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竹原BLOG:奈良民話祭り ― グリム童話・メルヘン・語りの文化 とっておきの話。 

夏の奈良民話祭り:8月5日(金)午後3時より奈良町物語館で4回公演!
奈良燈花会に行きがてら、ぜひ来てくださいね!

三題噺:「枯葉」(ジャック・プレヴェール)、「ひこうき雲」(松任谷由実)、「風立ぬ」(宮崎 駿)

2013年11月23日 | 日記
すっかり秋らしくなってきましたね。
梅花女子大のキャンバスも見事な錦秋です。


地面には枯葉が敷き詰められています。

ところで、みなさま、イヴ・モンタンの歌う「枯葉」をご存知ですね。


(NHK番組「SONGSズペシャル 松任谷由実」より)
左手はイヴ・モンタン、右手は、作詞者のジャック・プレヴェールです。

ジャック・プレヴェールは、フランスの国民的詩人で、
松任谷由実は、この詩人の詩に若き日から親しんでいたそうです。


(NHKの同上番組より)
松任谷由実(ユーミン)は、
高校一年の頃に小学校時代の同級生男子が筋ジストロフィーで亡くなった時
その死を悼(いた)み、「若くして死ぬって、どういうことかな」と思いめぐらし、
高校3年の時、「ひこうき雲」という歌を作ったそうです。

白い坂道が 空まで続いていた。
ゆらゆら かげろうがあの子を包む。
誰も気づかず ただひとり
あの子は昇っていく。
何もおそれない、そして舞い上がる。
空を憧れて 空をかけていく。
あの子の命はひこうき雲。
(作詞・作曲:荒井由美 1973年)

実にすばらしいレクイエム(鎮魂歌)です。
のちに、これは荒井由実のファースト・アルバム(2000年)のタイトル曲になっています。

作曲からちょうど40年目に、なんと宮崎駿がこの曲を映画「風立ぬ」の主題曲に採用したのです。


(NHKの同上番組より)

皆さん、是非、宮崎駿監督の最後の作品「風立ぬ」も見てくださいね。

ひたむきな愛!
自分の夢に忠実にまっすぐすすむ意志!
個人の人生に襲いかかる悲痛な運命!
秘密のない国民が主人公の政治の尊さ!!

みなさんは、何を読みとられるでしょうか?

今日は、「枯葉」 → 「ひこうき雲」 → 「風立ぬ」
の三題噺でした。

では、次回のブログでお会いしましょう!

絵本 『役小角と山の神 - 御所市ふることがたり』 が出ました!!

2013年11月16日 | 日記
御所市の夢絵本製作委員会より
絵本『役小角と山の神 - 御所市ふることがたり』が出ました!!



先日、毎日新聞に次に記事がでていた。

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御所市職員らで作る「夢絵本製作委員会」が企画・製作に取り組んだ絵本
「役小角(えんのおづぬ)と山の神〜御所市ふることがたり〜」(A4判、32ページ)が完成した。
2012年の絵本「井戸のこわい仁王さん〜御所市むかしがたり〜」に次ぐ2作目。

絵本は、御所を代表する歴史上の人物、役小角(役行者)にスポットを当てた。
日本最古の仏教説話集「日本霊異記(りょういき)」に記される役小角と、
御所市森脇に鎮座する「一言主神(ひとことぬしかみ)」が対立した逸話を参考に脚色。
両者が心が通い合い、両立する関係にアレンジ。

1000冊作製し、800冊は図書館などに寄贈。残り200冊は1冊1000円で販売する。【山本和良】

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早速、取り寄せて、読んでみた。

物語は、山で修業をして不思議な力を身につけた役小角がある日、葛城の山の神に出会う。
力比べを通して山の神と役小角はお互いを認め合う。
敗れた役小角は、山の神の名前が消えないように葛城の山に術をかけ、
山の神の望みをかなえ、山の神は日本中に知られる有名な神になった。
それが、「一言主神(ひとことぬしかみ)」である。

詳しくは、下記サイトをご覧ください。
ごせ夢絵本プロジェクト

御所市の若手の職員有志が、地元の子どもにふるさとのお話を届けようと
このような素敵な絵本を製作された。

いいね!  いいね!

今日は、ふるさと絵本の話題でした!
寒くなってきましたね!
私も、すっかり厚着をしています。

では、来週もブログで会いましょう!!


Eテレ:100分de名著「アラビアンナイト」★第1回:世界最長のファンタジーを見ました!

2013年11月09日 | 日記
9月28日のブログで「枠物語」について紹介しましたのを覚えていらしゃいますか?
あの時は、モンゴル説話集『シッディ・クール』と『シンドバード』について
口承文芸学会例会での発表の案内をさせていただきました。

ところで、NHKテレビのEテレで枠物語「アラビアンナイト」についての面白い番組を見ました!


Eテレ:100分de名著「アラビアンナイト」★11月6日放送:第1回:「世界最長のファンタジー」です。

-----NHK番組案内より-----------------

「アラビアンナイト」(千一夜物語)というと、
「アラジンと魔法のランプ」「アリババと40人の盗賊」「シンドバッドの冒険」などが有名ですが、
児童文学として紹介され、広く知られている話は「アラビアンナイト」のほんの一部に過ぎません。
その中には、まるで落語のような話もあれば、推理小説のような話もあり、全体を通読すると、
その豊かな文学世界に圧倒されます。
また「アラビアンナイト」には、歴史史料としての価値もあります。
9世紀に原型となる話が生まれ、時代と共に書き足されていったため、
過去の人々の営みが克明に記録されているからです。
番組では、あまり知られていない「アラビアンナイト」の全貌を明らかにしながら、
千年の時をつめたタイムカプセルとして、物語に秘められた様々な歴史を解説します。
謎とロマンに満ちた「アラビアンナイト」の意外な真実に迫ります!

------番組案内以上----------------------------------


最古の文献としては、9世紀のカイロの古写本「千夜の物語」があるそうですが、
中世イスラム世界で語りつがれて来た物語集で
12世紀までに「千一夜」(アルフ・ライラ・ワ・ライフ)という物語として定着してきたようです。
「千一」(せんいち)とは、日本語の「八万」(やよろず)と同じように、
「たくさんの、数の多い」という意味で用いられてきたそうです。


1704年、フランスの東洋学者、ガランがアラビア語写本からフランス語に初めて翻訳し、
やがて、ヨーロッパで出版ブームになり、
英語版では「アラビアンナイト」と名付けられたのです。

そこには、子ども用の話もあれば、大人用のエロ話も入っています。

その発展の歴史を見ると、
このガランがみた15世紀の写本は、282夜で約35話
ガランの翻訳版(1704~1717年)は、約480夜で60話
それが、ブーラーク版(1835年)とカルカッタ第2版(1839~1842年)では
ついに、1001夜で約260話になったそうです。

もともとは、たくさんの夜をあらわす「千一」が
文字通り「1001夜」にするため、
世界最長のファンタジーが生まれたのが実情だそうです。

はじめから、「千一夜の物語」の原本があったわけではないのですね。

1回目の番組の動画をぜひ見てください。
第1回 世界最長のファンタジー

もちろん、番組ホームページで次回以降の番組予告を参照くださいね。
100分で名著HP

2013年11月13日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)
第2回:異文化が出会う場所

第1回目の再放送:
2013年11月13日(水)午前5:30~5:55/Eテレ(教育)
2013年11月13日(水)午後0:25~0:50/Eテレ(教育)

今日のブログは、Eテレの番組紹介でした。

それはそうと、NHK・BSプレミアム:ファンタジードラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』
見ておられますか?

寒くなってきました。
ご自愛ください。
では、来週、ブログでお会いしましょう!

2013. 11. 9.   竹原威滋

第65回正倉院展に行ってきました!おすすめ:漆金薄絵盤と花喰鳥刺繡裂残片

2013年11月02日 | 日記
美術の秋、正倉院展に行ってきました!


夕方なのにかなりの入場者がいました。


玄関ホールの案内スクリーンを見て、期待が広がる。

今年の見どころは、なんといっても
23年ぶり二度目の出陳となる漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん)でした。


(写真は、展覧会図録より)
仏前に供える香具の台座なのに、蓮弁には、こんなにもさまざまな彩色絵がほどこしてあり、感動しました。
唐花文(からはなもん)や迦陵頻伽(かりょうびんが)、花喰鳥(はなくいどり)、鳳凰、鴛鴦(おしどり)、獅子などを彩絵してありました。

もう一つ、注目したいのは、
花喰鳥刺繡裂残片(はなくいどりのししゅうぎれざんぺん)です。


(写真は、展覧会図録より)
これは、1975年に染織品整理中の唐櫃から発見された刺繡の残片だそうです。
正倉院には、無造作に保管された布きれにも、こんな素晴らしい刺繍絵が残されているってすごいですね!
花枝をくわえた鳳凰鳥が唐花の上で片足立ちをし、宝相華文の葉のような大きな尾羽を立ち上げています。
虚空には散花(さんげ)と蝶が配されています。

そのはか、聖武天皇ご遺愛の平螺鈿背円鏡、楽器や伎楽面、貴族の遊びの道具、腰飾りや刀子などの装身具、宮中の年中行事にかかわる道具、奈良朝の人々の暮らしを伝える文書などが出陳されていました。

あなたも、是非、時間があれば、(せっかく奈良に住んでいる方は言うに及ばず、)見に行ってくださいね。

詳しくは、下記のサイトをご覧ください。

奈良国立博物館HP

では、また、来週ブログでお会いしましょう!


『子どもと家庭のための奈良の民話 第2巻:動物たちのはなし』が出版されました!

2013年10月26日 | 日記
『子どもと家庭のための奈良の民話 第2巻:動物たちのはなし』が出版されました!



第1巻の「人の世のはなし」の続刊です。

-------第2巻:出版情報------------

監   修:  奈良の民話を語りつぐ会 代表 竹原 威滋
再   話:  村上 郁
編   集:  青木 智史・竹原 威滋
デザイン : 青木 智史・マスダ ケイコ・山崎 彩乃
編集 協力:  小西 雅子・吉本 京       
定   価:  840円(税別)/ A5判 100頁
発 行:  京阪奈情報教育出版株式会社
       〒630-8325奈良市西木辻町139-6
発 行 日: 2013年10月31日

-------目 次-------------
 一、人と動物  
 二、きつねがいっぱい、たぬきもおるで  
 三、柳生の市窪ざる  
 四、鳥たちのはなし  
 五、へびのはなし  
 六、かえるのはなし  
 七、動物とちゃうけどな
 おまけ
--------------------------

目次をみただけでも、面白そうでしょ!
ぜひ、子どもたちに声に出して読んであげてくださいね。

第1巻を紹介した8月3日のブログもみてください。

続刊の第3巻は、「こわいはなし、おもしろいはなし」の予定です。

1巻:本格昔話(人間が主人公の話)、2巻:動物昔話、3巻:笑い話と怖い話 
これで三部作が完結の予定です。
あとしばらく、お待ちください。

台風一過、早く秋晴れが続くといいですね!
みなさん、お元気で!
また、来週、お会いします。


飯倉照平著『南方熊楠の説話学』(勉誠出版)刊行:柳田民俗学のルーツに触れる!

2013年10月19日 | 日記
今、私は、「グリム童話と比較民話学」というタイトルで小論を書いているところです。
今月末の締切論文で奮闘しているところに、『南方熊楠の説話学』が出たので、思わず読んでしまいました。



グリム兄弟がヘッセン地方で民話を集め、出版した際、ヨーロッパをはじめ、さまざまな資料を渉猟し、
グリム兄弟は、たえず比較の視点から自らのメルヒェンを見つめている。
「子どもと家庭のメルヒェン集」であるのに、初版から学問的な注を付けている。
その伝統の下、今日では、世界の伝承世界のなかでそれぞれのメルヒェンを位置づけることが可能になってきている。

よく言われることであるが、
シンデレラのルーツが中国にあると最初に指摘したのは、民俗学者の南方熊楠である。
9世紀の中国で書かれた『酉陽雑俎(ゆうようざっそ)』に出てくる「イェーシェン(葉限)」と言う物語である。

今回、飯倉先生の『南方熊楠の説話学』を読んで、なぜ、そのような発見に導かれたか、
その背景が、よく納得できた。

南方熊楠といえば、生物学者として粘菌の研究で知られているが、
アメリカに長年滞在し、ロンドンでは大英博物館に通い博学な熊楠は
フォークロアに関心を持ち、国境にとらわれない視点で説話を見つめていた。

熊楠は、1890年1月9日の日記に
「グリムス『フェーリー・テールス』を読む」と記している。

熊楠もグリム兄弟に関心を持ち、国際的な説話学をめざしていたのである。


長年、熊楠全集の校訂に携わり、中国民話を研究されてきた飯倉先生でなければ書けない
話題満載の本が、『南方熊楠の説話学』である。満を持して出るべくして出た本である。


柳田国男と熊楠の出会いからその後の微妙な人間関係なども読み取れる。
次の一文などを読むと、二人の考えが対照的なので、思わずニヤリとしてしまう。

「蛙が鳴かない池の由来」について、柳田が神の降臨とのかかわりで説こうとしたのに対し、
蛙は雌雄の情念が盛んになると鳴くが、深く冷たい池で性欲が静まれば鳴かないこともあるのだ、
と熊楠は説く。(本書147頁)

案外こんなところに二人の本質が垣間見れるのであろう。

また、こんなエピソードも披瀝されている。

晩年の柳田国男が民俗学を志した動機についてたずねられたところ、即座に
「それは南方の感化です。私のような官吏をしていたものが、こういうことをやるようになったのは、
まったく南方の感化です」と語ったという。(本書154頁)

もちろん、本書の読ませどころは、
「酉陽雑俎」、「日本霊異記」、「今昔物語」、「大蔵経」などに出てくる説話群の
世界的な視野での比較である。

なお、巻末には、熊楠が引用した中国書と大蔵経一覧、飯倉先生の熊楠にかんするお仕事の一覧が
載っており、今後の熊楠研究に役立つであろう。

ところで、以下の私の関連ブログもみてくださいね!
なんとシンデレラの靴が正倉院展にあった?!


今日は、新刊の紹介でした。

ようやく、台風一過、秋らしく、いや急に寒くなってきましたね。
みなさま、お元気で!


BSプレミアム『ワンス・アポン・ア・タイム』グリム童話などをベースにした現代ファンタジー!

2013年10月12日 | 日記
NHK・BSプレミアムで
誰もが知っているおとぎ話をベースとしたファンタジードラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』が
9月19日からスタートしています。


BSプレミアム 毎週木曜日午後11時15分から全22回です。

ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のABCスタジオ制作したものですので
映像もきれいで、物語の構成もしっかりしています。
今まで4回みましたが、みなさんにも
おすすめしたいので、今日のブログで紹介します。

是非、来週木曜日17日の5回目からぜひみてくださいね。


------読売新聞10月10日のテレビ番組ガイドより---------------

白雪姫、赤ずきん、ピノキオ、ヘンゼルとグレーテルなど、
幸せになるはずだったおとぎ話の主人公たちは、
ある魔法の呪いで記憶を失い、白雪姫は学校の先生に、
赤ずきんはウエートレスに姿を変えるなどして、
時間が進まない街「ストーリーブルック」で暮らしていた。

一方、親を知らずにたくましく育ったエマ(ジェニファー・モリソン)は、
28歳の誕生日に突然現れた少年ヘンリーに導かれ、
ストーリーブルックを訪れる。
エマが街へ足を踏み入れた途端、止まっていた時間が動き始めた。
実はエマは、白雪姫の子どもだったのだ。



10日放送の第4話にはシンデレラが登場する。



番組の黒岩美香プロデューサーは、
「読み聞かせで使われるようなおとぎ話がエピソードとして登場するので、
親子で会話しながら楽しめる。読んだことがない話も、
これが読むきっかけになれば」と話す。

白雪姫はなぜ継母にあれほど嫌われていたのか、
赤ずきんのずきんはなぜ赤いのか。
おとぎ話の謎が徐々に明かされるのも新鮮で、
幅広い世代が楽しめそうだ。

第5話まで、ドラマの前後にワンスの扉」という解説ミニ番組が付くのも特徴だ。
速水もこみちが、ドラマの世界を分かりやすく案内してくれる。

-------以上 読売新聞記事より------------------------


また、スペシャル番組「魔法の国のミステリー 『ワンス・アポン・ア・タイム』の秘密」出演:関根勤、中川翔子
BSプレミアム 10月14日(月)午後10時30分~
をみると、どんな番組かよくわかりますよ。

詳しくは下記サイトをご覧ください。
NHK海外ドラマホームページ

中川翔子エンディング!NHK BS「ワンス・アポン・ア・タイム」ダイジェスト

今日のブログは、アメリカで1500万人以上の人が感動したファンタードラマの紹介でした。

ところで、15日から奈良教育大で「語りの講座III」が始まります。
定員に余裕がありますので、飛び入りでもどうぞ、おいでください。

「語りの講座III」

10月なのに、暑いですね。みなさま、お元気で!



北海道学会グリム・シンポジウムのおこばれ:富士山と札幌観光

2013年10月05日 | 日記
9月27日から30日まで北海道に行ってきました。
北大で開催されたグリム・シンポジウムに参加するためでした。
詳しくは、9月8日のブログを見てください。

27日関空から新千歳空港までANAの直行便で2時間でした。
当日はとてもいい天気で、窓側の席でしたので、
なんと、富士山を見ることができました。

  
ほら、翼の右下にうっすらと富士山が見えています。


望遠で撮りました。珍しい写真ですので、是非見ていただきたくて、載せました。
富士山は世界遺産になって、誇らしげに見えました。

さすが、富士山ですね。手前は日本アルプスの山々があるのですが、
雲海から顔を出しているのは、富士山だけでした。

29日午前中には、北海道大学で、シンポジウム「グリム童話とドイツ伝承文学における父親像と母親像」がありました。


私は、「『灰かぶり・千枚皮』の場合 ―東西の民間説話を巡って―」と題して発表しました。

シンポジウムが終わると、ホッとして、シンポのメンバーで、北大近くのカレー店に行きました。


13品目の夏野菜の「スープ・カレー」をいただきました。
スパイシーだがサラサラと食べやすく、すっきりとした味わいでした。
スープ・カレーは、札幌が発祥の地とは知りませんでした。

札幌観光といえば、先ず、時計台ですね。


札幌農学校の演武場として建てられ、学生達の兵式訓練の場であったそうです。
中に入ると、札幌農学校関係の展示がありました。

そこになぜか、NHKの大河ドラマ「八重の桜」のポスターがありました。



その謎は、以下の新聞記事を読んで融けました。


八重さんは、新島襄と札幌に来ていたのですね。

そして、大通り公園で名物トウキビを食べながら、テレビ塔を眺めました。



今日は、「北海道学会グリム・シンポのおこばれ:富士山と札幌観光」でした。

では、次週、ブログでお会いするまで、お元気で!

それはそうと、
奈良教育大の「語りの講座パートIII」受講希望のみなさま、
もう、申し込まれました?

四季咲きの薔薇//日本口承文芸学会研究例会★「枠物語」をめぐって★白百合女子大10月19日

2013年09月28日 | 日記
少しずつ秋らしくなって来ました。
みなさん、お元気ですか?

我が家の庭にも四季咲きの薔薇が見事に咲いてくれました。


トロル(ノルウエー)とサンタクロース(リトアニア)と小びと(ドイツ)とともに記念撮影!
薔薇とヨーロッパのメルヘン人形、なかなかおもしろいショットの写真となりました。

さて、今日は、日本口承文芸学会65回例会のご案内です。

■日時 10月19日(土)午後1時~4時30分

■会場 白百合女子大学 2号館地階 2008教室
    京王線仙川駅より徒歩10分
 大学アクセスマップ参照!

■内容  モンゴル説話集『シッディ・クール』について 
              西脇隆夫(名古屋学院大学教授)
     
     『シンドバード』について
              西村正身(作新学院大学教授)
     
     日本の継子譚の形成を考える―束で伝わる昔話群から―
              小島瓔禮(琉球大学名誉教授)


------案内の言葉より----------

「枠物語」について

今年一月に西脇隆夫編 『モンゴル説話集シッディ・クール』 (渓水社)が刊行されました。
この物語はインドの『屍鬼二十五話』という枠物語がチベットに伝わり、
「屍語故事」となり、モンゴルに伝えられ、「シッデイ・クール(喜地呼爾)」としてまとめられたものです。
ここには全部で二十六話の物語が枠物語にくみこまれていますが、
このシッディ・クールの伝本は多く、
そのすべてが比較検討されているわけではありません。
また口承文芸との関係も複雑なものがあったのではないかと想像されます。
そのことはこの編著で提示された類話資料からも推測できます。

個々の説話の類話を比較するだけでも、説話がインドから東西に伝播した様子が浮かび上がるでしょうが、
このような枠物語としてまとまった伝承形態をとっていることに注目してもよいのではないでしょうか。
さらにこの枠物語という伝承のされ方は『鸚鵡七十話』や『千夜一夜物語』『デカメロン』
『カンタベリー物語』につながるものであり、広い分布を示しています。
そこで、「枠物語」を素材に説話の伝承の在り方について考えてみたいと思います。
     
------------------ 

今、北海道にきています。明日、シンポジウム「グリム童話とドイツ伝承文学における父親像と母親像」で
発表予定です。
9月8日ブログ参照ください。
                           

奈教大・伝統と文化プログラム 「語りの講座パートIII」 開講迫る!申込み:9月25日~10月4日です。

2013年09月21日 | 日記

「地域と伝統文化」教育プログラムでは4年間にわたり「語りの入門講座」を実施し、
50名を越える語り手を養成してきました。


和気あいあいの講座風景 昨年の講座より 


語りのノウハウについて村上講師の話を真剣に聴く受講生たち


奈良に伝わる仏教説話、鬼や龍の話から、悲恋や母子の人間愛の物語をレパートリーとする語り手たちは、
奈良教育大学他で毎夏年開催される絵本ギャラリーや大学図書館「絵本のひろば」で地域の子どもたちに奈良の民話を語ってきました。
また、本学の学生・院生もその活動をサポートしてくれています。


絵本を見ながら語りに聴き入る子どもたち  奈良教育大絵本の広場にて


今年度もそのような語り手たちや本学の学生・院生を対象に、
語りの世界の面白さを堪能すると同時に語りのノウハウをさらに身につけて、
「学ぶ喜び」を体験することを目的として「語りの講座パートⅢ」を開講するこすることとなりました。
児童や生徒、子どもや孫に民話を語ってみたい方々の参加をお待ちしています。

◇ 日時: 火曜日午後2時~午後3時30分(下記日程)
10月15日・29日、11月12日・26日、12月3日・全5回開講

◇ 会場: 奈良教育大学 講義棟3階 308教室
(JR奈良駅または近鉄奈良駅より約10分 市内循環バス「高畑町」下車)

◇ 講師:本学名誉教授 竹原 威滋、KCN放送事業部係長 植田 一宏
  語り手:村上 郁

今年の講座の特徴:

 ★私が学生時代にドイツ語で読んですごく感激したヴィーヘルト童話について
  作家の紹介と「魔女の子」の語り

  私が民話研究をライフワークにしたきっかけはまさにヴィーヘルト童話なんです。
  そのへんの事情については下記のサイトの音声ファイルを聴いてください。
  ならどっとFM「ほのぼのラジオ-民話の魅力を語る」ゲスト出演! (35分)

 ★ナーミン発行の『子どもと家庭のための奈良の民話』について
  再話をされた村上さんの本づくりの苦労と日常語による再話とは!

 ★語りの本づくりと並んで語りの音声・映像作品作りのノウハウを
  特にKCN放送に植田さんにお願いして講義してもらいます。


学生諸君、ナーミンの方、語りに興味ある方、是非、ぜひ、ご参加ください!

【申込期間】9月25日(水)~10月4日(金) 【参加費】無料

【申込方法】FAX またはe-mail で講座名・氏名・年齢・住所・電話番号・e-mail
アドレスを記入の上、下記に申し込んでください。先着順とします。(定員50名)

【問合わせ先】奈良教育大学 青木智史研究室
          Tel & Fax: 0742-27-9188 Mail: aoki {ATマーク} nara-edu.ac.jp

詳しい内容は大学HPの「地域と伝統文化プログラム」をごらんください。


『天からおりてきた河』インド・ガンジス神話が寮美千子氏の文で絵本になりました!

2013年09月14日 | 日記
奈良に在住し、活躍する作家寮美千子さんについては
これまで、二つの絵本をブログで紹介してきました。

信貴山縁起絵巻『空飛ぶ鉢』
東大寺大仏縁起絵巻『生まれ変わり』

今回は、インド・ガンジス神話『天からおりてきた河』です。



寮さんは、2004年にインドを旅行し、神聖なる河ガンジスのほとりに立ち、
インドの人々の雄大な神話に触れ、その感動をブログに書いておられます。

■インドみやげ/わたしの「ガンガー物語」

そして、その感動を土地の人々の口伝えをもとに物語をブログで公表されました。

■大地に流れおちた天の河 聖なる河ガンガーの物語

その原稿を推敲して、9年後にこんな素晴らしい絵本にされました。
画家は、山田博之さんです。


ヒンズーの多神教の神々も色鮮やかに描かれています。

物語は、

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ヒョウタンから生まれた6万人の王子は、聖者の怒りに触れ、一瞬のうちに灰に。
その魂の供養には、天上界を流れるガンジスの聖なる水が必要だ。
ガンジスを地上に招くための壮大な旅がはじまる。
それは神々をも巻きこんで…。インドの人々が、いまも信仰する神々の物語。
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是非、手に取って読んでみてください!

『天からおりてきた河』

ようやく、秋らしくなってきましたね。

読書の秋、稔りの秋、

私は今、北大でのグリム・シンポの準備で四苦八苦してます!

では、また、1週間後にブログでお会いしましょう!



★シンポ「グリム童話とドイツ伝承文学における父親像と母親像」9月29日北大にて・ご案内★

2013年09月08日 | 日記
日本独文学会の秋季研究発表会において私どものグリミン(グリムと民間伝承研究会)によってシンポジウムが行われます。

今日は、その案内をさせていただきます。

9月29日(日)午前10時から午後1時まで
会場 北海道大学高等教育推進機構(旧教養部)
〒060-0817札幌市北区北17条西8丁目
Tel.: 011-727-9300 (学会当日のみ)
E-Mail: tagung2013hokudai@jgg.jp

詳しくは日本独文学会HPを参照!

シンポジウムVII(10:00~13:00) B会場(N1講義室)

グリム童話とドイツ伝承文学における父親像と母親像
                          司会:野口 芳子
1. ハーメルンの笛吹き男伝説の場合 溝井 裕一
2. 『灰かぶり・千枚皮』の場合 ―東西の民間説話を巡って― 竹原 威滋
3. 『少年の魔法の角笛』に基づく音楽作品の場合 山本 まり子
4. ドイツ語圏の現代伝説の場合 金城ハウプトマン朱美
5. グリム童話全体における父親像と母親像 野口 芳子

今回は、札幌ですので、秋の北海道の観光を兼ねて、いらっしゃいませんか?

来られない方にも、どんなシンポジウムか、発表要旨を載せますので、お読みくださいね。

--------------------

グリム童話は初版の第1巻が1812年に、第2巻が1815年に出版されたので、2012から2015年の3年間はグリム童話出版200年祭に当たる。
グリム兄弟が編集した『子供と家庭のメルヒェン集』は、世界中で聖書の次に普及した本といわれている。
多くの読者を獲得したグリム童話の影響は甚大なものといえる。

グリム兄弟は1810年の初稿から1857年の決定版まで、48年間に8回もテクストの改変を行った。
それに対して『ドイツ伝説集』の方は1度も改変せず、伝承をそのまま収めたとされている。
一方、民謡集『少年の魔法の角笛』はアルニムやブレンターノの提案で収集されたので、ロマン派文学色が色濃く出たものといわれている。
出版の動機が異なるこれらの伝承文学のなかには、語り手が所属していた昔の社会の父親や母親が出現していると思われる。
それとも改変された童話集には、編者の属する近代の父母像が出現しているのだろうか。
伝説集や民謡集と比較することによって、童話集に登場する父母像が、ザイプスやボッティックハイマーが主張するように、近代のビュルガーの価値観に合わせて書き換えられたものか否かについて検証していく。

伝承文学が個人の文学作品と異なる点は、多くの人々に担われてきたということである。
そこには担い手が所属する社会規範が反映している。
このシンポジウムでは、グリム兄弟が収集したメルヒェン、伝説、民謡を取り上げて、そのなかに登場する父母像について、さらにドイツ現代伝説に出現する父母像について考察する。

発表1(溝井裕一)では、「ハーメルンの笛吹き男」伝説を取り上げ、子どもの失踪を嘆く人物が、母親から父親に変えられていく過程を検証しながら、家族像の変遷について考察する。

発表2(竹原威滋)では、各地に流布する「灰かぶり」の異型に注目し、民族や社会の相違により、父母像がどのように異なるのかを見ていく。

発表3(山本まり子)では、『少年の魔法の角笛』の130曲の詩を分析し、父母と子どもの関係に焦点を当てながら、作曲当時の社会を浮かび上がらせる。

発表4(金城ハウプトマン朱美)では、ドイツ語圏現代伝説に登場する父母像を分析することによって、現代ドイツが抱える家族問題について考察する。

発表5(野口芳子)では、グリム童話211話全体を調査し、そのなかに登場する父親や母親はどのような存在なのか考察する。ここでは個々のメルヒェンを取り上げたケーススタディーではなく、包括的見解を提示する。

伝承文学のなかの父母像は近代家族の父母像より厳格で残酷である。
この現象は個人的事項というより、社会的事項として把握しすべきであろう。
このシンポジウムでは、その理由を文学や心理学だけでなく、社会学、歴史学、法学、などの観点から学際的に考察する。
同時に、母性愛や父性愛が時代によって社会によって変遷するもの、すなわち「ジェンダー」であることも証明していく。
(シンポジウム 司会者  野口芳子)
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ところで、私の発表は、『灰かぶり・千枚皮』の場合 ―東西の民間説話を巡って― です。

みなさま、グリムの「千枚皮」ってご存知ですか。
実は、日本の「鉢かつぎ姫」も同じタイプの話であることに気がつきました?



イギリスの「イ草の頭巾」も、日本の「姥皮」もみんな同じ話型なんです。

だって、主人公は、継母に家を追い出される。
その時、どの主人公も、何かのかぶりものでカモフラージュしてよその家に奉公のいくのですから。

「鉢かつぎ姫」は、自分の身分を憐れんで、川に身投げしようとしても、鉢のお蔭で、浮いて死にきれません。


やがて中将殿の家に奉公にいき、4人目の息子、宰相殿と巡り合うのです。


このタイプの東西に民話、基本的な筋はほぼ同じでも、ジェンダーの視点からみれば、面白いことが、見えてきます。

そんなことを発表しようと思っています。

今日は、ながいブログになってしまいました。

みなさま、すっかり秋らしくなってきましたね。
季節の変わり目、ご自愛くださいね。

『世界の太陽と月と星の民話』が刊行されました。

2013年08月31日 | 日記
三弥井書店から『世界の太陽と月と星の民話』が刊行されました。



1997年6月に発行され、長らく絶版になっていましたが、
このたび、新装改定版がでました。

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「月の兎」はどこから来たか? 太陽や月、星などにまつわる伝承を世界中から集め、
分布状況やヴァリエーションなどを調査。
人類の豊かな想像力の世界と、宇宙をめぐるイメージの多様化と共通性に思いをはせる。
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グリム童話などには、よく、太陽のドレス、星のドレス、月のドレスが出てくるが、
メルヘンで特に好まれる「太陽と月と星」。

お姫さんは、「太陽のように美しい」という表現もよくでてきますね。

それにメルヘンの主人公は、太陽、星、月と、よく世界の果てまで、旅をしますね!


本書には「星と蛍の起源」というドイツの話も出てきますよ。

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神さまが天使を地上に遣わすと、その天使が人間に恋をした。
神さまは、困って、天使を天に放り投げると、天使は星になった。
恋に落ちた天使は、静に星としてまたたいておられず、いつも火花を打ち出し、
他の星に火の粉をかけた。
さらに困った神さまは、地上の人間に恋する星を地上に投げつけた。
すると、星は砕けて、火の粉になり、その一つひとつの火の粉が、蛍になって、
恋人のいる野原で飛び回っているという。
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その他、太陽を射る話、隠れた太陽の話、月の中の男と女の話、
天の川、流れ星、オリオン座、金星、シリウスにまつわる話など、
どれもロマンチックな話、悲しいせつない話でいっぱい!

もちろん、日本、中国、インド、西洋、アフリカなど世界の話でいっぱい!

ぜひ、一度、手に取って読んでみてください。

ちなみに、私も比較民話研究会の仲間と世界の龍の話を刊行しています。

合わせて見てくださいね!

★リトアニアへの旅★その1:悪魔博物館で日本の鬼を見る!?

2013年08月24日 | 日記
今週木曜には教員免許更新講習「世界の中の奈良-比較文化の視点から-」があり、
80名の先生方が聴講してくださいました。
その先生方もこのブログの新たな読者になってくださるとうれしいです!

さてさて、今日は、リトアニアの旅シリーズ第1回目です。

7月初旬リトアニアに旅し、国際口承文芸学会に参加し、
素敵な異文化に触れてきました。

リトアニアの旧首都カウナスにある「悪魔の博物館」に行きました。



風景画家のジムイジナヴィチウスが収集した悪魔がたくさん陳列してありました。

彼は、友人の神父に悪魔の人形をもらったことがきっかけで、悪魔グッズを集め始めたそうです。
今では世界じゅうから悪魔グッズが届くそうです。


それでは、その一部を鑑賞してもらいましょう!


板に描かれた悪魔の絵


このお面は、角(つの)を生やし、どことなく、日本の鬼に似ていません?


このお面の角(つの)は、羊の角でしょうか。


これなんて、まさに日本のナマハゲとそっくりですよね。


悪魔も天使の真似をして、羽を生やして、空を飛ぶのでしょうか。


角(つの)もあれば、足には蹄(ひずめ)も生やしていますね。


ほし草刈りも持っていますね。これで人間を刈り取る死神でしょうか?


龍は悪の象徴(=悪魔)なので、それを聖人が退治するというシーンもよく見られます。


魔女も女の悪魔なのでしたよね。魔女は箒に載って空を飛ぶ。猫をお供にして。

日本の鬼は、季節の変わり目に異界からやってきて、悪霊を払い、新しい時(正月、節分)を寿(ことほいで)くれる来訪神です。
もちろん、ナマハゲなど恐ろしい面もありますが。まあ善悪の両義的存在ですよね。

ところが、ヨーロッパでも、昔はそのような来訪神であったのに、
キリスト教が入ってくると、異教の神々はみんな悪魔に貶(おとしめ)られたんですね。

だから、ヨーロッパの悪魔も、もとは両義的・神的存在だったのです。


これは、リトアニアから買ってきたおみやげです。

左前の2体の悪魔、よく見てください。なんだか親しみのもてる間の抜けたオニです。人懐(ひとなつこ)くて。
後ろのサンタクロースはまさに(クリスマスに来る)来訪神ですよね。
右手の天使は、どことなくくつろいだお行儀の悪い女の子みたいですね。

今日は、東西のオニの比較文化論でした。

暑さもあと少し、みなさま、一週間後にブログでお会いしましょう!


シンポ「伝承文学における父親像と母親像」 in ジェンダー学会<武庫川女子大・9月7日(土)>案内

2013年08月17日 | 日記
毎日、暑いですね。
民話祭り、絵本ギャラリーなど夏のイベントが一段落、ホッとしているところです。

我が家の庭では、今、夾竹桃が満開!! 

私も暑さに負けず、頑張らなくては!

さて、今日は、秋口に開催されるシンポ「伝承文学における父親像と母親像」の紹介です。



以下、案内文から―

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母性愛や父性愛は本能のごとく語られることが多いですが、
現実の社会では子どもを虐待する実の父母も存在します。
「女らしさ」や「男らしさ」が時代によって社会によって異なる性差であるのと同様、
母性愛も父性愛も生物学的な本能ではなく、社会や文化によって左右されるジェンダーなのです。
本大会では様々な国や時代の伝承文学を取り上げて、
そのなかの父親像と母親像を検証することによって、
母性愛や父性愛がジェンダーであることを明らかにしていきます。

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パネラー1 「御伽草子における母親像と父親像」 佐伯順子
パネラー2 「中国『花木蘭』における父親像と母親像-事詩から演劇へ-」 中山 文
パネラー3 「英国伝承バラッドにおける父親像と母親像」 鈴木万里
パネラー4 「グリム『ドイツ伝説集』における父親像と母親像」 野口芳子
コーディネーター  谷口 秀子

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日時:2013年9月7日(土)、13:30~17:00  
場所:武庫川女子大学マルチメディアホール(MMホール) 兵庫県西宮市池開町6-46

詳しくは、下記のサイトをご覧くださいね。

日本ジェンダー学会第17回大会案内

私も一聴衆として参加します。

今日は、ジェンダー学会の案内でした。