1月18日(金)の2校時、天使の集いの後に、保健給食委員会が「豆つかみ大会」を開きました。
給食で箸を使っている状況を見ると、正しくお箸がもてていない子がたくさんいました。これまでも、その都度お箸の持ち方については、その場で指導をしてきましたが、長い間に身についてしまって、直すことがたいへん難しい状況でした。
そこで、ゲームを通して、箸の持ち方の意識づけを行い、楽しく橋の正しい持ち方が身につくようにと、「豆つかみ大会」が企画されました。
赤、青、黄の3つの縦割り班に分かれて、決められた時間内に、お箸で大豆をはさんで、いくつお皿からおわんに移せるか競い合いました。
一人の持ち時間は、1年生から4年生は1分間、5,6年生は30秒間です。
豆一つが1点とし、さらに、正しい箸の持ち方ができている児童には、一人5点ずつチームにもらえます。
5年生から豆つかみがスタートし、1年、2年、3年、4年、6年とリレーしていきました。
2学期の終わりから、各教室で練習してきた成果か、箸の持ち方は、???でも、豆を上手につかみ、お椀の方へ移していく子もいました。
箸を上手に持てている子は、豆も上手につかんでいました。
上手な子は、30秒の間に30個近い豆をお椀に移す子もいました。
気になる結果の方ですが、
■豆も数
赤…559個
青…472個
黄…493個
■はしが正しく持てた人数
赤…16人 16×5=80
青…13人 13×5=65
黄…14人 14×5=70
■総合点数
赤…559+80=639 639点
青…472+65=537 537点
黄…493+70=563 563点
はしを正しく持てている子どもは、豆をつかむのも上手だということがわかりました。
はしを正しく使うことは、脳にもよい刺激を与えます。また、えんぴつの正しい持ち方にも通じるところがあります。
豆つかみ大会の取り組みを通して、ほぼ半分の子どもたちが、正しくはしが持てるようになりましたが、えんぴつの方はそこまではいきません。
正しいえんぴつの持ち方で、字を書く良さはたくさんあります。姿勢もよくなりますし、文字も美しくなります。漢字を覚えることにも影響があるようです。
できるだけ早い時期に正しいえんぴつの持ち方ができるようにしておきたいものです。
シャープペンシルを使い出すと、正しい持ち方に直すことはほぼできません。シャープペンシルの便利なところはわかりますが、小学校の時期に使うことは弊害の方が多いと思います。
豆つかみ大会の様子については、1月19日(土)の中日新聞の「びわこ版」(滋賀版)にも掲載されています。また、高月町の広報誌にも掲載される予定です。