ダムの水面を泳ぐ小群
切り立つ崖に近づく どうするのか?
その時 ガレ場を 登り始めた
一羽に続いて また一羽 大股で力強いのには驚き
続々と登りだす
大きな岩石もものともせず
ガレ場の中で 休息
水面に突き出た幹は止まり木に
この木の茂みのなかに どれ程のオシドリが休んでいるのだろうか
観察月日 2012 1 27 晴 2℃
観察場所 愛川町 石小屋
ダムの水面を泳いでいたオシドリの小群が、切り立った崖の間に
出来たガレ場の急斜面を登り始めた。
水際は荒い砂の斜面だが、すぐに拳大、鳥の体大の岩がごろごろ
している。そこをオシドリが列で登り出したのは意外であった。
水鳥は陸へ上がると、ヨチヨチ歩きだと思っていたら、オシドリ
は結構大股で、すたすた登って行く。そして、大きな岩の転がるガ
レ場で休息した。
直角に削られた岩石の崖には割れ目があり、そこはオシドリの休
む場所にもなっている。又、水面に突き出た枯れ木にも、オシドリ
が並んで休んでいる。
水面を泳いでいるオシドリをカメラで追っていると、時にはその
数が増えたり、減ったりする。それは、水面から飛び立つ鳥がいる
からで、遠方へ行くのかと思うと崖に生えるシイ・カシ類の木の茂
みの中へと消える。逆に、茂みから幾羽も飛び出して水面に降りた
りする。木の茂みの中は見えないが、多くのオシドリが休んでいる
らしい。
オシドリの行動を追い掛けていると、水面を泳いでいるより、木
の茂みやその他で休んでいる時間が、長い様に思えるがどうだろう
か。
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