『Tarantella』という曲があります。
タランテラ、或いは タランテッラ。
ピアノを習ってきて最初に弾く「タランテラ」は
ブルグミュラー25の練習曲中の1曲でしょうか。
オルガンピアノの本や ギロックの曲集など
探せば、結構あちこちに。
では「タランテラ」の名前の由来は?
南イタリアの都市「タラント」の名前からきている
毒グモ「タランチュラ」に関する伝説からきている
さて、どっちでしょう。
実は『どちらも正しい』ようです。
そもそも「タランテラ」は南イタリアの舞曲でして
南イタリア・プッリャ州の都市「Tarant(ターラント)」
に由来するといわれています。
そして
そこは「南ヨーロッパ産タランチュラ」の生息地だったとか。
ちなみにタランチュラは体長2~3センチくらいの
その地方では やや大きめのクモです。
クモは見るのも嫌という方もいらっしゃるかと思いますので
写真は載せませんが、見たい方はこちらへ。→☆
その「ちょっと大きめ」の目立つお姿ゆえの伝説が
「こいつに噛まれたら毒がまわって踊り狂う、
いわば『舞踏病』になる説」と
「毒にやられてしまわないためには
必死になって猛スピードで踊るしかない説」。
まあ、その踊りが「タランテラ」というわけでして
「とにかく速く踊る」8分の6または8分の3拍子の舞曲。
一時(15~17世紀)は大変流行したようです。
それが一旦すたれて、19世紀に再び楽曲として復活。
今度はそのスピード性ゆえに
「どうだ、速いだろう!」
と、演奏者の腕自慢的な作品が多く作曲されました。
実際のところ、同じ地方に生息する
1センチ弱のちびクモの方が、猛毒を持っており
南欧タランチュラの毒で人が死ぬことは無いそうなのですが
タランチュラくんにとっては
『姿が悪目立ちしてしまったが故』の
濡れ衣的舞曲なわけです。
タランテラ、或いは タランテッラ。
ピアノを習ってきて最初に弾く「タランテラ」は
ブルグミュラー25の練習曲中の1曲でしょうか。
オルガンピアノの本や ギロックの曲集など
探せば、結構あちこちに。
では「タランテラ」の名前の由来は?
南イタリアの都市「タラント」の名前からきている
毒グモ「タランチュラ」に関する伝説からきている
さて、どっちでしょう。
実は『どちらも正しい』ようです。
そもそも「タランテラ」は南イタリアの舞曲でして
南イタリア・プッリャ州の都市「Tarant(ターラント)」
に由来するといわれています。
そして
そこは「南ヨーロッパ産タランチュラ」の生息地だったとか。
ちなみにタランチュラは体長2~3センチくらいの
その地方では やや大きめのクモです。
クモは見るのも嫌という方もいらっしゃるかと思いますので
写真は載せませんが、見たい方はこちらへ。→☆
その「ちょっと大きめ」の目立つお姿ゆえの伝説が
「こいつに噛まれたら毒がまわって踊り狂う、
いわば『舞踏病』になる説」と
「毒にやられてしまわないためには
必死になって猛スピードで踊るしかない説」。
まあ、その踊りが「タランテラ」というわけでして
「とにかく速く踊る」8分の6または8分の3拍子の舞曲。
一時(15~17世紀)は大変流行したようです。
それが一旦すたれて、19世紀に再び楽曲として復活。
今度はそのスピード性ゆえに
「どうだ、速いだろう!」
と、演奏者の腕自慢的な作品が多く作曲されました。
実際のところ、同じ地方に生息する
1センチ弱のちびクモの方が、猛毒を持っており
南欧タランチュラの毒で人が死ぬことは無いそうなのですが
タランチュラくんにとっては
『姿が悪目立ちしてしまったが故』の
濡れ衣的舞曲なわけです。