日出ずる国のサッカー

2011-08-11 | ◆空と映画とスタジアムと…


●日韓親善試合 日本 3 ー 0 韓国

最近、韓国絡みであちこちで騒動が起きていて、
そんな中で行われたサッカー日韓戦でしたが、
日頃の騒動に憤りを感じている人も、
まるで関心のない人にも、日本サッカーを応援する人々には
内容・結果共に気分爽快な試合でしたね~

W杯南ア大会から、新たな成長を始めたサムライJAPANは、
その後、ヨーロッパに渡った選手達が結果を出しながら
自信を付け、それをまた代表に持ち帰り、
ザックJAPANで花を咲かせつつあるのが、
ザックJAPANのこれまでの結果(無敗)と
昨日の結果だったんじゃないでしょうか?!

片や韓国は大黒柱のパク・チソンが代表を抜け、
しゃかりき加減が抜けた様なチームになっていました。

それにしても最近の代表はなでしこ・Uを含め
全てがお互いを刺激し合いながら
好循環しているのがスゴいですね~!

A代表の選手達もオリンピック世代に突き上げられて
ウカウカしてられないし、その伸びしろの大きさは
ホントに無限大の可能性を秘めていて、
今からW杯ブラジルが楽しみでしょうがありません。

話は戻りますが、パスを出す様な落ち着いた
牛若丸(古~っ:汗)香川のシュート!
デビューいきなり2アシストのオリンピック世代清武!!
スペースをつくるそれぞれの走りと
見事な連携のパスワーク!!!
この攻撃で精度を上げたらもう怖いものなしですね!
何だかホントにW杯を持ち帰ってくれるのも
夢ではなくなってきました…

日の出の勢いと言う言葉がありますが、
まさに現在の日本サッカーを表現するのにぴったりの言葉で、
この勢いを更に増して、
是非是非、日出ずる国の美しいサッカーを
なでしこに続いて、世界に見せつけて欲しいものです。


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青空百景/映画「大鹿村騒動記」と大鹿村

2011-08-02 | ◆空と映画とスタジアムと…


昨日、以前から気になっていた映画「大鹿村騒動記」と
「カーズ2」(アナログ&デジタルの両極端セット)を観てきました。
なんだか食べ合わせだと“かき氷と天ぷら”みたいで、
腹痛を起こしそうな組合せ?ですが、
両作とも楽しく観られました(笑)。

今回は映画の感想はちょっと置いといて、
この個人的にとても想い入れのある場所の話を
してみようかと思います。
最初にこの地に行ったのはもう10数年前になります。
正確には大鹿村ではなく、
そのまた山奥にある“下栗の里”が目的地で、
当時から“下栗の里”は日本のチロルと呼ばれ、
とても山深い、個人的には日本の最深部じゃないかと思うほどの、
不思議な雰囲気を持った場所でした。

大鹿村は上田市から浜松市を結ぶ秋葉街道の中にあり、
隣の飯田街道と並びとても歴史のある街道ですが、
現在の大鹿村周辺は残念ながら未舗装路も多く、
商業道路とはとても呼べない、
今では時代に置き去りにされた山間の生活道路です。
逆にそんなワイルドさを残した道のため、
多くのオートバイライダー達に愛されていて、
ツーリングコースとしてもよく使われています。

多分5回くらい大鹿村周辺には行きましたが、
最後に行ってからはもう10年くらい経っていて、
まだ行ってなかった場所や、その後新たに名所となった場所も出来て、
またチャンスを見つけて出かけたいと思っていたところでした。


▲大鹿村は長野県のほぼ南端にあります

観光の名所は自然とその風景に尽きますが、
この映画の柱になっている村歌舞伎も大変有名です。
歴史的なことに関しては、
宮崎駿監督も「千と千尋の神隠し」の取材で
この地方を訪れられたと聞いています。

■大鹿村とその周辺の観光ポイント

●「夕立神パノラマ公園」と「しらびそ高原」は南アルプスを
  間近に見渡せる絶景ポイントです。

●「分杭峠」は近年俄然脚光を浴びているパワーポイントで、
  “ゼロ磁場”地域は寝転がっているだけでパワーを貰えるそうです。

●「御池山クレーター」は日本で唯一の隕石落下地点として
  2003年に確認された場所です。

●「下栗の里」は日本のチロルと呼ばれ、
  南アルプスの麓の深~い谷にある村で、
  その急な傾斜沿いにある家屋と畠は一見の価値有りです。

そんな訳で個人的には常に気になっていた場所が、
新たに注目されて映画の舞台になったという事と、
原田芳雄さんの遺作という事で、
個人的には大変感慨深い作品でした。

映画はそんなに大事件が起きる訳ではないのですが、
村民のそれぞれの悩みとペーソス・ユーモアを交えて
最後まで楽しく観せてくれます。
もう少し長くドタバタを観せてくれても良かったかな~

●大鹿村騒動記公式サイト

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