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温暖化で100年後の日本海は「死の海」?

2010-09-14 | つぶやき
国立環境研究所や海洋研究開発機構のチームの分析で、日本海深部の酸欠が進んでいることが分かったそうだ。深海に酸素をもたらす「表層水」が、冬の海水温上昇で十分冷やされず、重くならずに深い部分まで沈み込まず、底層水中のプランクトンが消費する酸素に供給が追い付かないことが原因と考えられるという。日露の研究機関が蓄積している観測データを調査の結果、底層水の酸素濃度は50年代から約2割減少。日本海の海水温は、過去100年間で1.3~1.7度上昇、このペースで温暖化が進めば、100年後には日本海の海底付近が無酸素状態の「死の海」になる恐れもあるとして、今後3年間かけて日本海の4海域で詳細な調査をするそうだ。三重大、谷村教授によれば、底層水の酸欠が進むと酸素を必要とするバクテリアや動物が死に、やがて死骸から硫化水素が発生して「死の海」となり、「死の海」の海水が浮上すれば生態系に壊滅的な打撃が予想される他、食物連鎖が変化して、多様な魚類の分布への影響も避けられないという。さらに、海中の植物が光合成で吸収する二酸化炭素が急減し、温暖化が加速する恐れもあるという。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20100914k0000m040119000c.html

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