2009年6月23日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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もう1週間が過ぎてしまいましたが、6/14(日)は藤井敬吾先生の公開レッスン、基礎講座とコンサートがありました。
第1部は3名の方が公開レッスンを受講されました。
・増田泰隆  ギャロップOp.32-6/F.ソル
・渡邉史明  プラテロと私よりVIII Amistad=Friendshi/テデスコ
・豊嶋真司  フリア・フロリダ/A.バリオス・マンゴレ
藤井先生は作曲家でもあることから、作者の意図、楽曲の解釈の仕方などを作曲家の観点からも面白く、説得力あるお話をして頂きました。いつも思うのですが、藤井先生はとても良く勉強、研究されていて、非常に物知りなため、お話しが泉の如く湧き出てきます。月1回の定期レッスンもよく時間オーバーするのですが、納得出来ます。レッスンを受けてる生徒さん達もきっと楽しい時間なんだと思います。

第2部の基礎講座は3名のモデル生徒さんを前に先生が用意された資料で基本的なことについて講習して頂きました。アルペジオで和音が変わっても同じ音は抑えている指を離さない、左手のフォーム、親指の位置、1弦から6弦に移っていく時は親指を支点に左手が回転して行く、左指の独立を養う練習、弦の弾き方は弦を下に押し下げて弾いたときが一番表面板が振動する実験、そしてアルアイレでもアポヤンドと変わらないしっかりした音の出し方、低音(P)を伴う音階練習で実践的な音階練習の仕方などみっちりとお話し頂きました。そして、第2部最後には質問コーナーでいろいろな質問にお答え頂きました。
                     
第3部はコンサート。
今回は藤井先生の作品ばかりを演奏して頂きました。
・中世組曲
・「むすんでひらいて」の主題による変奏曲
・涙の後に、
・悲しみの少女
・悲しみのワルツ
・小さな天使へ
・三月のソナチネ
ミニコンサートと言いながらも1時間たっぷり演奏頂き、一日充実したひと時を楽しむ事が出来ました。やはり藤井先生の講習会は面白いし為になります。まだ一度も藤井先生の講習会に参加されていない方は是非次回ご参加下さい。たっぷり楽しんでいただけて、ためになりますよ。

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