足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No.1028 ~ ガレ場を登る オシドリ ~

2012年01月30日 | 野鳥

ダムの水面を泳ぐ小群

切り立つ崖に近づく  どうするのか?

その時 ガレ場を 登り始めた

一羽に続いて また一羽 大股で力強いのには驚き

続々と登りだす

大きな岩石もものともせず

ガレ場の中で 休息

水面に突き出た幹は止まり木に

この木の茂みのなかに どれ程のオシドリが休んでいるのだろうか

日  2012 1 27 晴 2

所  愛川町 石小屋

 

 ダムの水面を泳いでいたオシドリの小群が、切り立った崖の間に

出来たガレ場の急斜面を登り始めた。

 水際は荒い砂の斜面だが、すぐに拳大、鳥の体大の岩がごろごろ

している。そこをオシドリが列で登り出したのは意外であった。

 水鳥は陸へ上がると、ヨチヨチ歩きだと思っていたら、オシドリ

は結構大股で、すたすた登って行く。そして、大きな岩の転がるガ

レ場で休息した。

 直角に削られた岩石の崖には割れ目があり、そこはオシドリの休

む場所にもなっている。又、水面に突き出た枯れ木にも、オシドリ

が並んで休んでいる。

 水面を泳いでいるオシドリをカメラで追っていると、時にはその

数が増えたり、減ったりする。それは、水面から飛び立つ鳥がいる

からで、遠方へ行くのかと思うと崖に生えるシイ・カシ類の木の茂

みの中へと消える。逆に、茂みから幾羽も飛び出して水面に降りた

りする。木の茂みの中は見えないが、多くのオシドリが休んでいる

らしい。

 オシドリの行動を追い掛けていると、水面を泳いでいるより、木

の茂みやその他で休んでいる時間が、長い様に思えるがどうだろう

か。

 

 

 


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