酒酒落落

~しゃしゃらくらく~
本、漫画、観劇などの記録
【注意!ネタバレあり】

11’0901/セプテンバー11

2014年07月27日 | 映画
原題 11'09''01 - September 11 製作年 2002年 製作国 フランス
イラン サミラ・マフマルバフ 先生が事件を教えようとする学校で村の出来事のほうが重要な子供たち。 
フランス クロード・ルルーシュ 聴覚障害の女性とガイド
エジプト ユーセフ・シャヒーン 9.11のベイルートの自爆テロで死んだ海兵隊とエジプト人の映画監督
ボスニア・ヘルツェゴビナ ダニス・タノヴィッチ 
ブルキナファソ イドリッサ・ウェドラオゴ ビン・ラディンを捕まえようとする少年たち
イギリス ケン・ローチ チリの共産化を阻止するためにアメリカによっておこされた軍のクーデターのために亡命しているチリ人。
メキシコ アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 
イスラエル アモス・ギタイ 同じ日にてるあびでおきたテロを取材すrメディア
インド ミラ・ナイール 救援に向かって死んだのにムスリムというだけで犯人扱いされた息子の家族の実話をもとにしたストーリー
アメリカ ショーン・ペン 日の当たらない部屋で妻の幻と枯れた花と暮らす男性。ツインタワーが崩壊したことで部屋に日が差し込む。
日本 今村昌平 聖戦なんてありえない。日本は半世紀前に学んだはずなのに・・・。

11人の監督が11分9秒1フレームという共通の時間枠で描く「9.11」オムニバス
アメリカのテロにすべてがかき消されてしまったけど、世界ではそれだけで動いているわけどはない。
アメリカがかつてしてきた罪で苦しんでいる人々
しかしショーン・ペンの作品が何気ない日常のなかで起きた感じで怖かった。
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共和政の樹立 小説フランス革命Ⅷ

2014年07月27日 | 
2012年9月30日
著者 佐藤賢一
発行所 株式会社集英社


いよいよルイ16世の処刑までいってしまったわけですが。
処刑されるときにルイ16世が王妃は自分のものではない。
ひいては人民も誰かの所有物ではなく、人間は生まれながらにして自由なのだと気づく場面がすごい。
この死ぬ瞬間のルイ16世のすがすがしさと対照的に革命の方はジャコバン派とジロンド派の政党争いが深まっていき、徐々にロベスピエールに独裁的な傾向が見え始めてきたようです。
誰かが舵取りできるような生易しい流れではなかったと思うけど、やはり箍が外れたのは9月虐殺あたりからなのかな。
はじめから血塗られていて暴走していたのかもしれないけど。
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