古川忠義ソロライブ - ミューズの日記
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一昨日の12月13日(火)に大阪のギタリスト古川忠義さんのソロライブがミューズサロンで行われました。これは先回のコンサートの大好評にお応えしてのコンサートでもあったのですが、今回はCBCラジオのつボイノリオさん(これは変換間違いではなくこの様に書くのです)の関係もあって名古屋公演が決まったようで、前日は今池のパラダイス・カフェでもライブがありました。当日はつボイノリオさんがミューズサロンにお見えになってました。私は彼の顔を知らないので残念ながらお話できませんでしたが・・・しかし、CBCラジオの威力は凄いですね。当日は『ばんばひろふみさん』も番組でアナウンスしてくれたようで、直後に電話が何本も入るのです。『先ほどラジオで聞いたんですが、チケットを・・・』と暫く電話が鳴り止まないんですね。4人目位から『先ほどから話中ばかりで・・・』とチョッピリお小言も。しかし、隣の八百屋のご主人も『ラジオでやってたね』と言ってくれるし、なんと八百屋のおばあさんまで聴きに来てくれました。

今回はベンチャーズを中心にポップスコンサートを披露してくださいました。コンサートはキャラバンで始まりました。前回と違って(前回は一部がクラシックで二部がベンチャーズでした)かなり大きな音量で一曲目から盛り上がります。しかも以前より口径の大きいスピーカーを使ってます。勿論スピーカーは富士通テンのイクリプス・スピーカーです。古川さんもライブでいろんなスピーカーやアンプを経験していますが、やはりイクリプスが最高だそうです。

演奏が始まる前に来場者の皆さんに書いていただいた古川さんに対する質問とリクエストを見ながらコンサートを進めていきます。この方式はとても良いですね。皆さんの興味のある事柄や曲目が分かりますから、その場でトークと演奏を作り上げていけます。そして一方通行ではなく、インタラクティブなコンサートになる訳です。ベンチャーズを中心にギターソロで盛り上がり、そして今回は弾き語りも披露してくれました。なごり雪、夢の跡、いちご白書をもう一度、カントリー・ボーイ、そしてアンコールでは傑作中の傑作『糖尿だよおっかさん』と今日来る電車の中で創ったと言う『大曽根慕情』。二曲とも笑いましたね。本当に古川さんはプロのエンタテイナーです。

二部は彼のCD『ファンタジー』からショパンの幻想即興曲、Night of Spain、そして私の大好きなワルツ・ピカピカです。このワルツ・ピカピカは一度聴いてみてください。最高です。文句無く泣かせますよ。まあ、ご自分でも言ってましたが、『古川さんは何をしたい人なんだろう?』と思うほどに多彩なジャンルの音楽を見事に弾き分けます。クラシックもベンチャーズもカントリーもポップスもニューミュージックも、替え歌もジャズもラテンも弾き語りもと。ギターは幅の広い楽器ですが、幅広く演奏できる人はそうはいません。今回聞き逃した人は次回是非お聞きください。きっと『楽しかった~!』と満足していただけること請合いです。

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