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ブランデンブルク協奏曲 第2番 ヘ長調(BWV 1047)

2021-10-15 | つぶやき

この協奏曲はトランペット、オーボエ、リコーダ、ヴァイオリンのカルテットのためのものであり、譜面上は4人のソリストは全て平等であることを示唆しているが、間違いなくトランペットが最も注目を集める。そして、トランペットのパートは何世紀にもわたり、音楽学的および技術的な観点からトリッキーな問題であったそうだ。どのようなトランペットのために書かれたのか、また、どのようなピッチで演奏されたのか?何れにせよ、そのパートはクラリーノ(高音のバロックトランペット(指の穴無し))の本当の名手のためであり、それ故、バッハの時代にはトランペット奏者は間違いなくこの協奏曲の主役だったであろうという。それにもかかわらず、バッハは平衡があまりにも崩れないようにしたそうだ。より遅い中間楽章では、トランペット奏者は再び息を継ぐことができ、焦点は他の3人のソリストに移る。そしてコントラバス奏者でさえ、取り残された感じはしないそうだ。しばしば、バッハはソロテーマを早い音符でバスに移すため、誰もが輝くチャンスを得るという。 ⇒ 'Brandenburg' Concerto No. 2 in F major – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - Brandenburg Concerto No. 2 in F major BWV 1047 - Sato | Netherlands Bach Society

Musicians on Brandenburg concertos | Netherlands Bach Society

(関連:2020/10/15マイブログ