★2013年8月4日(日)
◆目的地:西岳(長野県長野市戸隠、2,053m)
◆メンバー:単独
◆コースタイム:5:35鏡池駐車場~9:20P1(第一峰)~9:45西岳~10:18本院岳~11:47八方睨12:00~12:54戸隠神社奥社~13:30鏡池駐車場
◆天気:曇り後晴れ
【概要】
・来週のこの夏メイン山行に備えての足慣らしのつもりで行ったが結構ハードだった。
・鎖場には、初心者や腕力のない者との同行の場合はロープが必要かと思う所が何カ所かあり。
・稜線上の登山道は笹等に覆われており分かりにくく、更に片側は崖なので要注意。
・前回(2009年10月)は蟻の戸渡りを登り戸隠山を縦走したが、今回の西岳は蟻の戸渡りを下る。
・蟻の戸渡りは秋(蕎麦の季節)には大渋滞だが、この時期はスムーズに通過でき、稜線から戸隠神社奥社まで約55分だった。
【山行記録】
来週の土曜からの2泊3日の山行がこの夏最大のイベント。
今シーズン、沢は行ったが山はまだ行っていないので、
岩場を含めた事前山行をする必要を感じ、
以前から行ってみたいと思っていた戸隠の西岳を目指す。
鏡池から不動沢へ下る途中のカーブで標識を見落とし、
不動沢への降り口を間違えてしまう。
さらに境界確認作業用のピンクリボンに惑わされ、道なき道を彷徨う。
いくら波線の登山道といっても、これでは沢登りの藪漕ぎと変わらないので、
道を間違えたと気付き途中まで戻って仕切り直そうと来た道を戻っていると、
登山者が表われ、正規の登山ルートが分かった。やれやれ。
ここでこんなことでは来週が思いやられるが・・・。
やはり地図上波線とはいえ、登山道は当たり前のことだが分かりやすい道である。
牧場を越え、なだらかな尾根を登り最後の急登を過ぎると、これからが核心部。
(牧草地から見る西岳、本院岳)
戸隠奥社から蟻の戸渡りまでの鎖場も結構凄いが、こちらは鎖場は更に大変。
かなりの腕力を必要とする所もあり、初心者等を同行する場合はロープが必要と思った。
(険しそう・・・)
(上の鎖から梯子に移るのに結構腕力を使う)
(険しい道だが、お花もきれい)
P1到着。ここからが稜線を歩き。
(P1表示)
稜線上は笹や藪が生い茂っており、上から見たら登山道が分かりにくい。
東側の崖に落ちないように気をつけながら歩く。
(上からでは登山道が見えない箇所が結構ある)
西岳着。展望はまったくない。
だからか写真を撮るのを忘れてしまった。
水だけを飲み、さっそく出発。
本院岳着。やはり展望は余り良くない。
しかし、写真だけは忘れずに撮る。
ここから八方睨(蟻の戸渡りへの分岐)までが少し長い稜線歩きになる。
結構不明瞭な登山道である。「熟達者向き」とあるのも頷ける。
八方睨までの最後に急登が少し大変だった。
天気は好転してきた。
八方睨で少し休み景色を楽しむ。
(縦走してきた西岳~本院岳)
前回2009年10月の時は紅葉+新蕎麦の時期であり、
戸隠山、特に蟻の戸渡りは大渋滞だったが、今回は2,3人しかいなかった。
(蟻の戸渡上部から)
来週の岩場に備え、蟻の戸渡りをほぼ歩いて渡る。
(蟻の戸渡途中)
(蟻の戸渡を振り返って)
その後の岩場も人がほとんどいないので、前回と違い快適に飛ばせる。
コースタイムは150分だが、55分で戸隠神社奥社に到着。
(奥社の杉並木)
来週の山行の良い鍛錬になりました。
(鏡池の駐車場から西岳を望む)
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