これは現実に置き換えられるわけではないし…
むしろ逆にMUTOのように放射線を吸収してくれる生物がいたら、
人類にとっては、核処理の救世主になってくれるんじゃないのかな~(苦笑)
だけど、これも現実には置き代わらないしね~

この物語で描かれた核は、両怪獣を倒すための核弾頭も含め、
全てMUTOとGODZILLAの生態に関する糧(エネルギー)としてで、
それ以上でも以下でも無かったような気がします。
原発・原潜・放射性廃棄物処分場と、核に関するシーンは多く出てきて意味ありげですが、
それが単なる小道具・背景としか感じられなかったのが、
何とも残念だったような…

強引な核絡みは、よりリアリティの喪失になりそうなので、
今後は、メッセージ性のない核絡みなら程々にしておいた方が…
と思ってしまいました。

ただ今回は、核を媒介にして両怪獣の生態・生存の関係が描かれていますから、
物語的には、そこを知っておくことが、両怪獣の行動を理解する上での
重要なポイントなんですけどね(笑)。


3. 細かいツッコミ(ゴメンナサイ)

○ 広島原爆で死んだ父って、芹沢博士(渡辺謙)今何歳?!
○ 今どき何で列車で核弾頭運ばなきゃいけないのか意味不明?!
○ どうでもいいけどMUTOは、いつの間に受精してたの?!(苦笑)
○ 本当のGODZILLAのサイズはどんだけ…?
 以前予告編の時に書きましたが、ポスターの絵から推定したら
 500m以上になっちゃいましたが(ポスターはあくまでイメージ画でした)、
 公称はどうやら150m位だそうです。
 でも、海を泳ぐシーンでは隣の250m位ありそうな
 空母艦よりかなりデカそうに見えたけど…
 本当はいったいどんだけ?

変な解釈ありましたらゴメンナサイ!

今日 (8/6) の夕方は、雷鳴が凄かったです!ゴジラが吠えまくってました…


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青空百景/GODGILLA

2014-08-02 | ◆空と映画とスタジアムと…


昨日は映画の日ということで、楽しみにしていた〈GODGILLA〉と
今更ながらの〈アナと雪の女王〉を観てきました。

〈GODGILLA〉は公開早々に200億円の興行収入と世界中で大ヒット!!
早くも続編が決定したとかとでゴジラ・ファンとしては嬉しい限りです。

それで感想なんですけど、
ゴジラ映画はあまりにもファンの年代層とか
思い入れの度合いに差がありすぎて、
観る人それぞれの価値観が様々なように、
評価がバラバラになるのは当たり前で、
当然ですがこれは、まったく個人的な基準での感想になります。

まず怪獣映画の個人的な評価ポイントは、
ひたすら怪獣=GODGILLがカッコ良いかどうか、
そして、現実では完璧にあり得ない巨大怪獣同士の戦いが、
どれだけリアリティと迫力を持って観られるかに尽きます。
ストーリや設定はどうしたって無理が出ますもんね…
そういう観点から言うと、今作品はもう満点に近い仕上がりでした!!
まさに映画館でしか味わえない娯楽映画の王道作品です。


▲ファン・メイド?のラドン画像(ネットより)

最初、新GODGILLの画像を見た時は、
全体的にメタボじゃないか?!特に首の太さが気になりました。
が、映像で改めて見ているとそれが重厚感に感じられ、
超マッチョな雰囲気で、かなりの迫力を醸し出していました。
そして圧巻は、見得を切るような咆哮と放射熱線を吐くシーンが
この作品の最高の見せ場で、MUTO(相手怪獣)にトドメをさす放射熱線シーンは、
座席の上で、のけ反り帰りそうになりました(笑)。
怪獣の見せ方やカメラワーク、演出も、
迫力を十二分に感じさせてくれて、なかなかの鳥肌モノです。

全体的には、前半一時間をほぼストーリー設定に費やされ、
GODGILLの登場を待ちくたびれさせられたり、
ラドンかと思っていた相手怪獣がギャオス(みたい…)だったり、
ハリウッド映画必須の家族愛物語を押し込められたりと、
細かいツッコミどころ疑問は多々ありますが、
日本では到底望めない予算と技術力で、ここまで仕上げ観せてくれたことに
古参ゴジラファンとしては、只々感謝の気持ちで一杯です!
子供の頃、怪獣映画を観て密かに抱いていた不満を
やっとハリウッド版が一掃・昇華してくれました(笑)。



それでもあと少しだけ、個人的な希望・要望を言わせてもらうと、
日本版では、いつも映像とともに気分を高揚させてくれた、
伊福部さんの様な定番ゴジラ・ミュージックがつくと
(勿論、ハリウッド版らしいロック風ので良いんですけど…)、
更に良作品になっていたんじゃないでしょうか!?

続編を含めどうシリーズ化されるのか判りませんが、
もし、ハリウッド版キングギドラが登場するとしたら
どんな形になるかぜひ観てみたいものです…
ただモスラはちょっと(?)ですかね~
ホント諸々含めて、今後の展開が楽しみで仕方ありません!!!

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青空百景/パシフィック・リム

2013-08-16 | ◆空と映画とスタジアムと…



何!この映画面白過ぎます!!

ちょっと余りに暑過ぎるので、
涼取りを兼ねて映画を観に行ってきました。
こんな時に観る映画は単純明快、荒唐無稽モノが一番という事で
〈パシフィック・リム〉に決定!

何でも、この映画を撮った監督〈ギレルモ・デル・トロ〉は
僕らより少し下の世代で、1964年メキシコ生まれながら
僕らと同じように東宝や大映の特撮&怪獣映画や
日本の漫画・アニメを観て育った人だそうで、
それらの日本作品に対するオマージュを込めて
つくられたのがこの作品だそうです。

なるほど!映画を観て大納得!!

怪獣がそのまま(KAIJU)として呼ばれていて、
まさにハリウッド版特撮怪獣映画になっていました。
今までハリウッドのSFや特撮を観て
特撮の完成度の高さには十二分納得出来ても、
何故かあまりワクワクが出来なかった事が多かったんですが
(時々は眠くなってしまう…)、
この映画には、日本特撮映画ならではの
独特のDNAが感じられ、とても面白かったです。

子供の頃ゴジラやガメラの特撮映画を観てワクワクしながらも、
その作り込みの荒さに「何でもっとカッコ良く(リアル)つくれんのやろ~」と
不満やモヤモヤを溜め込んでこの歳になっていましたが、
この作品の究極の造り込みとスケール感、迫力が、
その想いをやっと振り払ってくれました。

ほとんどが海での戦闘シーンでしたが、
雨や波・飛沫の描き方、演出が卓越して素晴らしいです。
まっ、怪獣と巨大ロボット〈イェーガー〉の戦闘シーンは
とにかく圧巻です!!素晴らし過ぎ!!!
そして、どこかで観た様なシーンを回想させてくれるのも
東宝特撮世代にはタマリマセン!!

こんな作品に細かい突っ込み(脚本・演技や理屈)はあまり意味が無いと思います。
※もちろん水準は高いにこした事はありませんが…
映画ならでは許される非日常的な破壊や、
巨大生物の荒唐無稽な格闘(この辺が特に日本的…!?)を観て
気分爽快になれれば大成功でしょう!
これが日本特撮映画ワクワクのDNAじゃないでしょうか!!

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初!!豊田スタジアム

2013-08-11 | ◆空と映画とスタジアムと…




先日、友人から「グランパスvsレッズ戦が行けなくなったから
チケット(豊田スタジアム)をプレゼントするわ」と突然の電話があり、
昨日、大喜びで初めての豊田スタジアムに行ってきました。

ただ自分の最近のスポーツ観戦は、すっかりTV観戦オンリーの
へたれスポーツ観戦ファンになってしまっていて、
この猛暑の中出掛けたら、スタジアムに着くまでに
溶けちゃわないだろうか?!とか、
2時間近くの蒸し風呂観戦に耐えられるだろうか?!とか
いささか情けない心配をしながらのお出掛けになりました。

昨日は確かに想像通り(以上?)の暑さではありましたが、
結果は何とかその暑さにも耐え、
更にグランパスの完勝と5連勝を確認し、
汗だくの身体とは裏腹に
爽快な気分で帰宅する事が出来ました。







ただそんな素晴らしいスタジアムの素晴らしい試合を
観戦しちゃうと、要らぬ心配も頭をよぎりました…

豊田スタジアムはW杯を前提に造られたスタジアムですから、
自分の目で改めて確認するまでもなく、
素晴らしいスタジアムなのは当然ですが、
瑞穂と較べちゃったりすると
何だか豊田をホームにした方がええんじゃない?!
なんて思ってしまって、その内“豊田グランパス”になっちゃわないか
ちょっと心配に思っているのは僕だけでしょうか…??
て言うか名古屋の比重が実際現実的に
かなり軽くなっている様な気がしますが…???
どうなんでしょか?






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昨日の空と侍 Japan

2013-03-09 | ◆空と映画とスタジアムと…


昨日の空は快晴の天気とは裏腹に、
春霞ならぬ黄砂とPM2.5と大量の花粉混じりの大気で、
外出を思い留ませるような気候でした。

同様に、そんな一抹の不安を感じさせるコンデションだったのが、
この夜のWBC〈侍ジャパン〉で、打線は特に歯車が噛み合わず
1~2点を取るのにもシャカリキで、
一生懸命のプレーが見られるのは良いんだけれど、
2連続のWBCチャンピオンチームなんだから、
あまりにも高校生みたいな必死なプレーは
正直プロとして、ちょっとどうか…?と思っちゃいました。

勿論、大リーグ組の不参加や国内組故障者続出で、
理想の6~7割の戦力でスタートしていますから、
苦戦は戦前からは予想されていたし、
ヘタしたら韓国みたいな結果も考えられましたけどネ…



だけど、理想の戦力が揃わなかった分、
他国との実力差が少なくなっていて(他国も強くなっていたし)、
白熱した試合が見られているんで、
ゲームとしては楽しく、ハラハラ観られて
結果的にオーライか?!とも思っています。
特に昨日の試合なんかは、9回2アウト2ストライクの
崖っぷちまでお追い詰められてからの、同点、逆転劇で、
まるでマンガかよ!?という試合展開は大感動モノでした!
ドラゴンズ・ファンとしても井端の神がかり的活躍で、
一生忘れられない伝説の試合になりそうです。

昨日の夕日も、昼間の春霞モドキのお陰で、
この後の劇的な試合結果を予想していたかのような、
美しい姿を見せてくれていました…(笑)

ただ今後はもっとプラスαの力がないと、
次からの試合が大変なのは間違いないでしょうね?
でも、頑張れ!侍ジャパン ! !

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ウオオ~ッ!大金星!!

2012-10-13 | ◆空と映画とスタジアムと…

● 親善試合 フランス
フランス 0ー1 日本

また一歩、サッカー日本代表が確かな成長の証を見せてくれました。
2001年、同じこの会場(サンドニ)で0ー5で敗れてから11年…
フランスも一時の輝きは無くしましたが、それでも…
一度も勝てていなかった欧州の強国フランスから
ついに1勝をもぎ取りました!

欧州遠征の試合のため、試合観戦は半分寝ながらTVはつけっぱなしで、
フランス戦の開始(日本時間午前4時頃開始)を待ちました。
試合が始まると寝ぼけ眼のまま観戦開始。
試合はフランスですから完全なアウェー状態で、
大きな大会以外の親善試合では珍しい風景
(いつも国内試合ばかりですからね)。
前半はもう攻められっぱなしで見ていられませんでした。
早い球回しとプレスでつけ入るスキなし…
ポゼッションは前半フランスが80%位だったでしょうか(汗)…
それでも明らかに以前の日本代表と違うのは、
決定的なミスが無くなっていて、危ない場面はありましたが
1点も取られず守りきってくれたことですね。

後半も相変わらず攻められる方が多いんですが、
それでもフランスの運動量が少しずつ落ちると共に、
日本もボールがつながるようになり、
攻撃のペースをつかめるようになってきました。
攻められながらも徐々にゴールに近づき、ついに、
終了間際に今野が見事なカウンタードリブルで駆け上がり、
エリア近くで右の長友にパスを出し、長友がゴールに駆け込む
香川に折り返しのパスを出し、最後は香川が押し込むと…!!
本当にお見事なカウンター攻撃でした!

攻め続けていたフランスも最後に息の根を止められた感じで、
もう終了のホイッスルはすぐでした。

勝因はもうナデシコばりに粘り強く守りきった事でしょうね。
特に得点前の川島のセーブも凄まじかったです。
親善試合だったし運もありましたが、
それでも、この1勝の自信は計り知れないと思います。
ブラジル戦も楽しみです!!

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進化を続ける史上最強サッカー日本代表

2012-06-09 | ◆空と映画とスタジアムと…


●サッカーW杯最終予選 ヨルダン戦
 日本 6 - 0 ヨルダン

W杯南アフリカ大会が終わって、ザックジャパンに生まれ変わり、
いきなり連勝負け知らずで、
南アの経験を糧に強くなっていたのは分かりましたが、
今回のオマーン&ヨルダン戦は、
更にあれから二皮剥けたくらい
強くなったと思わせるほどの試合内容でした。

新チームになった当初は確かに勝ち続けてはいましたが、
まだ香川が上手く機能しなかったり、
本田がケガで抜けたままだったり、
新加入選手のお試し期間だったりと、
チームを作るための猶予期間という事もあり、
まだまだ、バラツキはありましたが、
それでもその間に欧州に渡った選手達は、
長友&香川を筆頭に驚異的に個々の能力を伸ばしていました。

もともとチームプレーに長けていたのが日本チームの伝統ですから、
問題視されていたゴールをこじ開ける選手さえ育てば、
強くなるのは間違いないのは分かっていましたが、
まさかこんなに順調に渡欧した選手達が成長し、
結果を出してきたのには、ホントに驚きでした。
更に、長友&内田の両サイドバックの活躍も素晴らしかったし、
国内組も決して引けを取らない選手達が育っています。

おかげで昨日は、最高にバラエティにとんだ攻撃が見られました。
両サイドからの攻撃は勿論、ミドルシュート、
セットプレー、遠藤&長谷部のスルーパスと、
選手間の連動に笑いが止まりませんでした。
FWに限らず、誰が点をとっても不思議ではないし、
あらゆるパターンの攻撃が見られました。

もう、これからは格下相手にはヘンなお付合いはせず、
ランク通りに徹底的に差を判からせる点差を付けて、
格を表す試合をして欲しいですね。
以前は相手チームや選手に名前負けする事もありましたが、
今後は逆のケースも増えるでしょう。

ちょっと気が早いですが、
早くもブラジルW杯が楽しみになってきました。
このチームはまだまだ伸びシロがあると思います。
ブラジルではどこまで成長・完成しているのか
楽しみでしょうがありませんね~

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