にほん民族解放戦線^o^

米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

ダイエットが成功しない本当の理由②

2008年12月12日 | 雅無乱日記

さて、ダイエットが成功しない本当の理由①でみてきたように、人類が常に飢えてた時代に形成された本能が「油」を“うまい!”と感じさせるのかもしれない。

そういうものに中毒になっちゃったら、脳から麻薬が出てきて「ハマっちゃう」ので、自分の意志ではどうにもならなくて、バクバク食ってブクブク太っちゃう。で、ブタ(肥満)一直線、ってなことになってしまう。

でも、人間が「うまい」と感じるのは、本能的な欠乏によるものばかりじゃない。

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伏木先生は、人間が「うまい」と感じるときについて実に面白いことを言っている。

http://www.nttcom.co.jp/comzine/no015/wise/
簡単に要約してみると…

☆「うまい」ものの5つの条件

①生理的に必要なものが「うまい」
 腹が減ってると、同じものを食ってもうまいと感じる。
 汗かいた後はしょっぱいものがうまい。
 「必須アミノ酸」が入ってる食べ物はうまい。

②食文化に合致するものが「うまい」
 子どもの頃から慣れ親しんでる味はうまいと感じる。
 脳で味を感じる神経回路が後天的に形成されるから?

③みんなが“うまい”と言ってるものが「うまい」
 行列のできる噂のラーメン屋はさほどでもなくてもうまいと感じる。
 高価なワインは、実際どうかはともかくうまい気がしてくる。
 「情報」を消費して「うまい」と感じている。

④薬理学的にハマっちゃう「うまい」
 これが先日①で述べた、脳内麻薬がドバっと出るうまさ。
 キーは「油」と「砂糖」と「だし」
 だし+油でラーメン、砂糖+油でクリーム、スナック菓子中毒もこれ?

⑤みんなでわいわい食うと「うまい」
 たしかに、一人寂しく食ってるより、みんなで食う方が断然うまい!
 実際にうまいかどうかは別にして、なんとなく、でも絶対うまい^^;)



これを僕なりに整理すると、①と④をくくって、③と⑤をくくって、

①④は本能が求める生理学的「うまさ」。

③⑤は人間関係、共認が決める「うまさ」。

②は、共認が決める「うまさ」(③⑤)と生理学的「うまさ」(①④)とが成長の過程で脳の中で関連付けられた結果生まれた「うまさ」、といったところだろうか。

たしかに振り返ってみると、やっぱしかオフクロのつくった味噌汁はうまいし、子どもの頃はウニも鮑の肝も気持ち悪いとしか思わんかったけど、グルメの先輩たちと呑みに行って「うめー!」と食べる姿を見ながらみんなでわいわいやってるうちに、「ほんまや!めっちゃうまい」なんていつの間にか思うようになってたなぁ…。

逆に、共認充足が不足しがちで、孤独な食生活を送っていると、共認の影響が薄まる分、薬理学的「うまさ」の重要性が相対的にUPするから、肥満や過食症(拒食症)になりやすいのでは?(そういう人には孤独な人が多いよね、明らかに…)

「薬理学的なうまさ」にハマって脳内充足だけを追い求めると、どうもエネルギー過多になり不適応(不健康)になるのは必然みたい。

そんな風にならないためには、「生理学的なうまい」は確かにあるけど、「結局“うまい”は共認充足がほとんどなんだ」、と捉えなおしてみてはどうだろうか。社会的な場では、ドカ食いもバカ食いもふつうできない(「大食い競争」の時以外は…^^;)。自分が他人にどう見えるかばかりを気にして、一人孤独にダイエットに励んでも、脳内麻薬に負けてリバウンドしちゃうだけ。そんな事してる暇があったら、もっと共認充足が味わえる社会に出ていろんな活動をすることだ。そうすれば、代償充足のために脳に麻薬を与えて麻痺させなくたって済むし健康的に痩せられるし…、まさに一石二鳥!

伏木先生は、http://www.nttcom.co.jp/comzine/no015/wise/でもう一つの突破口を示してくれている。

>離乳期前後に「だし」を与えたマウスは、ものすごくだしの味を好きになるんです。離乳期というのは、母乳を飲みながら母親が食べている餌を覚えていく時期。その時期に子供は「これからこういう餌を食べていくんだ」という情報収集をしているんです。その時に味わったモノは、大人になってからも好きな味です。人間で言えば、離乳食で日本的な、だしの味わいのものを食べさせるべきだと考えています。

なるほど~。「油」や「砂糖」じゃなく、もう一つの“薬理学的にうまいもの”の代表格である「だし」を、子供のうちから「うまい」の主役にしちゃえばいいのだ。そうすれば、肥満の大敵の「油」と「砂糖」に過剰に頼らなくてすむ。

しかも、やっぱし日本人の身体には生理学的にも「日本食」が一番!(海外でも大人気“だし”)

というわけで、表題から何か別のことを期待して読んでくれた方には申し訳ないけど、今回も辛口でいかせていただく。

「あるある」を見て捏造に騙されてせっせと特定の食品を食いまくったり、詐欺まがいのダイエット食品に大枚をはたいているような暇があったら、食生活に日本の「だし文化」を復活させたほうがいいんじゃないの?^^;)

肥満にもダイエットにもメガ○ックにも健康食品にもオサラバするには、伏木先生も仰ってる通り、やっぱり日本人は日本人の誇りを持って「だし文化」で、ほんでもってみんなで楽しく食えばいいってことでしょう^^;)


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※ダシを使った料理の味を最後にキメるのが醤油。画像は、私が数年来愛用している<福岡醤油店>の「はさめず」。いまだかつてこれよりうまい醤油に出会ったことはない。

※ところで、この内容って、NHKスペシャル「病の起源」第5集でやってたみたいですね。新聞で最近、伏木先生がやたら採り上げられているから変だなと思ったら。