林道崖側のハルユキノシタの群落
渓谷の中の石にも生育している
3月26日 ハルユキノシタの株を見る
3月26日 かき分けると蕾があった
4月1日 花が伸び上って来た
ハルユキノシタの開花
花の咲き出しを見る
咲いたばかりの中に、逆さの花がある
観 察 月 日 2013.4. 1. 晴 13℃
観 察 場 所 厚木市 不動尻
不動尻を訪れたのは30年程前で、広沢寺へ向かう二の足林
道の崖側は崩壊防止にコンクリートが打たれていたが、それを
覆う様にハルユキノシタが着生していた。その後何度となく不動
尻には来ているが、花の時期には恵まれなかった。
先月の26日、思い立ったかの様にRさんとハルユキノシタの
様子を見ようと久し振りに訪れて見た。
ハルユキノシタは、昔と同じように崖を白緑の柔らかな葉を茂
らせていたが、それはコンクリートを感じさせない程に茂ってい
た。見た目では以前より群落を拡大しているようだ。花はどうか
と見渡したが、茂る株の表面は平で蕾は上がって来ていない。
「葉を搔き分けて見たら、ほら!、こんなに」とRさん。そこには、
沢山の蕾を付けた茎が待っていた。
そこで前回より1週間経過した4月1日の今日再び訪れてみた。
蕾は葉の塊を押しのけ、10㎝程伸び上っている。下の2枚の花
弁は長く、上3枚の花弁は短かいが黄色の模様に目が引かれる。
雄蕊は10本、開花始めの葯は紅く、白い花粉は出ていない。
どんな昆虫が訪問して来るのか考えると、胸がわくわくする。
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