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APECがやって来る(その2)

ここ1週間は、日本国中のパトカーが数多く集結して来ました。
詳細は分からないものの、白黒のパトカーは各県から2台は借り出されているようです。
もちろん運転は、各都道府県警察が担当です。最初は道を間違えるは、
ヤケにオドオド走っているパトカーも見かけましたが、一般市民側としては、
まるでトミカーの限定ミニカーのような、普段見慣れない各県警名が入っている
パトカーに目を白黒しているのです。

もちろんこれらが横浜と東京を往復するので、首都高などは視覚的圧迫で生じる
パトカー渋滞(赤灯を付けて制限速度で走る)となるのです。
運転には県民性も出るようです。
確実に制限速度以下で走行する安全走行は長野県警。
首都高では一般車両が抜かし易い速度であり、地元民の生活を邪魔しないのが良いですね。

最高速度プラス10~20km/h(ここまではスピード違反にならない範囲)で、
安定しない速度により完全に一般車両の流れを惑わす大阪府警のレガシーB4&クラウン。

↑みなとみらい出口付近で出逢った北海道警察の車両は、北見ナンバーを持つクラウン。
大変ジェントルな走りで、一番上手に感じたなぁ。
車載レーダーを装着するV36スカイラインが見れなくて残念。

姫路ナンバーを持つこの兵庫県警のパトカーは、どうやら交通機動隊所属らしく
みなとみらい内の検問渋滞に引っかかっていた所を撮影。

<余談>
ちなみに有識者によれば、画像に出てくる180系クラウン(通称:ゼロクラ)の
パトカー専用車両は、1ヶ月に20台程度、トヨタクラウン生産ラインで、
現行モデルの間に流れて来るそうです。
エンジンも通常の街を流す「警ら仕様(GRS180)」は2.5リッターの5速ATですが、
「交通機動隊仕様(GRS182)」の多くは3.0リッターで6速ATを搭載します。
<余談終了>

残念ながら画像はありませんが、捜査用覆面パトカーも持込まれています。
TLやTAアンテナで区別が出来るこれらの普通のパトカー。
(交通機動隊所属ではないので速度取締機を持たない刑事用車両)
時にはその車種に「おっ!」と驚く事もあります。
その殆どが、何故か国費購入物ではなく、県警購入物を持って来ている事が驚きの
原因みたいです。例えば国費で購入されたトヨタアリオンや新型レガシーの捜査用車両
に慣れている僕には、富山ナンバーのシビック4ドアセダンベースの捜査用覆面パトカー
が新鮮に見えました。


9月10日頃から、人員輸送車1号が各都道府県から最低2台以上持込まれており、
その殆どがいすゞエルガシオを使っています。多くが新車に近いフロントにLED散光灯
が装着されていますが、稀にフィラメント球を使う前期モデルもあるようです。
これらは、いざという時に道路を塞ぐ任務もあるようですが、出来れば見たくない光景です。
少ない人数を運ぶ人員輸送車2号(コースター/シビリアンクラス)も、
10月下旬から増えてきており、遊撃車(ハイエース/キャラバンが多い)を含め、
結構な数になっています。
これらが待機する臨時駐車場(元BMW認定中古車販売跡地)では昼間、
上記画像のような、ちょっと怖い状態になっています。


APECは明日7日からスタートしますが、これらの警察車両達が本格的に活動を始めます。
山手エリアも、検問バリゲードが常備されるようになり、まずます市民の平和が守られて
行くわけです。逆を言えば、地方で泥棒が増えるのかも知れませんね(汗)。
それにしても何で山手はあんなに警備が厳重なのか?
諸説はありますが、海外を知る方に言わせれば
「山手からMM21ならバズーカが届くんじゃない?」
うーん、話が今までの日本と違う・・・。
何事も無く無事に終わる事を祈るのみです。
お巡りさん、頑張って!
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