足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

Mo.1537 ~ イチョウ・トモエガモ ~

2017年12月07日 | 野鳥

観 察 月 日   2017.12.2 晴 9℃

観 察 場 所   厚木市 七沢 (県自然環境保全センター)

 玄関に通じる坂道のイチョウが黄色く染まり綺麗だ。毎年見

ている木だが、昨年の記憶はあいまいだが、今年は色が良く

出ていると思う。

 紅葉と言うと、カエデの種類を始め、ブナ、コナラ、ケヤキ・・・

等赤色の系統が多い中、中生代から生き残った樹種だからか、

クロロフィルムの緑色が衰え、従来含んでいたカロチノイドの黄

色が現われ、見事なまでに黄色に染まると言う不思議さがある。

 「カワラヒワの鳴き声が聞こえる」とのRさんの声に、木の梢を

見るがいない。「道路に降りているのは、スズメかな?」と聞き返

すと、「カワラヒワですよ」と返って来た。

 急いで、レンズを路面に向ける。黄色に染まった落葉の中に、

何羽かのカワラヒワが餌を拾う姿が飛び込んで来た。だが、ここ

は車も人の交通の多い所だ。レンズの向こうには車が迫って来

た。もう少し観察したいと思ったが、2回シャッターを切った所でカ

ワラヒワは、飛び去った。「何を食べていたのかしら」Rさんが、カ

ワラヒワのいたところでしゃがみ込む。路面に散らばっていたの

は、翼の付いた小さな薄い種子であった。

 ここから斜面の下に、池がある。見下ろすと今日は長いレンズ

を構えた人が並んでいる。私も下りて見ると、遠い位置に首をす

くめた孤独なトモエガモがいた。マガモより小さく、コガモより大き

い。のんびりと寝ているが、頭を上げると急に泳ぎ出し、スピード

が早い。 「終了」とカメラから目を放すと、カワセミが小魚を狙っ

ていた。

ことしは、イチョウの色付きがきれいだ。

路上で カワラヒワが餌を拾っている。

「何を 食べていたのかしら」

池を見下ろすと 何か新しいカモの予感!

トモエガモは 昼寝の時間?

コガモの隣で 昼寝の時間?

首を上げると  猛スピードで・・・・・・

「トモエガモはもういいだろう」 とカメラから目を離すと・・・・