政治ネタ(らしきもの)を書いたついでにもう一つ。先般の北海道知事選挙の投票率は51.7パーセントで史上最低の率であったようである。有権者のほぼ2人に一人しか投票していないということである。以前、「無党派層は眠っていてほしい。」と語った政治家もいたようだが、低投票率を喜んでいる人もいるのでしょうね。もちろん、投票するか否かは個人の自由なので、そのことについてとやかく言うつもりはないが、結果としては「長いものに巻かれる」ことになるのは確かなようだ。
国会の話題で恐縮だが(考えると腹立たしいことばかり)、与党と野党のせめぎ合いにおいて、攻める側が野党の場合はことごとく中途半端のまま、時間の経過と共に風化してしまう案件が多いようだ。例えば、公文書の改ざん問題などはとてつもなく重大なことなはずなのに、結局は責任の所在も明確にせずうやむやにしたまま時が経過している。今回の放送法に関わる案件も「あれは改竄です!」という主張が容認(?)されたかのように過ぎ去ろうとしている。旧統一教会問題もしかりとなりそうだ。野党の不甲斐なさを言う前に「国民が舐められている!」が正解のように感じている。
長い冬からようやく解放された北海道!北広島市に完成した「エスコンフィールド」が北国の春に色どりを添えてくれた。今年は優勝しか目指さない!と豪語する新庄監督率いる日本ハムファイターズの活躍に期待したい。まさかファイターズが札幌から離れることはないであろう!と胡坐をかいていた札幌市。ファイターズ亡き後の札幌ドームを沸かせるべき「コンサドーレ札幌」の存在も見逃せない。私は両チームを応援しているのだが、今のところ両チームともに成績は芳しくない。ファイターズは打線が弱い上に守備の乱れが目立ち、好投するピッチャーを見殺しにする試合が続いている。一方、コンサドーレは攻撃的サッカーで点は入れるが、それ以上に点を取られてしまい惜敗を続けている。「勝っても、負けても一生懸命応援するのが真のフアンだ!」と言う人もいるが、あまりにも弱いと球場に足を運ぶ人の数も減ってくるのではないかと心配である。私はバスケットボールにはさほど興味がないのだが、レバンガ北海道にも同様なことを感じている。「連敗はあるが、連勝はない!」から脱却してフアンを喜ばせるチームに育ってほしいと願っている。
4月を迎えて、数日前の残雪もその日のうちにほとんど溶けてしまい、前庭には全く雪はなくなった。しかし家裏の日当たりの悪いところには、まだ相当の残雪がある。したがって屋敷内から雪が完全に消えるまでには、まだ10日ほどかかると思われる。そして、月末には桜の開花が見られるかもしれない。桜の開花については例年であれば5月の連休の前後、その年によって多少のずれはあるが、今年は早まるという予報であった。しかし、この数日の風の冷たさからは、ほぼ例年に近くなりそうな気配である。
4月といえば、入学式、入社式等が軒並みであるが、今年は軒並み対面で行われているようである。新入生も、新人社員も今年こそはコロナ禍から解放されて伸びやかな生活を送ってほしいものである。今日は9日投票日の道知事選挙、期日前投票に行ってきたがマスク無しでもお咎めはなかった。このまま平常な生活パターンに戻ることを期待したい。それにしても坂本龍一氏逝去のニュースは悲しかった。彼のように素晴らしい音楽家であり、素晴らしい人間性を有する人物の死は殊更に惜しまれる。