秋田&長野行脚〈其の四 - 藤森照信展〉

2010-08-28 | ◆山・ドライブ・散歩

▲建築家としての藤森照信氏のデビュー作品〈神長官守矢資料館〉


▲同じくその室内より

草津を後にして鳥居峠を越えて上田市へ下り、
白樺湖を経由してお昼に茅野市に着いた。
もう高速に乗れば瑞浪はすぐだけど、
GAKUさんに「どうする?」と聞くと、やっぱり行く前に話しておいた
「ツリーハウスを見て行く」と言うのでナビゲーションする。
メッサーを牽引していたので、専用駐車場より離れた広めの場所に車を止め、
先に〈神長官守矢資料館〉に寄る。
ここも上にあるツリーハウス(高過庵)も藤森照信氏のデザイン建築で、
個人的には今日本で一番面白い建築家です。

資料館を見学していると氏のポスターが貼ってあって、
偶然というかグッドタイミングというか、すぐ近くの茅野市美術館で
現在個展を開催中ということで、今度は僕の方が行きたくなって、
高過庵をそそくさと見終え、駅前の美術館に直行する。


▲▼一番マスコミを賑わし色んな雑誌に取り上げられた〈高過庵〉



▲これもお洒落な建築の茅野市民館(中に茅野市美術館)

美術館の駐車場に何とか車を止めると、早速美術館前の広場に
明らかに氏の作品と分かるモノが現れた。

〈空飛ぶ泥舟〉と名付けられた作品は、
個展を見に来た人々に一般公開されていた。
話を聞くと40分くらい後だったら見学出来るという事なので、
予約をして、館内の方を先に見に行く。
展示はアイデアスケッチやイメージモデル、他に素材の実物、
そして実際に建てられた建築は写真に解説が付けられ展示してあった。
やはり年月を経るごとに需要はどんどん増えていて、
最近建てられた作品は知らないモノが結構あった。

一通り作品を見終わると〈空飛ぶ泥舟〉見物の時間が近づいていたので、
再び庭の方へ出る。ちょうど降り始めたグループと入れ替わり
僕らもハシゴを昇り、入室する。


▲栗の様な茶室/一家に一室!!(笑)


▲窓越しに見える部屋が個展会場

中はやはり(高過庵)と同じく茶室になっていて、
奥に釜があり、真ん中のテーブルを挟んで6~7人は入れる造りだ。
思ったほど揺れも無く、話し込んでいれば、
ワイヤーで吊り下げられている事も忘れてしまいそうだ。
簡単な説明を聞いて10分居たか居ないかで下に降りる。


▲肝心な茶釜とテーブルの写真が無い!(苦笑)


▲やがて〈高過庵〉の隣へ移転されるそうです

これで二人の用は全て終わったので、心置き無く帰路につく。
結局なんやかんやと時間を使い、瑞浪に着いた時は日も沈んでいました。
いつもの飲み屋さんでお疲れさまの打ち上げをし、
濃厚な3泊4日の旅も無事終わりましたとさチャンチャン!!


▲本当に楽しい旅でした!皆様ありがとうございました!!

※ちなみに〈神長官守矢資料館〉と〈高過庵〉は当ブログ
 2006年5月7・8日にも紹介しています。



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秋田&長野行脚〈其の参 - 志賀高原〉

2010-08-27 | ◆山・ドライブ・散歩

▲横手山駐車場から見る志賀高原(正面に笠ケ岳)


▲連続の登坂道に息も絶え絶えのスズキ・エブリィ

酒田を出発してから新潟まで走り、SAで休憩・睡眠をとる。
空が白々するころ目を覚まし、再び帰路につく。
当初話していた志賀高原にGAKUさんが寄りたいと言うので、
信州中野ICで高速を下りる。

湯田中から長い登り道を走り続ける、
エブリィにはちょっと辛い道でした。
横手山に着いた時には7時頃で日も高くなっていましたが、
外に出た僕らはガタガタと震えていました。
確か途中で見かけた温度計は16℃位でしたから無理もありません。
しかし、一瞬でしたが僕らはこの夏の日本の
天国に居る事が出来ました(笑)。
それは気温だけじゃなくて、ここから見られる絶景は、
日本の高原道路の中でも最高クラスのモノだと思います。
この時期に、この涼しさとこの風景を
堪能出来る贅沢は無いでしょう!


▲白根山に向かう道


▲白根山に登る途中で見かけた花

朝食を食べたかったのですが、早くて何処もやっていないので、
白根山の駐車場に再び絶景を見ながら移動する。
とりあえず駐車場に車を止め湯釜が見える所まで歩いて登ってみる。
20分ほど登るとちょっと離れているが碧白く輝く火口湖が見えた。
後ろには弓池と湿地帯、その横には走って来た道と遠く長野の風景…
絶景三昧でゲップが出そうな気分でした(笑)。


▲白根山火口湖(湯釜)


▲白根山駐車場&弓池・湿原(上P)と走って来た道(下P)


▲駐車場をうろつく人なれしたカルガモ達(上P)
 駐車場の反対側にある弓池を泳ぐカルガモ(下P)


▲写り込みが非常に綺麗な弓池 カルガモが休憩中

駐車場に下りて軽く食事をし、池と湿原へ散歩に行く。
可愛いカルガモの兄弟・家族が何組か見られた。
空気も良くホントに気持ちのよい場所でした。


▲同じく弓池とカルガモ


▲すぐ近くに寄っても気にせず寝てます


▲池周りと隣の湿地帯を散歩する

その後、温泉地独特のあの臭いを嗅ぎながら草津温泉に
下って行くと、途中に大露天風呂があったので車を止め、
休み明けのガラガラ露天風呂でゆっくり休み、
昼食を食べて草津を後にしました。



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秋田&長野行脚〈小休止 Messerカード&ムービー〉

2010-08-26 | ◆Illustration
◆カード
いつも主催者の意図とか理解せず、好き勝手に作っているカード。
今回も勝手に作っちゃいました。いつもお粗末でスミマセン!





◆動画
少しですが動画も撮りましたので、雰囲気だけでもお楽しみください。
動画は不慣れで見苦しいモノが映っていたり、
解像度が荒いですがお許しください。

●レコブレ高速道路走行
KR200SUPER ndo


●GAKU車後部座席より撮影(田沢湖周遊中)
KR200 ndo




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秋田&長野行脚〈其の弐 - 田沢湖ミーティング・武家屋敷〉

2010-08-25 | ◆山・ドライブ・散歩
朝6時頃目覚め、ひと風呂浴びて朝食を食べ、メッサー隊はそそくさと会場入り。
会場は角館の武家屋敷端にある大駐車場で、天候は時々小雨がパラつく
曇天でしたが、かえって暑すぎず良かったかも…
とりあえず観光客が増える前に、恒例のメッサーお揃い写真撮影会に行く。


▲▼旧い町並みにも自然に溶込むスタイル!


僕達が到着した直後はまだ集まりもイマイチでしたが、
時間の経過と共に続々と旧車が集まってきました。
そんな中でも個人的に期待していたのが、埼玉のAkiさんが
個人的情熱で復活制作された、メッサーシュミットの
スピード記録トライアル車〈レコードブレーカー〉通称レコブレで、
旅の途中から自走で10時過ぎに到着!


▲レプリカと言えどもまさか日本でお目にかかれるとは…

マジマジと見させて頂きましたが、内外とも見事な出来映えでビックリ!!
特にエンジンを搭載した後輪足回りのフレームワークは美しい!!
非常に負荷のかかる部分ですが、一気に壊れない様な
付加を上手く分散させる仕組みは、素人目ですがお見事に感じられました。


▲どの角度から見ても美しい!!


▲内部は随所にオリジナルアイデアが満載 - 完璧な21世紀仕様

とりあえずはお目当ても拝見出来たので、次は純粋な観光で
武家屋敷&角館の観光巡り、駐車場から真っ直ぐ続く武家屋敷通りを
ゆっくり歩いて抜け(約600m)、一度絵木内川の堤防へ出て
しばらく戻り、また武家屋敷を横切って裏に回り、
8の字型に一周してきました。
この街の規模からするとこれだけの屋敷が残っているのが
ちょっと不思議な気がしましたが、国規模での貴重な観光遺産ですね。
何よりも一軒一軒の敷地の広さと、そこで育った庭木のデカさが
圧倒的な歴史を感じさせてくれます。


▲▼森の中に屋敷を造ったかと思うほどの立派な庭木 - まさに歴史です


堤防道は両側に桜並木があり、春になると素敵な桜のトンネル道を
歩けるのが容易に想像出来ます。
武家屋敷も桜が綺麗そうなので、いつか再度、春にも訪れてみたいものです。


▲春に是非歩いてみたい桜並木の絵木内川堤防

再び会場に戻り、更に増えた旧車達をもう一度見て回る。
そうこうしていると、サービスで市内周遊するバスが出発しそうだったので、
今度は旧いバスでの市内観光に出かける。


▲もちろんメッサーだけではなくて色んな旧車が集まっています


▲綺麗に保たれた旧いバスで市内周遊

そんな事をしている内に楽しい時間はドンドン過ぎてゆき、
帰路につく時間が近づいて来た。
後ろ髪を引かれる気分ながらも、せんべいさんにお礼を言い、
とりあえずてっちゃんの住む酒田市に向けて出発する。
酒田まではメッサー三銃士+埼玉レコブレ組での走行で、
今度はAkiさんの操縦する真っ白な、まだ湯気が立っている様な
レコブレの走行を鑑賞しながらの楽しい走行となりました。
途中レコブレのパイプステーとエキパイのトラブルはありましたが、
トラブルを出し切って完成した暁には、末恐ろしい
モノが出来上がるでしょうね!!


▲白いレコブレ、メッサー3台の中でも強烈に目立ちます!!


▲なんだか分からない車が3台も!すれ違う運転手の顔が思い浮かびます(笑)

酒田市に到着後、みんなで美味しいカレーを食べて、
各車解散それぞれの帰路に着きました。


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秋田&長野行脚〈其の壱 - 出発~田沢湖〉

2010-08-24 | ◆山・ドライブ・散歩

▲猛暑の瑞浪を脱出

出発一週間前に急遽決定しました秋田行き。
ぼんやりと行ってみたいとは思っていた〈 田沢湖ミーティング〉でしたが、
直前まで全く現実味はありませんでした。
それが自分の気持ちの高まりと、行ける状況が直前で一致したため
急遽便乗参加させて頂きました。
※〈 田沢湖ミーティング〉=角館の旧車レストア職人せんべいさんが
 主催・運営されている旧車の集い。


▲牽引車・乗員を含んだ総重量はかなりのモノでターボ付きでも坂道は苦戦…

20日の昼過ぎにメッサーマイスターGAKUさんの車に便乗し、
灼熱の瑞浪を出発しました。
コースは瑞浪から秋田まで延々高速1000円休日割引コースです。
本来は新潟から山形を経由して行くのですが、
ドライバーの希望によりわざわざ200Km以上も大回り
(新潟・郡山・蔵王経由)しての秋田(角館)入りでした。
せっかくの東北満喫ドライブでしたが、新潟からはひたすら
夜間走行でしたので風景はぜんぜん楽しめず…トホホッ。


▲絶景の長野-姨捨SAで一休み

▲日本海が見えた頃には日没時間

それでもおかげで翌日早朝には秋田入りし、角館近くまで着けたので、
高速の中にある温泉に寄ってゆっくり休んでから角館入りしました。
せんべいさんの家に着いた時には総走行距離は900Kmオーバー!!
走行・休憩を含め約20時間の高速道路内生活…(苦笑)。


▲翌朝7時には秋田-錦秋湖PAに到着 温泉で休憩

▲せんべいさんの工場とレストア中の〈HONDA S600〉

ブログではいつも拝見していましたが、初対面のせんべいさんは
写真通りの優しい方でした。
奥様の美味しい昼食をいただきながら、同じくメッサーで参加の
ヒロユキさん〈瑞浪〉とてっちゃん〈酒田〉を待つ。
両氏到着後、涼しくなるのを待ってメッサー3台で
田沢湖一周ドライブに出かける。


▲田沢湖の金ピカ〈たつこ象〉

▲▼田沢湖周遊中のメッサー三銃士


初めての田沢湖と金ピカに輝くたつこ象に少々びっくり(笑)。
湖はけっこう大きく見えるがメッサーで走ってみると
あっという間に一周してしまった。
GAKUさんの後席は以前乗った時より足回りが固くなっていたのか、
変なフワフワ感が無く快適な走行でした。
真後ろで咆哮し続けるエンジン音と、前車から流れてくる
オイル臭を堪能(人によっては苦痛…か?)しながらのドライブは、
メッサーならでは世界でしょう。


▲秋田名物〈ババヘラアイス〉のおばさんもメッサーに一目惚れ!
 早速 携帯で撮影中(右P)
夜は角館の温泉宿に各地から集まられた旧車オーナーの方達と、
マニアックな話で盛り上がって楽しい時間を過ごす事が出来ました。


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2010 盛夏

2010-08-03 | ◆Illustration

▲バリエーション3 使い回しもほどほどに(苦笑)…

暦の上では立秋も近いですが、暑さはまだまだこれからが本番。
暑中お見舞い申し上げます。

なぜか沖縄や九州より気温では負けていない(負けて欲しい!)
中部酷暑地方ですが、外出は出来るだけ夕方以降に行い、
日中は完全エアコン下で地獄の猛暑を避けて過ごす、引きこもりndoです。

適度に暑さも受け入れた生活も必要かとも思いながらも、
ついつい楽なスタイルに偏ってしまうのは歳の所為でしょうか?

汗もロクにかかないで、ビールや冷たい甘いモノばかり食べていると
夏バテどころか余計腹が出てくるのが恐怖です…

皆様も、この史上最強かと思われる2010年の8月を
お体を大切にし、無事お過ごしください。


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