ゲージュツの秋

2005-11-13 | ◆Photo Diary
昨日は実家周辺での展覧会めぐりを友人としてきました。
芸術の秋の一日を気分良く過ごそうと楽しみにしていましたが、
物の見事に裏切られました。絶句でした。呆れました。

それは、特選に限りなんと100万円という、
地方にしては桁違いの賞金が出る、新人・中堅画家を育てる公募展のことでした。

友人の話では、特選になった作品は審査委員長のお弟子さんの作品で、
応募資格の年齢制限65才(どういう基準か分かったような、分からないような、
笑えます)が最後のチャンス(今年が)ということで、委員長の権限で
強引に与えられた特選だったようです。

作品を実際に見てみると、確かにひどい作品で、少しでも絵をかじったことの
ある人だったら、いかに基礎ができていないか一目瞭然の作品でした。
たとえ噂が無くても、これは無いだろうと思わせるに十分な作品でした。

世の中少なからず、こんなことは覚悟してはいますが、
いくら何でも限度というモノがありまして、思わず「バカじゃ無いの?!」と
つぶやいていました。

読む人にも気分の悪い話ですが、書かずにいられませんでした。すみません!

※写真と話の内容とは一切関係ありません。
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4 コメント

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よくあることで? (かの)
2005-11-13 09:22:07
昔アルバイトで子供の絵画展の審査の手伝いをしました。

落選の絵を集めて出品団体ごとに分ける仕事でしたが、職員仲間の子供が出品していて“佳作に入れてくれ”と頼まれ、“あの絵を残すのか?”とそこのお偉いさんが嘆いていたのを聞いたことがあります。

子供のことだけにやりきれない思いと、親のエゴを感じたました。



力がないことはきっと本人が一番わかっているはず。

これからつらい思いをさせられるのではないでしょうか?見当違いな親心のせいで。

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人間だから… (ndo)
2005-11-13 19:57:10
多少の寵愛は仕方ありませんが、

盲目的な愛情は、かえってその子に不幸をまねくだけでしょうね。

自分の力を誇示するための愛情や、

限度を越した愛情は、本当に勘弁して欲しいものです!!
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なんてこと (ちゃくれ)
2005-11-14 16:37:44
  こんにちは♪

 そんな事もあるんですね~・・・

情けないというか何というか・・・。

恥ずかしいとは思わないのかしら?いい大人なのに。



 せめて、自分はそうならないようにしなきゃ!

(というか、なるわけないんですけど、普通☆)



 窓から見える空、まるで絵を見ているようでステキ♪

窓の形もいいですね。
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公共意識の無いオトナ (ndo)
2005-11-15 02:44:14
これは極端な例ですが、公共の場に行くと

バカなオトナはいくらでもいます。

少なくとも、ちょっとした身近なところから

意識していかないと、いつまで経っても何も

変わることはありませんね~きっと…

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