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トリオ・ソナタ ト長調(BWV1039)

2022-06-24 | つぶやき

バッハのいくつかの音楽の人気の最も素晴らしく、興味深い兆候の一つは、バッハが様々な楽器のために自身の音楽を編曲したことであるそうだ。実際には、他の人々によってなされた編曲も同様に興味深いが、それはバッハの時代のミュージシャンたちが、バッハの音楽が他の楽器でも演奏する価値があると考えていたことを示しているそうだ。
この2つのフルートと通奏低音のためのトリオ・ソナタは、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのバージョン(BWV1027)も存在するが、研究者はどちらも原曲ではないと疑っているそうだ。おそらく、現存していない初期のトリオソナタのバッハによる編曲であろうという。他のトリオ・ソナタも異なる楽器のためのバージョンが存在するが、この作品は2つのフルートのための唯一のものであるそうだ。バッハの時代、横笛やトラヴェルソは上中流階級や貴族に人気があった楽器であり、このソナタは2人のフルート奏者にバッハの音楽を楽しむ機会を提供した(そして今でも)そうだ。 ⇒ Trio Sonata in G major – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - Trio Sonata in G major BWV 1039 | Netherlands Bach Society

(関連:2019/9/11マイブログ