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チェンバロ協奏曲 ニ長調(BWV972)

2020-09-18 | つぶやき

この作品はヴィヴァルディの「調和の霊感 作品3」第9番 ヴァイオリン協奏曲ニ長調(RV230)をチェンバロ独奏による協奏曲に編曲(転写)したもの。ワイマールのヨハン・エルンスト王子は留学先のオランダで良い音楽をたくさん聴き、1713年に戻るとき、多くの新しい音楽出版物を持ち帰り、それらは、当時28歳で宮廷オルガン奏者や室内ミュージシャンとしてワイマールで働いていたバッハによって共有されたそうだ。バッハはエルンスト王子からの委託や時には自発的に、イタリアからの多数の協奏曲をオルガンやチェンバロのために編曲し、その際は個人的なひねりを加えたそうだ。この作品でもそうであり、第1楽章や第3楽章でそれがみられるという。 ⇒ https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-972/

Bach - Concerto in D major BWV 972 - Egarr | Netherlands Bach Society

●参考までに、原曲のヴィヴァルディ「調和の霊感 作品3」第9番 ヴァイオリン協奏曲ニ長調(RV230)を以下に引用する。

A. Vivaldi - L'estro armonico, Op.3, No. 9 D-dur

(関連:2020/1/8マイブログ