アメリカ地球物理学連合が今年8月に「AGU Publications」上で公開した研究結果によると、1900年以降に世界で発生したM7以上の地震は約32年周期で頻発しており、しかも、地球の自転速度が低下した時期と強い相関を持つことが分かったそうだ。地球は25-30年周期で自転速度を減速させており、減速期間は約5年間におよび、その最後の年の翌年に地震が頻発する傾向にあるという。2017年は自転速度減速開始から4年目にあたることから、研究チームは2018年に大地震が頻発すると考えているそうだ。通常の年であればM7を超える大地震の発生件数は年間15~20回だが、自転速度の低下開始から5年目を迎える年には、平均で25~30回の大地震が発生しているという。尚、地球の自転速度低下と大地震発生に直接的な因果関係があるかどうかは不明のようだ。 ⇒ https://forbesjapan.com/articles/detail/18580
●他にも、琉球海溝付近における地震活動の活発化や、11月15日に韓国で観測史上稀に見る規模の地震が発生、専門家による「スーパー南海トラフ地震」(琉球海溝と南海トラフの連動地震)の指摘など気になる情報がある。 ⇒ http://jishin-news.com/archives/3060
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