足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No.1167 ~ すっきり綺麗な シロツバメエダシャク ~

2013年07月24日 | 昆虫

林道を行くとモンシロチョウが飛び出した

「モンシロチョウじゃないよ!」

シロツバメエダシャクだった

今日は 何匹かに出会った

昼は葉裏でお休み 夜が出番・・・・

観 察 月 日  2013 7.14.晴 31℃

観 察 場 所  山北町 玄倉林道

 足元からモンシロチョウ?が突然飛び立った。

 ヒラヒラと5m程先まで飛んで行くと、林道脇の草に止まった。

「モンシロチョウじゃないよ」一緒にいた子が私に向かって言っ

た。モンシロチョウなら草の上に止まる時、4枚の翅をたたんで

立てて止まるのだが、4枚の翅を平たく開いて止まり、中々美

しい。

 その時Mさんが本を開いて、「シロツバメエダシャクよ」とゆ

びを指した。

ところが大人はこれだけでは満足できず「チョウかガか」知り

たくなるのだ。以前は昆虫を扱う本なら“チョウとガの区別の

仕方”の項目が載っていた。         

 ところで、Mさんが用いた本のタイトルは“チョウでも、ガでも

”なくイモムシ ガイドブック”である。本来はイモムシから調べ

る本なのだが、チョウもガも区別せず一緒に扱っているので

ある。

 現在の流れのように思えるが、「チョウは好きだが、ガは嫌

い」と言う人がいる。「チョウは綺麗だが、ガは・・・?」とか、訳

はありそうだが何故か分けないと気が済まない所もあるらしい。

 私の子供の頃は、ガもチョウも分別せず「ガ チョウ」と呼んで

いたが、昆虫学的には正解であったのかもしれない。

 今日の林道では、珍しく何匹かのシロツバメエダシャクに出

会ったが、葉裏に隠れて休んでいるのが昼間の姿であった。


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