アメンボのいる 池
アメンボの若虫 背中と脚に注目
正面から見ると
目をアップすると複眼が
体の大きさは ゴミ?のように小さい イトトンボのヤゴと比べると!
アメンボの成虫の左後脚の先 若虫がぼやけて見える?
マツモムシ若虫 バックスイマーだ
観 察 月 日 2013 6.9 晴 24℃
観 察 場 所 山北町 玄倉 (丹沢湖ビジターセンター)
「昨日池の掃除をしていて、水草を引き上げたら、水草の間に
黒豆?が入っていたんです」と言うんです。「これは何だ」と振っ
たら、それはヤマアカガエルのオタマジャクシで、「水草の間に
潜っていたんです」その後に、Kさんの興味ある話が続きました。
「池の水面を見たら、細かいアメンボと、細かいマツモムシが沢
山泳いでいましてね。この池で孵化したものですね」と。
私は急いでその池へ行ったのは言うまでもありません。池の水面
を見ると、細かい物が浮いているのです。だが老眼の私にはよく見
えません。「ゴミじゃないの」と呟くと、Kさんがすかさず指さしてくれ
ました。
アメンボの幼虫の(幼虫と呼ばれるが、体形は成虫と同じなので
幼虫ではなく“若虫”と呼ぶべきだろう)体長は3㎜あるかないかです。
水面を滑るのでマクロレンズで1対1に近接するのは難しい。
今までもこの池は良く見ていたつもりだし、日常的に水の中の生き
物には興味を持っていたが、よく見えていなかったのでした。
若虫が成虫との違いは、背中を見ると解ります。何でしょうか。アメ
ンボの若虫は体が小さいのに脚が素晴らしく長い。これも意味がある
のです。その為胸部が体の殆どを占め、腹部は小さく心配な程です。
目も若虫ですので単眼ではなく、立派な複眼です。見ている様で見て
いない、知っているつもりが解っていない、自然は未知に溢れています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます