神社の裏山の尾根へ急登
ワラビの原
林の高木の梢付近で飛び交う
ゆるい登りの尾根道を行く
白いチョウ?はキアシドクガだ
殿平山の三角点 ガの羽が
鳥に襲われたのか
ここにも落ちていた
観 察 月 日 2013 6.17 晴 27℃
観 察 場 所 山梨県 初狩
集落を過ぎ藤沢子神社に到着、ここから殿平山への登山道
が始まる。地元の人は子(こ)神社と呼び子宝の神様だと言う。
その立派な神殿の脇を裏山へ向かっての急登が始まる。
20分も頑張ると尾根へ出て、視界が開け集落のTVアンテナ
が建ち、一面のワラビの原だ。
Rさんが何番採りかの芽を少々頂くその時、突然モンシロチョウ
が何匹も飛び立った。畑の無い尾根上なので、“おかしい”と疑
いの目で追うと、林を形成している高木間で行くと、立ち木に沿っ
て上昇していく。ミズキの梢近くを見ると緑の中に白いチョウが
揺れ、その数20~30匹程が牡丹雪の様に舞乱れていた。
白い色、大きさ、飛び方、はモンシロチョウだが、高木の梢近く
の空間を飛ぶ訳は無く、頭に浮んだのは“昼間に活動する蛾“
でつい「モンシロガだ」と口から出てしまった。
ゆるい登りの尾根道が続き、開けた場所の木々には、同じく
白い蛾が飛んでいた。
いよいよ殿平山の登りに掛かったところで、枯れかけた幹に
モンシロに似た蛾が止まっていた。見ると脚の黄色のキアシドク
ガであった。
“チョウとガはどこが違う”とはよく聞く話だが、“昼間活動する
のをチョウ、夜活動するのをガ”と便宜的に読んでいるだけで、
動物学的に言えば、両者とも同じ仲間の鱗翅目に入るのだ。
キアシドクガはチョウと呼んでほしかったのであろうか。
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