トゥーランGLi （2年＆46,960km) その16

＜メンテナンス作業＞

5ヶ月前にバーダルコーティングを施工していただいたのですが、
やはり光沢を持続させるには、メンテナンス作業も欠かせません。
丁度良いチャンスでしたので、ウォータースポット（雨染み）の多い屋根を
中心に、山田御大のオススメコースを選択していただきました。

典型的なディーラーなどでのボディー施工＆メンテ作業を想像する限り、
「軽く薬品を付けて、ちょっとバフをかけるだけで終わりかなぁ？」
と思いきや、近付かないと分からないようなウォータースポットを見つけては、
塗装に傷が付かない程度に、何度も磨きます。これが何箇所も行われるのです。
　理由は光沢効果だけでなく、ウォータースポットとは何らかの理由で、
その部分に水が溜まり水滴がレンズ効果を起して、塗装を侵食して行くので、
大変重要な作業だったりします。

全然作業工程は違うのですが、遠い昔、中華街で見た、
「海老のせわた取り」
を、超高速作業で、確実に行っていた中国人のシェフを思い出してしまいました。
この「せわた取り」は、海老の臭みを取り、ジャリっとした嫌な食感を無くす、
料理全体のバランスを保つ為の、地道ながら大切な作業なんです。

山田御大の作業も地道ですが、速さと確実さが求められた上に、
これが車全体の輝きに変化するので、体力だけでなく精神力も求められます。


さてこの後、バーダルコーティングを行い、フロントガラスとグラスサンルーフに
長期撥水剤を施工して納車になります。

次回はその完成した姿をお見せ致しますね。