情報が多いということもあるのでしょうが
昔に比べて、今のお子さんはいろんな事を知っているし
しっかりしているというか
大人びているような気がします。
じゃあ、理解力も上って、
本当によく理解しているかというと
実は、分かっていない事も多い。
なまじ受け答えがしっかりしているので
あ、わかったんだ、と思ってレッスンを進めると
やっぱり分かっていなかったりする。
分かっていないのに「わかった」と返事をしてしまうのです。
つまり「わからない」が言えない。
わからなかったり、間違ったりするのは
当たり前のことなのになあ、と思うのですが
子どもなりにプライドがありますし
「わかった」と答えておけば物事がスムーズに流れる
と習慣的に「わかった」と返しちゃう子もいるのです。
こういう生徒さんには『ゲーム』です。
鍵盤カードや音名・音符カードなどの
グッズを利用して
あくまで「遊び」として繰り返す。
間違っても笑って終わり。
ゲームが上手になっていく様子を見ていれば
理解しているかどうかはわかります。
間違う事が怖くて
音名を答えるのに30秒くらいかかる子が
ゲームになると1秒で答えたりする(笑)
間違っても平気。